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【焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)】北海道のバターを贅沢に使って焼き上げる焼き菓子専門店が2021/4/28(水)に三島にオープン

【焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)】北海道のバターを贅沢に使って焼き上げる焼き菓子専門店が2021/4/28(水)に三島にオープン

三島市広小路町にオープンした焼き菓子専門店「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」。バターの香りと、手づくりによるやさしい味と甘さが特徴の焼き菓子を販売している。代表の櫻井さんにお店への想いをうかがった。

2021/4/28(水)OPEN! グルメ・三島「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」

「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」は三島の新しいお土産店としてオープン

伊豆箱根鉄道 三島広小路駅の西側にオープンした「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」。三島広小路駅の東側は「三嶋大社」があり、観光客も多く、栄えている場所。それに対し、西側は地元の人が利用する商店が立ち並ぶ。最近、こちら側のエリアも少しずつ新しいお店がオープンしてきているようだ。黄色い帽子のような屋根が特徴的な細長いビルにできた「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」もその一つだ。

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コンセプトは「バターは心の美容液」。バターの香りはまさに心の美容液。その香りをかぐだけで癒される。
「三島には、これまで手土産を買えるようなお店が少なかったんです。三島の新しいお土産店になれたらと思い、オープンしました。パティシエの女性スタッフをはじめ、お菓子を焼いているのは地元出身の女性たち。もちろん自分も試作を作ったり、焼くのを手伝っていますが、基本的には女性スタッフたちに任せています。ディスプレイも任せていて、かわいらしいでしょう」と代表の櫻井さんは話す。

材料は基本的に国産のものや国内で加工されたものを使用しており、安全で安心して食べてもらえる材料を選んでいるそう。保存料は入れていないので、日持ちはだいたい1週間程度。ギフト用のものは脱酸素剤を入れて密封しているので1か月程度持つものも。プレゼント、お中元、お歳暮、引出物、お祝い返しなどにも使えそうだ。

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「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」にはかわいいマスコットキャラクターが

「アカリ(ACARI)」には、かわいらしい女の子の看板キャラクターがいる。地元のデザイナーさんにデザインしてもらったそうで、名前はもちろん“あかり”。あかりには、ストーリーが設定されている。

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「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」は、あかりがオーブンからこぼれる焼き菓子のやさしい香りに癒された経験から、友人や家族をもてなすような「ほっこり」する手作りお菓子をテーマに開いたお店。自分の店が街の人の中で「灯り」のひとつになることが、現在の夢なのだそうだ。

地元育ちのあかりは、お菓子づくりが大好きで、食べることも大好き。近所に住むおばあちゃんからお菓子づくりを教えてもらい、おばあちゃんから教えてもらったフィナンシェとマドレーヌをベースに、あかりのオリジナルレシピでお菓子を焼き上げている。

あかりは、実際、お店の女性スタッフの誰かなのだそう。誰かはお店の人に聞いてみて欲しい。

「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」のお菓子をご紹介

●あかりのフィナンシェ……180円

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あかりの自信作。焦がし発酵バターとバニラが香るサクフワのフィナンシェ。香りのよい発酵バターを焦がして、丁寧な裏ごしで旨味を抽出。焼き立てのものも、時間をおいてしっとりとしたものも、どちらもおすすめとのこと。
紅茶が入っているの?と聞かれることもあるそうだが、実はこれ、バターを焦がしたときにできるおこげ。これが旨みになっていて、味にコクが増しているように感じる。しっとりしているのに、くどくはなく、無糖のカフェオレなどと合わせると、無限ループにはまりそうだ。
「バターを焦がすことは、鍋も傷みやすいし、正直、とても手間がかかることなんですが、おいしくするために、毎日、がんばってつくっています」と櫻井さんは話す。


●グランマドレーヌ(写真手前)……180円

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あかりの祖母直伝のマドレーヌ。生地を寝かして焼き上げることで、ぷっくり膨らむおへそが特徴的。バターの風味がおへそに詰まって、ほのかに感じるハチミツの甘みが隠し味になっている。
ハチミツを使用しているせいだろうか、このお菓子は本当にやさしい味がする。


●マダムのバナナケーキ……350円

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あかりのお菓子友だち・通称マダムがつくるバナナケーキ。マダムの都会的で上品、振る舞いが洗練されているところに、あかりは憧れている。そんなマダムが焼く絶品のバナナケーキ。あかりの大好物のひとつ。実際に、地元のマダムがお店に焼きに来ているそう。冷やして食べてもいい。
個人的にはこちらがなかなかおすすめ。バナナケーキというと、ケーキにほんのりバナナが香る程度という印象がある。でもこちらのバナナケーキは、原材料表示の一番最初にバナナと書かれているほど、バナナが中心だ。(原材料は入っているものが多い順に記載する)。つまり、小麦粉よりバナナの方が多いということ。だからといって、バナナがくどいというわけでは決してなく、バナナの本当によいところだけを引き出している感じなのだ。ケーキの上には、半ドライのようになったバナナが添えてあり、これがまたアクセントになっていい。


●フロランタン……180円

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アーモンドが敷き詰められたフロランタン。アーモンドやキャラメルの香ばしさと、ほのかな苦みある甘さが評判。
個人的にこちらもかなりおすすめ。正直なところ、フロランタンは甘すぎることがあってあまり好きではないのだが、こちらのをいただいてからフロランタンへの認識が変わった。ほどよい甘さでバターの香りがなんとも幸せな気持ちにさせてくれる。1つ食べるとまたもう1つ欲しくなってしまったお菓子だ。


●おねだりブラウニー……300円

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カカオの風味を活かして、甘さを抑えたチョコレートブラウニー。
手間がかかるかもしれないが、生クリームを添えていただきたい。ナッツがたっぷりと入っているので、食感も抜群。


●レモンケーキ……200円

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冷やして食べるのがおすすめとのこと。レモンのさわやかな酸味と、レモンチョコがまたさわやかで、やさしい甘味が広がるお菓子。


●マカロン……200円

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ピスタチオ、塩キャラメル、メープルが人気。他に、ショコラブラン、抹茶、フレーズ(いちご)、ショコラ、アプリコット、日向夏、カシス、パッション&レモン、フランボワーズ、マンゴー、ブルーベリーと14種類(2021年7月現在)。今後も新しいフレーバーが登場するかもしれない。


他にも、バターサンド、コーヒー・アールグレイ・緑茶などのフィナンシェといったお菓子も日替わりで登場するそう。
「地元の方に飽きられないよう、味や種類は工夫していきたいですね。三島には『箱根西麓三島野菜』という野菜があるのですが、そんな三島の野菜や果物を使ったものもできたらなと思っています」と櫻井さんは話す。

暑い季節はゼリーやパンナコッタができたらと、現在試作中とのこと。撮影コーナーもあるので、かわいい写真を撮りに訪れてみてもいいかもしれない。

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「焦がしバター香る店 アカリ(ACARI)」の詳細はwomo店舗ページへ

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紹介スポット

三島市

焦がしバター香る店 ACARI

三島広小路駅からすぐ。北海道のバターを贅沢に使って焼き上げる焼き菓子専門店

更新日:2021/7/20
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