風格のあるビンテージボックスをつくろう! 初心者でもかんたんDIY
私にもできる♪ ビンテージ感たっぷりのボックスを作ろう
今回は『ビンテージボックス』
最近、感度が高いDIY女子の“当たり前”になっている作業といえば“ビンテージ塗装”。新品の材料に濃淡をつけたビンテージ感のある塗装を施すことで、よりインテリアに馴染むオシャレ感を出すことができる。更に今回は、実際に傷つきやすい部分に自然なすり傷や切り傷を加えるという”エイジング加工”にも挑戦。このひと手間を加えてワトコオイルを塗ることで、傷にオイルが染み込んでいき、あっという間に味のあるボックスに。仕上げにトンカチで角をつぶすことで、年月を経て使い込んだような深みのある雰囲気になる。これはボックスに限らず、木材のあらゆるインテリアに応用できる。まずはボックスのような小さなものから試してみよう。
使ったのはコレ
●竹用ドリル(12mm)1480円
●ワトコオイル(ミディアムウォルナット 200ml)1080円
●紙ヤスリ(240番)30円 ●油性用刷毛(30mm)348円
●ユニクロ 巾広金折(幅30×長さ40×厚さ3.2mm)5個入 450円
●ロープ(10cm単位から切売り販売)
●木材各種(見本は野地板を使用)
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
つくりかた
【1】組み立て
木材を必要な長さにカットし、切り口をヤスリで整える。いらない木の板の上に木材を乗せたら、竹用ビットを使って持ち手用のロープを通すための穴をあける(竹用を使うことでバリが出にくくなる)。ネジ留め位置を墨付けし、下穴をあけてからネジを留めて箱を組み立てる。
【2】キズ加工
ビンテージ感を出すために、ボックスの表面にのこぎりですり傷や切り込みを入れる。その際、底の方など実際に仕様した時に劣化しそうな場所を意識すると、よりリアルな仕上がりに。傷を付けたら、表面を240番のヤスリで軽くヤスリがけしてバリを取る。
【3】塗装
油性用刷毛を使い、ワトコオイルをボックスの内側→外側の順番で塗る。15~30分乾燥させ、再度ワトコオイルを全体に塗る。表面が乾いたら、木目に沿ってウエス(布)で全体を拭き取る。
※完全乾燥は24時間以上置く
【4】デコレーション
ボックスの四隅に金折を仮置きし、ネジ留め位置を墨付け。下穴キリで少し印を付けたら、板からネジが出ない長さのネジで留める。最後にロープを木目を拭いたウエスで少し汚し、穴に通して結んだら完成!
DIYアドバイザーより
あえてのこぎりで傷をつけることで、古びた味のある雰囲気になります。オイルの染み込んだウエスは自然発火の恐れがあるため、処分する時は水を染み込ませてからにしましょう。
さまざまな加工法を試してみよう
エイジング加工に挑戦!
ボックスを長年使い込んだ味のある雰囲気にするだけで、オシャレ度が格段アップ。のこぎりで切り込みを入れる他、トンカチで叩いて凹凸を出したり、棒ヤスリで傷をつけたりする方法も。自分のやりやすい方法で、DIYの技を取り入れてみよう。
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