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【カレー美術館 ティアム(tiam)】感性を刺激する味! 見た目も素敵なカレーを提供するお店が11/1(日)にオープン

毎週月曜は静岡にオープンした気になる新店をご紹介! 「エスパルスドリームプラザ」からほど近い清水の住宅街の中に「カレー美術館 ティアム(tiam)」がある。ぬくもりある外観に、手描きの看板、古い建物に溶け込んだ異国情緒あふれる雰囲気のお店で、居心地がよさそうだ。扉を開けて中に入ると、ターコイズブルーに近い水色の壁、黄色の天井、木のぬくもりがあるカウンターテーブル、そして奥には小上がりのテーブル席もある。「いらっしゃいませ」と迎えてくれた親しみやすく気さくなオーナーのERIさんにお話をうかがった。

11/1(日)OPEN! カレー・清水「カレー美術館 ティアム(tiam)」

「カレー美術館 ティアム(tiam)」のカレーは五感を刺激するような見た目も味も香りもいいカレー

店名の「ティアム(tiam)」とは、ペルシャ語で初めて出会ったときの目の輝きを意味しているそう。そんな店名に似合うよう、五感をフル刺激したカレーを提供している。

取材した日に提供されていたカレーは、「タコミート茄子のキーマ」「フルーツ×Mixナッツ」「チキン×アボカド」の3種類。カレーは1種盛り、2種盛り、3種盛りの中から選べて、どれにしようか迷ってしまう。2種類以上の盛り合わせを選べば、複数のカレーを組み合わせてまた違う味の変化を楽しめる。副菜もいろいろとのせられており、彩り豊かで栄養満点。「盛り付けは、お皿をキャンバスに見立て、盛り付けにも工夫をしています」とのこと。カウンターテーブルには、さまざまな額縁が描かれており、それに合わせてお皿を置くとまるでアートのよう。思わず写真に撮りたくなる。
カレーはその日の仕入れ状況によってレシピなしでつくる創作カレーで、過去には「季節野菜と厚揚げのタンタンカレー」「柿とレンコンのキーマカレー」「おでんカレー」などといった変わったメニューも。どれもおいしそうだ。スパイスはなんと27種類ほど持っているそうで、カレーによって種類を変えているという。

清水、カレー美術館 ティアム、外観

「カレー美術館 ティアム(tiam)」は藤枝・瀬戸ノ谷の「ゆるびく村」内にあったお店

国道1号線谷稲葉I.C.から北上すること20分。藤枝市瀬戸ノ谷地区の静かな山里の中に、ゆるやかな時間が流れる「ゆるびく村」がある。いくつかの店舗が入居し、その中の一つにカレー専門のシェアショップがあった。
ERIさんは飲食店の厨房で調理の仕事をしていたことから調理師免許を取得。その後、学校給食センターや保育園の給食室で働くなど、さまざまな料理を経験してきたという。いつかカフェをやりたいと思っていたところ、知り合いから「ゆるびく村」のカレー専門のシェアショップをやってみないかと誘われた。「『ゆるびく村』へ行ってみたら、本当にいいところでした。さっそく家でスパイスを使ってカレーをつくってみたんですが、これが想像以上に楽しかったんです」。そこからカレーを研究し、2019年9月に毎週土曜のみに営業する「カレー美術館 ティアム(tiam)」をオープン。静岡から通っていたので少し遠くはあったものの、お客さんに恵まれ、順調に営業をしていた。しかし2020年1月、施設で火災が発生。「カレー美術館 ティアム(tiam)」が入っていた場所も燃えてしまい、退去を余儀なくされてしまう。

清水、カレー美術館 ティアム、店内

「カレー美術館 ティアム(tiam)」のDIYしたかわいい外観・内装にも注目したい

「2020年3月、『ゆるびく村』の再建を目指し、宣伝も兼ねてキッチンカーで営業を再開しはじめました。由比など『ゆるびく村』からはかなり遠いところで出店していたんですが、『ゆるびく村』からのお客さんがわざわざ足を運んでくれたんです。本当にお客さまに恵まれました」。
「ゆるびく村」が再建したら戻るつもりでいたが、再建時期が未定ということもあり、実店舗が出せる物件探しをスタート。そんなときに出合ったのが、今回オープンした清水の物件。「『古いから何をしてもいい。退去するときもそのままでOK』という条件に惹かれて選びました。コロナの影響で先がどうなるかわからない状況ですし、できるだけ費用を抑えたかったので、内装は友人や家族に手伝ってもらいながらできる限りDIYでつくりました。壁紙も塗装もカウンターの棚なども、みんな自分たちでやったんですよ」。もともといつかカフェをやりたいと思っていたので、雑貨や絵などを買い集めていたそう。念願叶ってのオープンとなったようだ。

清水、カレー美術館 ティアム、著名人のカレー

「カレー美術館 ティアム(tiam)」には写真に撮りたくなるような遊びゴコロがあるメニューも

「カレー美術館 ティアム(tiam)」には、「著名人のキーマカレー」というおもしろいカレーもある。バッハ、ベートーヴェン、アインシュタイン、ゴッホといった著名人の顔が描かれたお皿の髪の部分にカレーを盛りつけてある。思わずクスッと笑ってしまうようなカレーだ。
「カレー美術館 ティアム(tiam)」は、老若男女、スパイスが苦手な人でもおいしく食べてもらえるよう、辛さ控えめのカレーも用意。カレーによってはスパイシーなものもあるので、辛いものが苦手な人はオーダー時に相談を。ちなみに、スパイスからつくるカレーなので「辛くはできる」とのこと。辛いものが好きな人はぜひ辛くしてもらっては。
また、クマの形をしたサングリアのシロップ氷がのったノンアルコールカクテル「モクテル」も注目。こんなにかわいいのに、価格は500円ととっても控えめ。イチゴ、キウイ、洋梨、イチジクなど季節のフルーツや、フルーツを凍らせたものなどを使ったラッシーもあるので、ぜひカレーと一緒にオーダーしたい。

清水、カレー美術館 ティアム、ドリンク

【MENU】
●カレー1種盛……1200円
●カレー2種盛……1400円
●カレー3種盛……1500円
●著名人のキーマカレー(ミニサラダ付)……1000円
●カレー各種大盛り…… 200円
●Lunch 限定ドリンクセット…… 200円
●オニオンスープ……300円

●coffee(Ice/Hot)……350円
●tea(Ice/Hot)……350円
●烏龍茶……350円
●ジャスミンティー……350円
●100%オレンジ……350円
●100%アップル……350円
●100%グレープフルーツ……350円
●コーラ……350円
●100%グァバ……400円
●100%マンゴー……400円
●プレーンラッシー……400円
●ジンジャエール(辛口)……400円
●季節のラッシー……600円
●モクテル(くまさんグリア/tiam)……500円
●抹茶ラテ(Ice/Hot)……450円
●ほうじ茶ラテ(Ice/Hot)……450円

●テイクアウト
・タコモコカレー(要事前予約)……850円
・ナンカレーBOX(要事前予約)……900円
・tiamカレー……1,200円〜
・ドリンク……350円〜

「カレー美術館 ティアム(tiam)」の詳細はwomo店舗ページをチェック

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紹介スポット

静岡市清水区

カレー美術館 tiam

藤枝・瀬戸ノ谷の「ゆるびく村」から移転オープン。五感を刺激するカレーのお店

更新日:2021/1/22
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