【リアルライフ】チクタク オーナー久嶋慶子さん
輝く女子を応援する「リアルライフ」。womo5月号掲載の女性をご紹介
久嶋慶子さんにインタビュー
“好き”から実現したおやきと無添加ごへんのお店で、体に優しい食を届けています。
久嶋慶子さん(32歳)
静岡市出身、在住。高校卒業後、歯科助手、アパレルショップ販売員、医療事務職等を経験。1年間の社会人生活ブランクを経て本当にやりたいことを模索し、2013年から、県内各地で開催されるマルシェでおやきの販売を開始。
2017年、念願のお店をオープン。焼きたてのおやきと無添加食材を使ったランチを提供している。
輝く場所『チク☆タク』
チク☆タク open the kitchen 静岡市葵区丸山町36
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お店を開こうと思ったのは、いつ頃からですか?
20歳の頃に漠然と。食べ歩きが大好きで、小さなころから料理をするのも好きでした。小学校の低学年の時には、祖母に買ってもらったマイ包丁を持っていたんですよ。でも高校卒業時は自分の夢がわからず、普通にお給料がもらえる仕事に就くのが当たり前だと思っていました。転職したのも、安定を求めての医療事務でした(笑)。
マルシェに参加したきっかけは何ですか?
最初はお客さんとして、気になるお店が出店するマルシェに行ってみたんです。一日でいろいろ食べ歩きできるが楽しそうだなと思って。そのうちに自分もお店をやりたいという夢が甦ってきて、実際に出店している方たちに、お店を持つにはどうすればいいか相談してみました。「それならまずマルシェに出てみれば?」というアドバイスをいただいて、食品衛生責任者の講習を受け、露天営業許可を取得。メニューをおやきにしたのは、以前食べて美味しかった記憶があったのと、食べ歩きもしやすいと思ったからです。
これからやってみたいことは何ですか?
今はおやきのネット通販の準備中です。おやきは卵や乳製品不使用なので、アレルギーのある人にも喜んでもらえるんですよ。そこから無添加食に興味を持ちました。お店では、週に2回、無添加ごはんのランチも提供しています。私の料理が、家でもこうした食事ができるんだという一つの見本になればいいな、と思いながらメニューを考えています。
九嶋さんの人生グラフ

九嶋さんの一日


<オフタイム>週1回は完全に料理から離れ、「景色」と「美味しいもの」をセットにしたドライブコースで、友人とお出かけ。お気に入りは花のある風景。一人の時は、雑貨屋めぐりと家でのんびりと過ごす。
九嶋さんのパワーの源
マルシェの仲間

飲食店の経営という同じ悩みや考えを共有できる大切な仲間。それぞれの頑張っている姿に励まされる。イベント時以外にも、料理を持ち寄って集まることもあり、まるで家族や親戚のような付き合いが続いている
店の手洗いスペース
白を基調とした店内は、ナチュラル&アンティークな優しい雰囲気。中でも手洗い場は古いミシン台をDIYした、タイルのシンクやレトロな水栓、ステンドグラスなど好きなテイストを集めた空間。目にする度に元気になれる
womo読者へのメッセージ
夢は叶えるものだと思います。そのためにはまず行動。失敗も経験のうちなので、ダメ元でとにかく挑戦してみることが大切だと実感しています。自分のやる気、気持ち次第で道は拓けるものと信じています。

Woman’s File 静岡の輝く女性をクローズアップ。「リアルライフ」が、働く女性の魅力に迫る『Woman’s File』としてリニューアル!仕事もプライベートも自分のやり方でチャンスを掴み夢をカタチにした女性たちの体験談は、あなたが夢を実現するための原動力になるはず。