<23番>梅雨にじめっと聴きたい雨うた3曲
東海地方は、すでに梅雨入りしたらしいですね。
5月は私の誕生日♪ 7月は夏本番!
そのすきまの6月って、昔からどうも好きになれないんですよね~。
その原因はおそらく “梅雨” だから。
くせっ毛にとって湿気は天敵、髪が広がってどうしようもない!
お気に入りのスニーカーが濡れちゃうので、はけない!
なにより、ジメジメ不快!
と、いろいろな理由はありますが
どうせなら雨うたでも聴いて
梅雨を思いっきり満喫しちゃおうじゃありませんか!
ということで、雨の日に聴きたい3曲とその快感フレーズをご紹介。
例えば僕は12センチおきに君を刺すけど
凛として時雨 『moment A rhythm』/2009年
エコーの効いた淡いメロディーに
ボーカルTKが作詞する感覚的な歌詞がのっかる。
「12センチおきに刺す」なんて
ショッキングな内容の歌詞は、聞いた瞬間にハッとさせられました。
歌詞を見ても、何を伝えたいのかまったく読み取れないのだけれど、
このメロディーとTKのか細くエモーショナルな声色に聴き入るにはちょうどよい。
無駄に意味が頭の中に入ってこないのがちょうどよい。
そして、この世界観に浸るには、やっぱり雨の日なんです。
雨の日っていつもより感覚が繊細になるというか、
ちょっとセンチメンタルになりますよね。
そんな日にばちっとハマる1曲です。
窓の外は雨…無情に痛み刻み込む
中島美嘉『Helpless Rain』/2002年
この曲は私の中の“No. 1 鬱曲”
雨の日になんて聴いたら、
どこまでも落ち込んで一歩も外に出れなくなっちゃいそうな、
そんな気持ちにさせられます。
悲壮感漂うメロディーとコーラス、
中島美嘉のドローとした叫びのようなサビの歌い方が
悲壮感というか、絶望感をさらに増長させる。
ただそれがクセになるのか、なぜか好きなうたの1曲でもあります。
MVでは、離れていった恋人を思い、
雨に打たれながら悲恋を歌っている中島美嘉が、儚くて可憐すぎる。
このときが最高に美人だったのになぁ。(いまはどうしちゃったんだよ)
逢いたい気持はこの雨のように 全てを濡らして色を増すように
ペトロールズ『雨』/2008年
上記2曲に比べ、雨うたの中でも比較的ライトに聴ける1曲。
ギターが効いたメロディーが心地よいのと、
ボーカル長岡さんの声がかっこよすぎる。
たしかに、雨の日の緑や花たちって
いつもより色鮮やかに、そして新鮮に見えますよね。
「色を増す」という表現が素敵です。
やっぱり雨に関連した曲って、
失恋したとか、あの人が恋しいとか、悲しい曲が多いですね。
果たして長岡さんは何を想って、誰を想って、この曲を書いたのか
個人的にそこが気になってしまう、1曲です。
まとめ
好きになれない6月、せっかくだから楽しんじゃおう!
ということで「ヤマアジサイ」を育て始めました。
アジサイの成長を見届けつつ、
雨うたでも聴いて
梅雨明けを待ちたいと思います♪
ゆとり最前線サツキの『快感フレーズは添えるだけ。』 完全筆者主観の、心地いいと思った音楽と快感フレーズをご紹介。「わかるわ~」と共感を得られる…かは分からないですが、一度聴いてみる価値ありの音楽をお届けします。