「ロックンロールな、男たち」
流行りの音楽や一般ウケしなさそうな音楽まで、“今、イケてる”グッドミュージックを私の独断と偏見でご紹介! さて、今回の選曲テーマは…。
皆さんこんにちは。今回の巻頭は“いい男特集“。いい男と一言で言っても、コレ!という定義が意外と難しいですね。僕の中では、良くも悪くも、男!と言ったらコーヒー、煙草、ウイスキー、革ジャン、ギター(笑)のようなイメージがあります。ということで、60年代〜90年代までロックンロールして活躍してきたイケてるミュージシャンをラインナップしました。
『Like A Rolling Stone』
Bob Dylan( ボブ ディラン)
言わずと知れた、ロックの神様。今年78歳になりますがまだまだ現役で、常に新しいパフォーマンスのボブディランに進化し続けている姿は、まさに“Rolling Stone(転がる石)”の様。いくつになっても、どんなことがあっても、そこで立ち止まらず、生まれ変わったかのように一歩一歩進んでいく。そんなカッコいい生き方に、心打たれた人もいるのでは。
『Soul Sacrifice』
Santana(サンタナ)
中南米やカリブ海の島国の伝統的な音楽、ラテン音楽を、ロック・ミュージックと融合したラテンロックの代名詞的存在。デビュー前の無名の若手として出演したWoodstockfestivalで披露した熱狂的な演奏は‘サンタナ’の名を世界に示した名演。40万人の観衆と、心の底から湧き出る魂のサウンドで心を繋いだギターのカルロスサンタナの熱い想い、サウダージ(哀愁)グッときませんか?
『Masterplan』
Oasis(オアシス)
イギリス、マンチェスター出身のバンド。名曲ばかりですのでご存じの曲も多いかもしれませんが、今回聴いていただきたいのはこの曲。オーケストラ編成での壮大なライブや、「ありのままの自分で」という歌詞から始まるこの歌全体のスケールの大きさが胸に響くはず。何かに悩んだりした時こそ、王道OASISで。
『Walk on the wild side』
LOU REED(ルー リード)
ロックンロールのグランドマスター。以前ご紹介したバナナのジャケットでも有名なヴェルヴェットアンダーグラウンドのメンバーとしてスタートし、その後ソロでも活躍。他の誰よりも先駆けた革新的な表現で、自分自身とロックンロールを変革し続けた。巨匠アンディーウォーホルや、デイビットボウイの心も掴んだ彼は、詩的な言い回しと、聴き心地の良い音を産み出せる数少ない男かも。
いかがでしたでしょうか?どのミュージシャンも一昔前に登場した人達ですが、今聴いてもカッコイイなと思います。また、音楽は小説と似ていて作者やその世界にいつの時代でも自分が出会うことが出来る大切なツールだなと改めて感じました。皆んなが映えるお洒落なカフェでSNSに没頭している時に、一人、コーヒーと煙草を片手に革ジャンを着て、詩や小説を読んでいる。そんな人がもしもいたら、いい男かも。
GOOD MUSIC from Shizuoka 流行りの音楽や一般ウケしなさそうな音楽まで、“今、イケてる”グッドミュージックをご紹介!