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ホール志水の『アナがあったらハマりたい』

県内外のお出かけスポット情報を、本筋を外しつつ私感たっぷりに、お届けしたりお届けしなかったりします。そしてハメを外して顔ハメしていきます。

ホール志水

Original

<9番ホール>難攻不落の「高天神城」を攻める

静岡県内外のお出かけスポット情報をお届け。

4月なのに渋〜く、古城巡りです

みなさん、「高天神城」というお城が静岡県にあったことをご存知でしょうか。
わたくしホールさん、この仕事を始めるまで全く存じ上げませんでした。
そして、こんな仕事をしているにも関わらず、これまで足を運ぶことすらしておりませんでした。

そんなホールさんに対して、熱視線を向けてくる輩がいます。

手前の方は、今回は登場しません。奥のイケメンおじさんが物申しております。

「いやいや、ホールさん、高天神城を侮ってはいけませんよ。何と言っても、あの武田信玄をもってして、難攻不落の城と言わしめた名城なんですよ。今でこそ、周りを田んぼに囲まれたのどかな場所にぽつんと存在しているだけのように思われますが、遠江を守るうえで要となる城でして、規模は小さな山城なれど、固い守りが・・・・」

熱いですね、城マニア。

今回は、こちら、しずおかオンラインの城マニアこと「イーヅカおじさん」(本業デザイナー)とともに高天神城を訪れ、顔ハメしてきたいと思います。

今回は用意周到、同じ轍は踏みません

前回、フェリーに乗れず伊豆へ行けないという大失態をおかしておりますので、今回は事前の準備に抜かりはありません。

お互い、子供の予定を最優先した末、4月9日の日曜日を城攻めの日と設定、前日夜にきちんと連絡をして、待ち合わせ場所と時間を確認。
イーヅカおじさんのご自宅近くにあるという、ラーメンの旨い店、“才蔵”へ、ホールさんがお迎えに上がることになりました。

そして当日のやりとりがこちら。

9時過ぎというのが、9時20分になるあたり、ホールさんの適当さが伝わってきます。

9時20分。ホールさん“才蔵”に到着。
しかし、誰もおりません。

いつも締め切りを守りきちんと仕事をする敏腕デザイナーに限って、約束にルーズなはずはありません。何かの間違いでしょうか。

プルルル〜プルルル〜
「はい、イーヅカです、ホールさん、今どこですか?」
言うまでもなく“才蔵”にいることを伝えます。
「あっれ? 待ち合わせは“才蔵”ってことでしたっけ? 僕は今、“蔵”の前にいます」

何だそれ? “蔵”?

どうやらホールさん、あの「蔵くら麺」で有名な“蔵”と、おしゃれラーメン店の先駆け“才蔵”を間違えてしまっているようです。
慌てて正しい目的地である“蔵”を目指します。

10分後、無事、イーヅカおじさんと合流できました。

「いや〜、まさか“蔵”と“才蔵”を間違えるとは」
「どっちも“蔵”が付くから、間違えちゃうよねぇ〜」
「年とったから仕方ないよねぇ〜」

小雨ぱらつく東名高速を一路、菊川インター目指してのんきに走るのであります。

車は、掛川市(旧大東町)を目指します

菊川インターを降り、ナビの示すとおり「高天神城」を目指します。

「あれっ? なんかこの先やってますねぇ」
目的地まで残り10分、道の脇に立つ看板と、交通案内をする人が目に入ります。

「掛川…新茶マラソン? マラソンやってるみたいっすね」
「この時期、マラソン大会多いからねぇ〜」
「迂回路はこちら、ってことですから、曲がっちゃいましょうか」
「はいよっ、了解!」

「あれ、ここも迂回させられますねぇ。こっちしか行けないみたいですよ」
「しゃーないなぁ、ま、言われるとおりに曲がっときますかぁ」

誘導されるがままに、迂回路を進みます。

明らかに農道ですね、という丘陵地を進むと、不意に視界がひらけ、事の次第がはっきりと判明します。

天気が良ければ気持ちのよい農道ですが、あいにくの曇天。普段なら雨の様子を気にするところですが、それ以上に我々はあるものに気づいてしまいました。

写真だとよくわからないので、もう少し近づいてみましょう。

たくさんの人が右から左へ次から次へと走ってきます。

どうやら、迂回路を誘導されるがままに誘導された挙句、マラソンコースにどんどん近づいてしまったようです。

「迂回できてないじゃないか!」

難攻不落の城、ここに蘇る

予想外の敵に、なすすべもなく呆然と立ちすくむおじさん2人。

道路を取り仕切っている門番(関係スタッフ)に問いただします。

「あの〜、すいませんが、ここの道って車で通れませんよねぇ」
「そうだね。ちょっと前に先頭が通過したところだから、これから1時間くらいは通れないかな」
「え、まじすか」
「ちなみに、ちょっと前ってどのくらい前ですか?」
「あぁ、ちょうど10分前だね」

「…10分。」

緑のジャンパーが目に眩しい、大会スタッフの方。遠くの丘の上からやってくる車に、通行止めを知らせています。

もはやどうしたらよいかわからず、ランナーに手を振り出すイーヅカおじさん。敵に塩を送ってる場合か。って信玄だからだね。

「イーヅカさん、難攻不落の城だからって、こんな仕込みは必要ないですよ」
「いや、ちゃんとホールさんが“蔵”に来てれば、10分前に通過できたんですよ」
「だから僕は、わざわざメッセージに“才蔵”って書いたじゃないですか」
「“才蔵”といえばですね、武田側の忍者、霧隠才蔵にニセ情報をつかまされた家康は、守りを固める猶予を信玄に与えてしまったんですよねぇ」
「はあ?」

味方同士で見苦しい内輪もめが始まったのですが、
そもそも下調べをしていないホールが悪い。

それにしても、一般市民をも巻き込みわれわれを城に近づけまいとするとは恐れ入る。
難攻不落の城だけのことはあって、敵ながら天晴だ!

。。。さて、どうする?

9番ホールなので、ハーフで折り返します

ホールさんとイーヅカおじさんたちの城攻めはこの後一体どうなるのか。

気になるようなどうでも良いような感じですが、
今回の<9番ホール>はここまで。

ゴルフもマラソンもハーフがあるように、顔ハメにもハーフがあります、あるんです。
というわけで、続きは<10番ホール>でお楽しみください。

以上、ホール志水がアナ場に辿り着く前からお伝えしました。

と、その前に。。。

ちょうど、4年前の4月に訪れたときの顔ハメ写真。
青空に向かってすっくとそびえ立つ黒壁の凛々しい城と、加藤清正公の顔ハメ。

一年前の今日の記憶は、絶対に忘れないし、
何年経ってもよいので、また清正公の顔ハメに行くことが、
ホールさんのちょっとした、でも切なる願いでもあり目標でもあります。

次回の更新は、5月12日(金)。(毎月第2金曜に更新!)

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