真夏でも涼しくて爽快！静岡のひんやりスポット6選［1/2］

ムシムシと暑いこの季節、一日中クーラーの効いた室内にいる日が続くと体がダルい……。そんな時のおでかけにピッタリなのが、真夏でも涼しい＆冷たい、自然の恵みや雄大さを感じる場所。水辺や洞窟など、開放的で幻想的なひんやりスポットをピックアップ！

三島市・源兵衛川水辺の道

「水の都・三島」を象徴する清らかな風景

三島市は、街のあちこちから富士山の雪解け水が湧き出すせせらぎの街。JR三島駅から徒歩5分ほどの場所にある源兵衛川は、住宅や店舗のすぐそばを、街に溶け込むように流れている。水辺には木道が整備されており、せせらぎを聞きながらの散策が楽しめる。流れの中にある置き石を伝って歩いたり、水遊びをしたり。季節やタイミングによっては、カワセミやゲンジボタルの姿が見られることも。
※源兵衛川の水量が増え、飛び石や木道の一部が水没している場合があります（通れない場所には迂回看板を設置しています）

湧水の温度は年間を通じて15～16度なので夏でも冷たい。足をつけて休憩しながら散策を楽しもう

【源兵衛川水辺の道】
□所在地／三島市芝本町周辺
https://www.mishima-kankou.com/spot/287/

富士宮市・白糸の滝

まるで白い絹糸のような繊細かつダイナミックな光景

高さ20m、幅150mと富士山麓では最大スケールの滝。湾曲した絶壁から、富士山の雪解け水が幾筋もの絹糸のように白く細く流れ、壮大ながらもその可憐さに心が和む。日本の滝百選、天然記念物に選ばれているほか、富士山世界文化遺産の構成資産にもなっている。遊歩道をたどって滝壺のそばまで近づくことができ、辺りにはひんやりとした清涼感が漂う。すぐ近くには、白糸の滝とは対照的で勇壮な「音止の滝」もあり、轟音をとどろかせている。

年間を通じて水温12度、毎秒1.5トンの湧水が流れ出ている

□所在地／富士宮市上井出・原
https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/

伊豆市・土肥金山

真夏の坑内めぐりは天然のクーラー。世界一の巨大金塊で金運アップ？！

かつて佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山。現在では、坑道見学や砂金採りなどが楽しめる体験型の人気スポットに。坑内では等身大の人形たちが、当時の作業風景を再現。坑内の気温は平均19度で、真冬は暖かく真夏は涼しい、天然のクーラー。資料館では、ギネス認定の250kg・時価16億数千万円の金塊や、12.5㎏・時価8千数百万円の金塊を展示。直に触れることができ、その重量感や純金のひんやりとした感触にビックリ！