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筆者だけの思い出調味料満載の懐かし作品から、あまり共感を得られないようなディープな作品まで、密かな魅力いっぱいのシネマ迷宮へようこそ。出口はたくさんあります。

こしあん

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【第16回】ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2017年)

ブルゾンちえみではありません

筆者:こしあん
映画・海外ドラマ、読書、お笑い、カメが大好き。特技はイントロクイズ(80年・90年代ソング限定)。
怖がりのくせにホラーとミステリーが大好きで、生まれ変わったらFBI捜査官になりたい。
休日にどれだけ家にこもっていてもまったく苦にならない超インドア派。
ゆるい解説と小学校から上達していないイラスト(ときどき)で、好きな映画を紹介していきます。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2017年)

おそらくこのコラムで最多登場回数を誇るティム・バートン監督。
今回は、2月3日に公開され、国内上映ランキング初登場1位を獲得した『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』をご紹介。

微妙な特殊能力をもつ人々がテーマの話が大好きで、しかも監督はティム・バートン。期待しすぎないようにしようと思っても抑えられず、観る前から相当たかぶりすぎちゃって、結果、ちょっと物足りなさを感じてしまったのも事実……。
とはいえ、十分、面白いですから安心してください!!

あくまでも、私の好みとして欲を言えば、もっと毒があって、もっと奇妙で、もっとダークだったら良かったなぁと。ブラックジョークがほしかったなぁって。

観る前は、ずっとファンタジーの世界の話なのかと思いきや、序盤は現実世界がけっこう長く描かれていて、「ミス・ペレグリンと子どもたち」はいつ出てくるん? じらすなやぁ~と思いながら観ていました。必殺 ティムじらし!!
……ようやく登場。じらされた分、「よっ、待ってました~」と心の中で大拍手。

クセが強い人たちが続々登場

小さな島の森の中に佇む古い洋館。
パイプをくわえたミス・ペレグリンがお出迎え。

私はというと、ずっとマスク(というか布?)をかぶっていて、一言もしゃべらない双子にくぎづけです。不気味さとかわいさのちょうどギリギリの絶妙なところをついてくるわぁ。
ふたりでシーソーで遊んだり、ぬいぐるみの取り合いをしたり、ジュースを飲ませ合ったり、もう、かわいくてかわいくて、ずーっと見ていたい。常に一緒に行動してまったくしゃべらないのに、見つめ合って意思疎通がはかれているふたり。何なんだろうか、このかわいさは? 

このふたりがどんな特殊能力をもっているのかは、なかなか明かされないんだけど、終盤でね、ものスゴい力を発揮しちゃうのです。最強なんです。「一緒にいる双子」ということに意味があるんですね。最初からこれをやれば、簡単に敵をやっつけられたじゃんって思ったけど、まぁ、それじゃ面白みないもんね。

あと、怪力の女の子も好き。めちゃくちゃ小さいのに、めちゃくちゃ力持ち。

能力として一番スゴい! って思ったのは、モノやガイコツに命を吹き込んで思い通りに動かせる男の子。これいいよ、地味にスゴいよ。

日常生活で一番役に立つなぁと思ったのは、植物の成長を早められる女の子。これも地味だけどスゴい。

子どもたちのキャラクターがみんな個性的で楽しくてかわいいので、ミス・ペレグリン的な立場で微笑ましく見守ってしまいます。
彼らが暮らすレトロな屋敷や衣装も良い雰囲気を醸し出しています。

青い瞳のエイサ

奇妙な子どもたちと関わることになる、周囲になじめない孤独な高校生・ジェイクを演じるのは、子役出身のエイサ・バターフィールド。彼が出演している作品は初めて観ましたが、ユアン・マクレガーを彷彿とさせるイギリスの美少年で、吸い込まれそうな青い瞳が印象的。
この作品で、子役から青年役への脱皮を見事に成功させたのではないでしょうか。
イギリス版・神木くんと命名します。

子どもたちと出会い、自分の特殊能力に気付くことで自信をつけ、成長していくジェイク。
特殊な能力があるために外界では生きられない子どもたちが、自分たちの暮らしを守るために、力を合わせて闘う健気な姿にジーーーンとなります。

【今日のまとめ】

ミス・ペレグリン役のエヴァ・グリーンは、これ以上ないくらいのハマり役。とにかくカッコよくて凛としていて美しい。衣装もメイクも仕草も佇まいも。
ミス・ペレグリンのような妖艶さと凛々しさ、厳しさと優しさをあわせ持つ、素敵な女性になりたいわぁ。

濃いアイラインと真っ赤なルージュが、最近話題の「ブルゾンちえみ」っぽくもあるけど……笑
ミス・ペレグリン with C!(チルドレンのCです)


とにかく、登場人物たちのキャラクターが濃いので、それだけでも楽しくてしかたありません。

敵役のサミュエル・L・ジャクソンも安定のはっちゃけぶり。最近、こんな役ばっかりですね。デジャヴ?……デジャヴなの?
『キングスマン』の時とほとんど同じキャラクターじゃん! って思ったら、脚本が同じ人でした。どうりで。

遊園地でのガイコツのバトルにわくわくが最高潮。
あ~、ここに参加したい、何かしらの特殊能力がほしいって思いました。


そしてこの映画を観たあと、空高く悠々と舞う大きな鳥を見たら、「あ、ペレグリンだ」って思うようになりました。


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■ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2017年)
監督:ティム・バートン
出演:エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、サミュエル・L・ジャクソン
【公式HP】
(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

隔週水曜更新。次回の更新は3/1(水)です。 

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