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womo編集長コラム「仕事が好きか、と聞かれると」

womo編集長のコラム[2016年10月]womoで取り上げたテーマへの想いから最近気になるトピックまで。womo編集長が日常で感じるコト・モノ・ヒトについて語ります。毎月第4金曜日に配信。

仕事が好き?

そう聞かれて、「はい!」と自信をもって答えられる人がどのくらいいるのだろう?

この疑問の発端は、朝、通勤で行き交う人々を観察していたときのこと。

AM8:00、JR静岡駅付近。
最新号の発行に合わせて街頭配布を行うのですが、下を向いて歩く方が多く、体調不良なのか……?と毎回心配になってしまうほど。
「あぁ、今から定時まであと何時間だろう」とか、「早く帰りたい」とか。
そんな心の声が今にも聞こえてきそうで、朝の通勤時はそのくらい表情の暗い方が多いと感じたのです。

せっかく働くなら。せっかく長い時間仕事をするなら。
少しでも自分のプラスになる働き方ができないか、という想いからはじまった、10月号の"仕事"特集。

しかし、実際に取材を進めてみると、womo読者の仕事に対するモチベーションと意識の高さに驚きました。

仕事に関するアンケートでは、「現在の仕事に満足している?」という質問に対して66%が「YES」と回答。
さらに「10年後、どんなふうに仕事をしていたい?」という質問では、「独立して、開業したい」「引っ張っていく側から育てる側へ」など、成長意欲の高い方々の意見が目立ち、こちら側がもっと上をいかねば、と反省するほど。

仕事に関するアンケートを見る

原動力になる"好き"をみつける

本特集では、そんな読者の中でも"好き"という気持ちが仕事の原動力になっている8名を紹介。
エステティシャンや介護福祉士、バス運転手など、バラエティに富んだ職種の女性に取材しました。

一見大変そうに見える仕事だったり、他人からみると「なぜ続けていられるんだろう」と思う仕事でも、日々やりがいや喜びを感じて働いている彼女たちの想いや姿を見ることで得られるものがあるはず。

この号を制作中に、編集部の女性が私に言ったひとこと。
「どの道を選ぶかより、選んだ道でどう生きるか。これ、わたしのモットーです。」
これがまさに、今回みなさんに伝えたかったことかも知れません。

目の前の困難や嫌なこと、だるいこと、つらいこと。
そんなネガティブな感情も、ポジティブに感じられるキッカケや見方を探してみてはいかがでしょうか。

"好き"は案外近くにあるかもしれません。

10月号「"好き"がシゴトの原動力」記事を見る

『womoネット』の「投稿女子トーク」では、みなさんからも仕事ネタを募集しています。
テーマは「わたしの仕事の原動力!」
どしどし投稿ください。

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次回は10/28(金)更新予定です。

更新日:2016/9/30
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