【Woman's File】ミス・ユニバース2019 静岡代表 梶麻里子さん
働く女性の魅力に迫る『Woman's File』。womo5月号掲載の女性をご紹介
梶麻里子さんにインタビュー
日本人のアイデンティティを大切に、海外で活躍できる女性を目指す
ミス・ユニバース・ジャパン 静岡代表 梶麻里子さん
小山町出身。19歳の時に、ミス・ユニバース・ジャパン静岡大会に初めてエントリー。21歳で2度目の挑戦をし、準優勝する。大学卒業後、母親の営むフィリピン料理店に携わる。店を切り盛りする傍ら、ベスト・オブ・ミス静岡2019で3度目の挑戦をし、見事ミス・ユニバース・ジャパン静岡代表に選出される。
自分を磨き社会貢献できるミス・ユニバースに挑戦
大学生の頃、私は学生生活しか知らなかったので、いろいろなことに挑戦したいと思っていました。そこで選んだのがミス・ユニバースへの応募。女性として内面も外見も磨けるだけでなく、社会貢献活動にも力を入れているので、“これだ”と思いました。1度目の時、他のファイナリストはモデルや社会人。学生で社会経験の無い私はそれがコンプレックスでした。ビューティーキャンプでは毎日泣いていましたが、若さゆえに、何でも経験だと楽しむことができました。思うような結果は残せませんでしたが、人と比べても何もいいことがないと学べ、大きく成長できたと思います。2年後の前回大会に、どうしても静岡代表になりたいと再びエントリー、準優勝しました。でも、絶対優勝すると意気込んでいたので、最後に名前を呼ばれなかったのは悔しかったですね。「あれ、もう呼ばれちゃったの?」って。ステージを降りてから涙が止まりませんでした。2度の挑戦で、私に何が足りなかったのか。それに気づいたのは、今回、静岡代表に選ばれてからでした。
将来の夢は、自分らしく海外で活動すること
今回は、苦手意識の強いダンスをはじめ、とにかく誰にも負けない努力をしました。そして、ついに4年前に夢見た景色の中に立つことができたんです。過去2回は、「これだけやったから大丈夫」と思える自信が弱く、周囲の人に応援してもらえる人間性がまだまだ備わっていなかったとわかりました。ミス・ユニバースの日本大会では、ステージごとの4つの審査をすべて通過しなければ代表になれません。質疑応答での対応力を付けるため、入念な準備もしています。当日はとにかく緊張しないで楽しみたい。頭の中では、最後に名前を呼ばれる私がイメージできていますから。3回の静岡でのビューティーキャンプで実感したのは、自分に自信がある女性は輝いて見えるということ。それは、周囲への表現力の違いとして現れてきます。私も将来的には、女性が自身を持って活躍できる、その後押しをする活動に携わりたいです。日本人の父とフィリピン人の母から生まれた私だからこそできる国際貢献をするために、語学力もしっかり磨き、その日に備えていきたいです。
梶さんのTurning Point
《19歳》静岡代表を目指した初挑戦
ミス・ユニバース静岡大会への初エントリー。2週間のビューティーキャンプは、その厳しさに毎日涙したが、世界が広がる楽しさも実感。
《21歳》2度目の静岡大会で準優勝に
優勝を目指して臨んだ2度目。ビューティーキャンプではリーダーに立候補、積極性や集団の中での
役割に応じた振る舞い方も身につけた。
《22歳》母と営むお店が1周年に
大学を卒業後、母親の営むフィリピン料理店に携わる。さまざまな国の人が集まるグローバルな環境で、国際人としての感覚を養えている。
《23歳》自己確立できた短期留学
静岡大会の一次審査前に、短期留学でニューヨークに。日本人としてのアイデンティティに自信を持ち、大会に向けての意欲が新たに湧いた。
お仕事風景
今はミス・ユニバース・ジャパンを目指して、静岡大会の映像を見て反省点をチェック、日本大会に向けた研究を怠らない毎日。さらに、静岡のビューティーキャンプで学んだことを日常で実践。特に、生活の中での意識の持ち方や立ち振舞いは、初心を忘れずに気を抜かないよう過ごしている。
Woman’s File 静岡の輝く女性をクローズアップ。「リアルライフ」が、働く女性の魅力に迫る『Woman’s File』としてリニューアル!仕事もプライベートも自分のやり方でチャンスを掴み夢をカタチにした女性たちの体験談は、あなたが夢を実現するための原動力になるはず。