【womoおさんぽ部】浜松市中区<浜松城公園周辺編>
まだまだ知らないわたしたちのまちを、womo編集部がテーマに合わせてご紹介。これを見ればきっと、このまちを歩きたくなる。
浜松市中区 浜松城公園周辺
出世の城「浜松城」を取り囲む市民の憩いスポット満載
浜松駅から約2kmほどにあり、徳川家康の天下統一の足掛かりとなったことから“出世城”として知られる「浜松城」。現在は、往時の石垣の上に新天守閣が再建され、展望台から浜松市街を一望できる絶景スポットのひとつ。城の周りは「浜松城公園」として整備され、市民の憩いの場として親しまれている。公園内には、緑豊かな日本庭園や中央芝生広場のほか、「浜松市美術館」やお茶をたのしめる茶室「松韻亭」もあり、ゆるやかな時間が流れる。また、市内随一の桜の名所としても有名で、春はソメイヨシノを中心に枝垂れ桜や山桜など360本の桜に彩られる様が圧巻。
カフェやレストランも点在し、市街地にありながら季節の風が香る「浜松城公園」周辺、徳川300年の歴史に想いをはせながら、ぶらりと歩いてみよう。
浜松城公園周辺で見つけた。注目の憩いスポット
1.タタズミcoffee
忙しい日々に淹れたてのコーヒーで「佇む」時間を
浜松城公園を拠点とする移動式カフェ。シングルオリジンのスペシャリティーコーヒーやカップオブエクセレンスなど、生産段階からこだわり抜いたコーヒー豆を“淹れたて”で提供。上質な香りと味は、スコーンやビスコッティとも相性抜群で、老若男女で賑わっている。「コーヒーを通じて新たな交流が生まれるきっかけになってくれれば」と話す店主の松島さん。上質なコーヒーを手に“日常”を少し立ち止まって、心やすらぐ時間を楽しみたい。
■写真/カップオブエクセレンスは生産国の厳しい審査で選ばれた最高品質の豆。
●タタズミcoffee[タタズミコーヒー]
090-7432-6187
住/浜松城公園内ほか(移動式のため詳細はFacebookで確認を)
営/10:00~17:00(冬期~16:00)
休/月、木(雨天悪天候中止)
2.ぶんかや
完全予約制の手作りサンドイッチ
1979年創業のサンドイッチ専門店。浜松っ子に長年愛される名店で、現在は完全予約制。ふわっふわの耳付きイギリスパンに挟む具の種類はなんと100種類以上。惣菜系からおやつ系までそのほとんどの具を手作りしているという。手間暇かけて作られるサンドイッチは、ボリューム満点でありながら低価格なのも嬉しい。オリジナリティ溢れる具材とパンの味のハーモニーをぜひ堪能して。
■写真/あふれる具材で存在感たっぷりのサンドイッチ。優しくホッとする味。
●ぶんかや
053-456-7741
住/浜松市中区元城町106-9
営/予約時のみ営業(当日予約不可、土日祝の早朝受け取り不可)
3.MAMEMAME-YA
ハンドメイド作家の作品がズラリ。カフェスペースは憩いの場
こぢんまりとした一軒家で30名のハンドメイド作家の作品を販売。様々なジャンルの作品は品質も技術も高く、「ほかとは違う洋服やグッズを子供に身につけさせたい」という親が個性的なアイテムを探しに来ることも多いそう。2階にはカフェスペースも設置され、手作りスイーツも楽しめる。様々なワークショップも開催され、コミュニティースペースとしても活用されている。
■写真/atelier igrecのビーズアクセサリー。ワークショップやオーダーも可。
●MAMEMAME-YA[マメマメヤ]
090-6762-8658
住/浜松市中区鹿谷町2-26
営/9:00~16:00、土10:00~
休/日、祝
4.Page・1
「絵」のある生活を愉しむ店
ヨーロッパの街角にあるような、絵画で溢れたアート専門店。額縁を作る職人“フレーマー”が、家の建築様式や室内の様子などを参考にインテリアに合う額縁を提案してくれる。店内にはギャラリーもあり、現代版画や海外作家の作品も楽しめる。また、バックヤードの小庭では目の前の自然のキャンバスに描き出される季節の移ろいを楽しみながら、窓越しに室内の絵を眺めたり、画集に目を通したりと優雅なひと時を過ごせる。
■写真/ズラリと並ぶ額縁の数々。オリジナルフレームは3000円~。
●Page・1[ページワン]
053-453-0596
住/浜松市中区鹿谷町2-7
営/9:30~19:00
休/火