【リアルライフ】あかりともるよる実行委員会 代表 望月春美さん
輝く女子を応援する「リアルライフ」。womo6月号掲載の女性をご紹介
望月春美さんにインタビュー
人と地域の関わりを私の大好きな松原の風景でつなぎ続けていきたいです。
望月春美さん(36歳)
静岡市清水区出身。大学で林業を学び、卒業後は「食卓に近い仕事に就きたい」と静岡経済連に就職。その後、母親が代表を務めるNPOが運営する介護施設で食事管理やイベント企画、広報を担当。仕事のかたわら、5年前より三保松原キャンドルナイト「あかりともるよる」実行委員会の代表に。
【輝く場所】
あかりともるよる実行委員会
☎ 050-3710-0622
Q1.「あかりともるよる」はどんなイベントですか?
三保松原周辺で行うキャンドルナイトです。開催のきっかけは、私が大好きな御穂神社から松原に続く「神の道」のきれいな景色を多くの人に知ってもらいたかった、という個人的な思いから。ぼんやりと浮かぶ松のシルエットを背景に、ジャズライブができたら素敵だな、なんて考えていました。そんな中、大きな転機になったのが、三保松原の「世界文化遺産構成資産登録」でした。登録を機に三保について課題を感じる人たちとの繋がりができて、このイベントの企画を持ち込んだんです。皆さんと話す中で、この「あかりともるよる」が三保松原の魅力を再発見するきっかけになるのではと感じました。
Q2.介護職の仕事との両立は大変ではないですか?
普段は実家が営む介護施設で働いているのですが、地域とつながっている仕事だからこそ、イベントと両立する上で役に立っているなと感じますね。地域の方とお話をしたり、顔見知りになったり。交流館や学校にも相談しやすくなったので。いろいろな方々とのつながりのおかげで、初回から人も集まり、大きな達成感を得られました。
Q3.今後どんなイベントに育てていきたいですか?
松葉かき活動とコラボしたワークショップの開催など、三保松原の保全につながっていけばという思いで活動の幅を広げています。将来、地元の子どもたちに受け継いでもらえるような、息の長い活動にしていきたいです。
望月さんの1日
オフタイム
毎日の夜の日課は読書。休みの日は、1〜2週間ごとに図書館に出向き、まとめて本を借りる。お気に入りのお店でランチやお茶をしながら、どの本から読もうか考えるのも楽しい時間。
望月さんの人生グラフ
望月さんのパワーの源
5人の甥っ子
2人の姉の子どもたちが集まる時を“さわがし週間”と名付けて楽しみにしている。親とは違う立ち位置で無条件にかわいがることができ、世代が違う子どもたちの行動や情報に触れることで元気になれるという。
お茶
“ノー残業デー”を作りたくて、茶道のおけいこを始めた。おかげで時間のやりくりも上手になったのだそう。花や掛軸、道具、お菓子で季節を感じることができ、目の前のお茶に集中することでリフレッシュにも。
womo読者へのメッセージ
とりあえず、動いてみること。動いてみてもうまくいかないことや、諦めきれないこともあると思いますが、それでも動いてみることで、何かが転がりだすことがあるかもしれませんよ。
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