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ゆとり最前線サツキの『快感フレーズは添えるだけ。』 完全筆者主観の、心地いいと思った音楽と快感フレーズをご紹介。「わかるわ~」と共感を得られる…かは分からないですが、一度聴いてみる価値ありの音楽をお届けします。 ライター:ゆとり最前線サツキ

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<29番>ゆるく力まない男のかっこよさ光る1曲

先日、映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』を見てきました。

初めはラブコメかと思い、それはそれで楽しく観ていました。
(水原希子がエロかわいい!!)

ただ、最後のシーン、
妻夫木聡が演じるコーロキが立ち食い蕎麦屋で蕎麦をすすってるシーン、
完全にやられました。大根仁監督に。


ネタバレにもなるので、詳細は書けませんが、
曲の流し方とか、回想のシーンとか、もうさすがです。

単なるラブコメではない、
生き方というかなんかもっと深い深い人生論を学ばされた映画でした。

と、完全に映画の感想になりそうですが、
劇中に散りばめられた奥田民生の名曲の中から
一番ぐっと来た1曲をご紹介します。

『CUSTOM』/2001年

伝えたい事が そりゃ僕にだってあるんだ ただ笑ってるけれど

結局、狂わせガールの水原希子演じるあかりちゃんは、
悪魔のような天使だったんです。コーロキくんにとって。
奥田民生になりたいと、もがいていた彼に
すべての答えを教えてくれたわけだから。

その答えが判明した、ラストにかかる一曲。奥田民生のCUSTOM。

映画の内容と曲の歌詞の意味がシンクロして、
結局なりたい男=奥田民生だって
こうやって苦労してるし思い悩んでんだなと思い知らされたし、
誰かになりたいなんて意味のないことなんだと教えられた気がしました。

このワンフレーズに奥田民生の生き方という、隠された魅力が垣間見れる気がする

この映画が公開された時に、
フジファブリックの山内総一郎が
この映画と奥田民生の魅力について語っていたナタリーの記事を読んだのです。

同じアーティストから見た奥田民生は、
フラフラしているように見えて、曲作りには人一倍力を入れている。
だから、外ではあんなに余裕があるように見えるだけで、
その裏には人知れずの努力があるとのこと。


みんなが憧れる生き方をしてる人だって苦悩はあるし、
それはみんなみんな同じで、誰かに憧れたって
その悩みとか苦悩からは逃れられないってことなのね。


うん、曲も映画も深いぞ、深い。

まとめ

ちなみに「やっぱり大根さんさすがっす(笑)」と思ったのは、
細部にまで徹底している設定のこだわり。

大根さんが雑誌ポパイで連載している
各社PRの女の子たちとガチで飲み行き、その様子をレポートする
『シティおじさん大根仁が行く!東京タイアップデート』という連載。
あわよくば、、的な下心があるのが面白い企画なわけですが、
映画の中で、ちゃっかりそのポパイの紙面が映っており、
その連載の中にあかりちゃんがいました。


そんな細部のこだわりを見に、
そして映画館で奥田民生の曲を聴きに、
もう1回見たい映画でした。

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