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400年続くわさび栽培。家康も愛した伝統のわさびが楽しめるお店

まだ知られていないオクシズの魅力を大発掘!オクシズならではの心休まる食やお店を紹介します。

400年続くわさび栽培。家康も愛した伝統のわさびが楽しめるお店

「わさびの名産地は」と聞かれたらどこを思い浮かべますか? 実は、わさびの栽培が始まったのはここ静岡市。慶長時代、静岡市の有東木地区に自生していたわさびを湧水池付近に植えたのが、わさび栽培の始まりです。1607年には、徳川家康が献上されたわさびを気に入り、有東木からわさびを持ち出すこ
とを禁止したという伝承も残っています。


うつろぎの「さびめし定食」1300円

そんな家康が愛したわさびを求め、伺ったのは有東木地区にある「うつろぎ」。地元のおばちゃん達が営むお店です。今回注文したのは「さびめし定食」。おろしたてのわさびをたっぷりと乗せたわさび飯に、わさびの茎を塩昆布で和えた葵漬け入りの手打ち蕎麦。加えてわさびの葉の天ぷらに、わさび海苔とわさび漬けも付いてくるフルコース。これだけいっぺんにわさびを楽しめるのは、私の知る限りではここだけ! 400年以上続く有東木のわさび栽培。これからも美味しいわさびを作り続けて欲しいです。

【うつろぎ】

静岡市葵区有東木280-1/平日10:00〜15:00/土日・祝9:00〜16:00/毎月第3火休み、年末年始、農繁期

電話

054-298-2900

WEBサイト


【筆者/とみー】
静岡市の中山間地「オクシズ」に移住した26歳。オクシズでまちおこしの仕事に取り組んでいます。趣味はギターとサッカー観戦。渓流釣りも始めました。オクシズに住んだからこそ感じた魅力を紹介します。

更新日:2018/8/21
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