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ホール志水の『アナがあったらハマりたい』

県内外のお出かけスポット情報を、本筋を外しつつ私感たっぷりに、お届けしたりお届けしなかったりします。そしてハメを外して顔ハメしていきます。

ホール志水

Original

<10番ホール>難攻不落の「高天神城」を攻める 〜後編〜

静岡県内外のお出かけスポット情報をお届け。

これより軍議いたす

戦国時代の2大会議といえば「清州会議」と「小田原評定」。
評定とは当時の言葉で会議のことで、いずれの会議にも関わっているのが豊臣秀吉。
天下人たるもの、やはり会議でも勝ち戦を知っていたのでありましょう。

ちなみに軍議も、主に戦場で開かれた会議のことを指していたよう。
まさに、敵を目の前にしていかにして戦うかを、武将たちが絵図を囲んで議論したのであります。

さて、ホールさんとイーヅカおじさん。
次から次へとなだれ込んでくるマラソンランナーに圧倒され、為す術もなく仲間割れ寸前の状態でしたが、なんとか気を取り直し軍議を開いたのであります。

これぞまさに、現代の絵図。大会の交通規制地図を見ながら軍議が始まりました

第12回『掛川・新茶マラソン』公式HPより。南北に長い掛川市を、まさに縦断するコース

「参加者が、、、なんと1万人! 『つま恋』がスタートだったのか」
「しかし『つま恋』、確かあそこはすでに廃城となったはずでは?」

調べてみると、この「掛川・新茶マラソン」は、スタート・ゴールとしてメイン会場になっていた『ヤマハリゾートつま恋』の営業が2016年末をもって終了することが決まったことから、12回目となる大会開催の休止が決定していたそう。
しかし、その後HMIという会社に売却され、今年の4月から新たに『つま恋リゾート 彩の郷』として営業がスタート。それに伴い、このマラソンも無事開催されることになったのだそうです。

改めて、交通規制地図を見直す、ホールとおじさん。

直線距離で、5km弱。近くて遠い高天神城

「北にある『つま恋』から、南に向かって敵が攻め込んでいる状況であると」
「我々は、菊川インターを降りて案内係の誘導に従い、どんどん南下。現在10時15分、我々はここにいると」
「1万の兵を次々と送り出し、我々の行く手を阻もうということか。なかなかの作戦ですなぁ」
「ランナーが途切れたら、隙を突いて突っ切れんかな」
「門番が言うには、あと1時間は途切れないと」
「ん〜。。。」

大会があることを知っていれば、掛川ICで降りれば何の問題もなかったことが一目瞭然

菊川ICへ戻って、東名に乗り直して掛川ICから再度攻め直すのが確実にも思えるし、案内係の人もそれを勧めてくる。しかし、ここまで来たら、その案内に従うのが、ものすごく悔しい。

「このまま南へ向かって、敵の先手を打つのはどうでしょう?」
「いや、海沿いも10時30分には規制がかかってしまうから無理じゃないか?」
「まさかとは思うんですが、我らは敵の誘導にまんまと嵌められているのではありますまいか?」

おそらく、そのようである。
誘導係はきっとNEXCOの回し者に違いない。

ならば、敵の裏をかこうではないか

じっくり絵図を覗き込む二人であったが、ふと妙案が浮かんだイーヅカおじさん。

「逆から攻めてみるのはいかがだろう?」
「逆?」
「背後から攻める。敵の背後に回り込み、防御が手薄になった隙を突いて一気に城攻めする」

緑色のルートが、イーヅカおじさんの策

「おぉ!これは妙案! 敵の裏をかこうという作戦か!」

かくして、ホールさんとイーヅカおじさんを乗せた車は、ランナーが通り過ぎたばかりの道路を悠然かつ慎重に進み、見事、高天神城を攻略したのでありました。

で、高天神城はどんな城なのか?

ホールさん的には、この城にたどり着くだけでお腹いっぱい。
もはや、高天神城に対する興味は薄れてしまっておりますが、イーヅカおじさんとしてはここからが本領発揮。解説本を片手に、この城の歴史を語ってくれるのであります。

いろいろためになるお話を聞いたのですが、詳しく知りたいよ、という方には、wikiに美しくまとまっておりますので、ぜひそちらをご覧ください。

笑顔いっぱいで、目指すべき本丸跡を指差すイーヅカおじさん。若干ピンぼけしてるあたりに、ホールさんのやる気の無さがにじみ出ています

案内看板の一つ一つにきちんと目を通すイーヅカおじさん。若干画面が斜めっているあたりに、ホールさんの不誠実さがにじみ出ています

「高天神城想像図」の前で記念撮影するイーヅカおじさんとホールさん。カメラを地面においてセルフタイマーで撮影しているあたりに、ホールさんの仕事に対する適当さがにじみ出ています

本丸跡の断崖絶壁を覗き込むイーヅカおじさん。
後ろから押したら大惨事になりますよ〜と振ってみるも返答なし。

むしろ真剣にこの城の優れた点を解説してくれます。

「天然の要害とはまさにこの城のことですよ! この断崖を兵が登ってくることは難しいですし、仮に登ってきても上から岩を落とされますからね。だから武田軍をもってしても、小笠原氏助が一ヶ月も籠城に耐えることができたんですよ。あ、ちなみに信長の援軍を期待した小笠原氏助だったんですが、援軍が間に合わず、諦めて開城したんです」

どうやら、その小笠原氏助が、今回の顔ハメのモデルとなっているようです。

雨が降ってますからね、傘を差してあげる優しい奥方、という図。手も足も出てしまい、もはや設定がメチャクチャです。

雨がしとしと振り続ける中、城のあちこちを隈なく散策するイーヅカおじさん。

そんな姿を横目に見ながら、ふと眼下を覗くと、とんでもないものが目に飛び込んできます。

拡大してみると・・・

「イーヅカさん、やばいですよ! ランナーが戻ってきてます!」
「え、どういうことですか?」
「いや、忘れてましたけど、ここの下もマラソンコースでした!」

ぐるりと海岸まで出たランナーは、まさに高天神城のすぐ下の道路を北に向かって『つま恋』を目指すマラソンコースになっていることを、知ってはいたけどあまり重要視していなかったホールさん。
相変わらず詰めが甘い。

慌てて城を駆け下り、車を出すおじさん二人。
門番の誘導で、なんとかランナーの切れ間を縫って脱出することができたのでありました。

「やっぱ、難攻不落なだけはあるわぁ〜」
違う。下調べしろ、ホール!

菊川といえば、やっぱココですよね

菊川インターへ向かう帰り道。
無駄に体力を使ったホールさんとイーヅカおじさんは、今や全国に誇る名物グルメとなった「げんこつハンバーグ」を、「さわやか菊川本店」で食べたのであります。

「あ、そう言えばですね、高天神城が武田軍に落とされたあと、援軍が間に合わなかったことを申し訳なく思った信長が、詫びとして大量の金を送った、という話が残っているんですよ」
「ふうん」
「ですから、今日の詫びは、げんこつハンバーグでいいですよ」
「奢れってか!?」

以上、ホール志水がアナ場からお伝えしました。

「高天神城跡」の施設情報です

高天神城跡

http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/rekishibunka/takatenjinjyoato.html

TEL 0537-21-1121(掛川市役所観光交流課)
所在地 掛川市上土方嶺向
顔ハメ 1カ所(ホールさん調べ)

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