何食わぬ顔がめくれたら
予期せぬ敗北
赤だの白だの緑だの、このシーズンはその3色で賄われることになる。あと少しの茶色。そんな特別な日にはサプライズでディナーに連れていく。巷で有名なブランドのネックレスを食事の後にプレゼント。何が似合うか悩みに悩んでやっと選んだ。微笑んで嬉しいと言ってくれた時は、こっちまで嬉しくなった。喜んでくれたら男性もサプライズがしたくなるものだ。しかし帰り道、彼女はスタバの新作に喜び、ジャンプして、目を輝かせていた。本当に嬉しいときは飛び跳ねるのが癖みたい。また1つ彼女を知れた。そして600円に僕のサプライズは負けたのだ。
【筆者/山田】
womo営業。お笑い芸人和牛が大好き。コーヒーと本を持って格好つけの日々を過ごす。この仕事に就いてから3kg太りました。