【リアルライフ】ジャズピアニスト 宮野寛子さん
輝く女子を応援する「リアルライフ」。womo3月号掲載の女性をご紹介
宮野寛子さんにインタビュー
“挑戦”や“体験”で得たインスピレーションを大切にして私らしいサウンドを届けたい。
宮野寛子さん(45歳)
富士市出身。大学在学中よりピアニストとしてプロ活動をスタート。都内を中心に、地元でもライブ活動を行う。過去、3枚のアルバムをリリース。2012年からK-mix「おひるま協同組合」の準レギュラーに。2017年、番組の企画でクラウドファンディングによるCD制作プロジェクトを実施。3月に支援者を対象にしたライブも開催する。
■ライブ出演情報
2018年3月25日(日)BLIZ(富士市)
2018年5月27日(日)K-mix 本社1F space-K(浜松市)
「K-mix アーティストたちの音遊戯2018初夏」
Q1.ピアニストになった経緯を教えてください。
大学は音大ではなく、卒業後は会社勤めをしながら、夜にライブ出演をしていました。入社5年目に本当に好きなピアノにもっと時間をかけたいと思って、会社を辞め、ピアニストの道を選ぶことに。ジャズやブラジル音楽が中心ですが、自作の曲では、自然の情景を思い浮かべるような曲が多いと思います。
Q2.クラウドファンディングでのCDがリリースされますね。
K-mixの番組がきっかけで始まった企画です(※)。番組内で、さまざまなジャンルの音楽をジャズアレンジの演奏で紹介しているのですが、特にJ-POPはリスナーの反応が良かったんですね。そこで、スタッフと「音源として残したいね」という話になって、クラウドファンディングでCDを作ろうと。今までのCDリリースと違うのは、支援者の気持ちが直接伝わって来ること。最初に設定した目標金額を大きく越えて、425%の達成率で終了しました。元気をもらえる応援メッセージも嬉しいですね。これからはレコーディングやライブの準備。とてもワクワクしています。
※「K-mix おひるま協同組合 リスナーと作るCD制作プロジェクト J-POPで伝えたい新しいJAZZの魅力~宮野寛子 珠玉のピアノカバー~」
Q3.これからどんな活動をしていきたいですか。
表現をする上で、もっと自分を出したいですね。そのために、さらに完成を磨いて、理屈ではなく、ふわっと頭に浮かんでくるイメージを大切にしていこうと思っています。全身する流れに乗り続けて、いろいろなことに挑戦していきたいですね。そうしてできあがった「宮野サウンド」を多くの人に聴いて欲しいです。
宮野さんの1日
オフタイム
1年に1度、1~2週間の長期滞在の旅行へ出かける。その土地の人たちとの触れ合いや、自然の中で感じたことを創作活動に反映させている。北海道の美瑛や屋久島は特に感動が大きかったそう。
宮野さんの人生グラフ
宮野さんのパワーの源
カメラ・写真
インスタグラムから興味を持ち、自分でも撮影するように。「小川義文監修 花の写真FBグループ展」にも参加。2年前に購入したカメラでは風景を中心に撮る。サードアルバムでは自らの撮影写真をジャケットに採用した。
コーヒーミル
一日のスタートは、朝、お気に入りのコーヒーミルでゴリゴリと豆を挽くことから。自宅にいる日は、お茶や紅茶も欠かせない。気分をあげたい時には、オーガニックの「マカイバリ紅茶」を淹れて練習や作曲に取りかかる。
womo読者へのメッセージ
年齢は関係なく、挑戦することは楽しいですよ。無理かな、と思っていても、一歩踏み出してみると、思いがけなく世界が広がってきます。勇気がいる分、大きな“ギフト”が受け取れるのだと思います。
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