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「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編」発売記念。浜松出身、「絶景」プロデューサー・詩歩さん特別インタビュー

浜松出身の、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さん。同名のFacebookページから話題になった「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」は、2013年の初めて書籍化以降、毎年新刊を発行。5冊目となる“新日本編”の発売を記念して、womo編集部が詩歩さんに特別取材を行い、お仕事のこと、地元静岡県との関わり、これからの目標などを聞いてきた。

詩歩さんと「絶景」のこれまで

詩歩さんプロフィール

浜松市出身。大学卒業後、インターネット広告代理店に就職し、新人研修の課題として運営したFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」が話題に。現在までに70万いいね!を獲得している。2013年、初の書籍を出版。その後、2年間勤務した会社を退職し、独立。2017年9月に5冊目となる著書「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編」を発刊。

新入社員研修でつくったFacebookページが話題に

詩歩さんが“絶景”と出会ったのは、大学卒業後に勤めたインターネット広告代理店の新人時代。Facebookページをつくって「いいね!」の獲得数を競うという研修だった。

「私は、昔からから負けず嫌いで。かけっこやテストでも、とにかく一番を目指す、ガリ勉タイプの子どもだったんです。だから、この時も、絶対に一番になろうと思ってました。いいね!を獲得するには、アクセス数を増やす必要があり、そのためには、自分の興味がある旅行をテーマにして、きちんと更新すること。そして、自分が行ったことがある場所ではコンテンツとして限りがあるので、行ったことがなくて、しかも目を引くビジュアルがいいのでは、と、行ってみたい絶景の写真を集めることにしました」

“死ぬまでに”というタイトルは、ちょっと刺激的だが、これはどのようにして誕生したのだろうか。そこには、詩歩さん自身の死に直面した経験が。


「大学の卒業旅行先で交通事故に遭って、もう死んじゃうかも!?という経験をしたんです。人間、いつ死んでしまうか本当にわからない。だからこそ、自分が死ぬ前に見ておきたい場所をリストアップしておこうという思いもありましたね。結果として、研修が終わるまでの2か月間で、2万いいね!を獲得しました。そして研修が終わっても、個人的に更新を続けてきました」

研修の時はゲーム感覚で更新していたFacebookも、続けるためにはきちんとしたブランディングが必要と考え始めていた詩歩さん。その明確な方向性を示したくれたのは、今ではすっかり有名になった、一枚の写真。

「海水の透明度が高く、ボートが空中に浮かんでいるように見える、『ランペドゥーザ島』の写真は、27万件くらいのいいね!をいただきました。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」が有名になったのは、この写真のおかげです。これをきっかけに、日本ではあまり知られていない、絶景が見られる場所を紹介していこうと方向性が定まりました」

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」Facebookページの「ランペデューザ島」はこちら

https://www.facebook.com/sekainozekkei/photos/a.182865455167974.39104.182816468506206/212056772248842/?type=3&theater

今の自分にしかできないことを仕事に選んで独立

Facebookページが注目され、会社から特別に許可が出て、一冊目の書籍を出版。その後も、書籍化やタイアップの話が舞い込む中、詩歩さんは一つの決断を下すことに。


「会社は副業を認めていないので、勤めながら、それ以上の“絶景”の仕事はできませんでした。そこで、“絶景”も続けながら働ける会社に転職しようと思ったんです。私としては、社会で独立してやっていくには、まだなんのスキルも身につけていないと感じていたので。でも、“二足のわらじはうまくいかない。やるなら一本化した方がいい”とアドバイスをくださる方がいて。そこで自分自身と向き合って考えてみて、今の自分にしかできないことをやりたい。会社員と“絶景”だったら、“絶景”を選びたいと思い、会社を退職、独立しました」

現在の仕事は、世界中の絶景を紹介するのみならず、旅行やグッズのプロデュース、地域プロモーションのアドバイザーなど多岐にわたる。


「独立してから4年です。とにかくいただく仕事の依頼に応えていたら、気づいたら4年経っていた、という感じですね。独立して大きく変わった点は、自分でも取材に出かける時間をつくれるようになったこと。毎月、海外や国内の絶景を求めて出かけ、写真も自分で撮影するようになりました。絶景は特別な人だけが目にすることができる場所ではなくて、私のように女性の一人旅でも訪れることができる場所なんだ、ということを、説得力をもって伝えたいんです」

新たな日本の魅力を発見できる最新刊とは


今回発売になった「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編」は、通算5冊目の“絶景”の書籍。日本編は2冊目になる。今、なぜ、海外ではなく日本の絶景を取り上げたのか。

「書籍化してわかったのは、本を読んでくださる方が、本を手に、実際にその場所に足を運んでいるということ。そうした状況を踏まえての5冊目は、改めて日本の絶景を知りたいという人、週末のお出かけ先を探している人、そこに住む地元の人と、様々な人たちに手にとってもらいたいと思いました。47都道府県の情報を網羅しています。静岡県は、寸又峡の夢の吊り橋をピックアップしています。電車やバス、車で寸又峡温泉に着いて、そこからさらに歩いて40〜50分。時間がかかるからこそ、そこにたどり着いたときに感動も大きいんですよね」

ちなみに、2014年に発売になった“日本編”で紹介されているのは、同じく奥大井の、大井川鐵道井川線のレインボーブリッジ。このほかに、詩歩さんが今行きたいと思っている、静岡県の絶景は?


「静岡市清水区にある、雲海越しに富士山が見える場所。それと浜松市北区の久留米木の棚田です。久留米木の棚田は、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のロケ地にもなりました。どちらも天気や季節でその景色は変わります。絶景は生き物なんです。とにかく足を運んでみること。いい条件で見られる時期を調べて、見えるまでひたすら待つこと。これが絶景を見に行く際の心構え、ですかね(笑)。とはいっても、自然は移り変わるものですから、写真のような絶景に巡り会えなかったとしても、その時々の良さもしっかりと感じてほしいですね」

そして、詩歩さんからのお願いが。

「絶景に夢中になりすぎて、その土地の人たちに迷惑をかけるようなことは絶対にしないでほしい。たとえば棚田は農業の場です。田んぼに入るなんて、もってのほか。そこは人々の日常生活の場だということを忘れないで!」

これからの詩歩さんの目標


「地元の人たちが日常的で何の変哲もないと感じている風景の中には、その土地にしかない観光資源になる場所も多いと思います。そうした場所を一緒にプロデュースする活動も増やしていきたいと思っています。それから、30歳を迎える2020年には、海外への情報発信もできるようになっていたいですね」

「絶景」プロデューサーとして様々な場面で活躍している詩歩さん。今後の更なる活躍に期待だ。

Shiho and…|「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」詩歩さんブログ

http://shiho.me/

Facebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」

https://www.facebook.com/sekainozekkei/

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