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つぶとこしの『コマ切れ東海道あるき旅』

文章担当の妻【こしあん】と写真担当の夫【つぶあん】。日頃まったく運動せず、極度の面倒くさがりである二人が、東海道五十三次を“コマ切れ”でゆるゆると歩きます。

こしあん

Original

【第二十四回】昼食後は子泣きじじいが背中に乗る

5日目 保土ヶ谷~戸塚 ④

寄り道と文章担当の妻【こしあん】と、下調べと写真担当の夫【つぶあん】。
「あんこは、こしあんかつぶあんか」のような、ある意味どうでもいいけれど永遠のテーマを時おり議論しながら、東海道五十三次を“コマ切れ”で歩きます。お供は磐田市イメージキャラクター「しっぺい」です。
日頃まったく運動せず、極度の面倒くさがりである二人が、どこまで頑張れるか、どうぞ笑いながら見守ってください。(筆者:つぶとこし)

「コマ切れ東海道あるき旅」連載一覧

第二十四回 昼食後は子泣きじじいが背中に乗る

本日の目標ゴール・JR戸塚駅まで残り2kmちょっと。「2kmなんてすぐじゃろう、あっという間だわ!」とお思いでしょうが、この時点でけっこうヘロヘロなんですよ。朝5:30に起きて、高速バスに乗って横浜まで行き、電車に乗って保土ヶ谷駅まで行き、権太坂を越えてきてますからね!

さらにお昼ごはんを食べた後ってびっくりするほど体が重いんですよ。そして毎回、これくらいのタイミングでこしあんは頭痛が始まり、つぶあんは足が痛くなります……。
己の体力の無さを呪い、日頃の不摂生を振り返り、自己嫌悪に陥る時間帯なのです……。

しかも今回は帰りの高速バスの予約時間もあり、のんびり歩いてもいられず、さきほどのお昼ごはんもゆっくり休むことなく早食いしてしまったので、背中に子泣きじじいでも乗ってるんじゃないかっていうくらい体が重い。


そんな状態でヨロヨロと歩き出すと、「益田家のモチノキ」というのが見えてきました。立派な木です……それくらいしか感想浮かばず……。そういえば、子どもの頃、「モチモチの木」という絵本があったけれど、表紙の切り絵のインパクトが強すぎて内容がまったく思い出せません。


しばらくは国道をはずれ、良いカーブにワクワクする旧道を進みます。舞岡川に突き当たると案内板があるので、ここを右へ。川沿いに進むとブリヂストンの工場があり、また国道に合流します。


太ももの付け根が痛いと嘆くつぶあん。200mおきくらいに立ち止まって休む、を繰り返しながら、だましだましゴールへと近づいていきます。そしてようやくかつての戸塚宿の入り口に到着。


見付というのは入り口という意味だそうです。「江戸方見付」は江戸寄りの入り口ということ。今ではファミレスとビルになっていますが、ちゃんと石碑や案内板があるのは嬉しいですね。


それから、マンホールが東海道宿場町と箱根駅伝のコラボみたいになっていて、楽しませてくれます。


吉田の一里塚は江戸からちょうど10番目の一里塚なので、約40kmの場所。江戸寄りに権太坂、京寄りに大坂という難所に挟まれていることもあり、戸塚宿は日本橋を発った旅人にとっては最初の宿泊地として最適だったそうです。一日でここまで歩いちゃうんだね……恐るべし、江戸人。なので戸塚にはたくさんの旅籠があり、とても賑わっていたとのこと。


柏尾川に架かる吉田大橋を渡ると駅はもうすぐ。ここは広重の東海道五十三次の浮世絵にも描かれた橋。宿場町として栄えていた様子がわかります。


橋を渡り、旧道らしさ満点のカーブを描く左の道に入ると戸塚駅です。


ちょうどベンチ(のようなもの)があったので、すかさず座る……あぁぁぁ、有り難やぁぁぁ。もう一歩も動きたくない。これからまた電車とバスを乗り継いで、静岡まで帰らなくちゃならないなんて……。
助けて、ドラえもん。


駅まであと500m、なんとか立ち上がって進みます。途中、私たちと同じように、だるそうに店先に座るぬいぐるみにシンパシーを感じ、撮らずにいられませんでした……。


戸塚駅に着き、そこから横浜駅まで電車で戻ります。横浜駅で、富山県の観光PRブースが出展していて、「恐竜のうんこの化石」というものがあったので触ってみる。……宝くじが当たりますように!!


つづく

【つぶとこしがこれまで歩いたルート】

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