【第61回】ミッドナイト・ランナー(2017年)
パク・ソジュン巡礼の旅
筆者:こしあん
映画・海外ドラマ、Bリーグ、読書、お笑い、カメが大好き。
特技はイントロクイズ(80年・90年代ソング限定)。
怖がりのくせにホラーとミステリーが大好きで、生まれ変わったらFBI捜査官になりたい。
休日にどれだけ家にこもっていてもまったく苦にならない超インドア派。
ゆる~い解説で好きな映画(ときどきドラマ)を紹介していきます。
『ミッドナイト・ランナー』(2017年)
●ドラマ『梨泰院クラス』を観る
●ドラマ『彼女はキレイだった』を観る
●映画『ミッドナイト・ランナー』を観る
●ドラマ『キルミー・ヒールミー』を観る
●パク・ソジュンが表紙の週刊朝日を買っちゃう
NEW●パク・ソジュンの顔が印刷された韓国語単語カードを買いそうになる←今ここ
というわけで、前回もお伝えしましたが、『梨泰院クラス』を観て以来、頭の中がパク・ソジュンでいっぱいの2020年夏。
ステイホームがまったく苦にならないし、毎日が楽しくてしょうがないのです。新しい人生の始まりです。
そして先日、20年前に梨泰院に行っていたことが判明!(ソウルには行ったけど泊まったホテルが梨泰院だったことは忘れてた)
なんかもう、それだけでも嬉しいのです。重症です。
さて本作『ミッドナイト・ランナー』は、現在、日本テレビで放送中のドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』の元ネタです。
パク・ソジュンの相棒役はカン・ハヌル。この映画を観た時は全然知らなかったのですが、いま観ているドラマ『椿の花咲く頃』のヨンシク役で、韓国のテレビ・映画の最大賞といわれる「ペクサン・アワード」男性最優秀演技賞を受賞。あの『愛の不時着』や『梨泰院クラス』をおさえて、『椿の花咲く頃』がテレビドラマ部門大賞・脚本賞も受賞し圧勝したことで話題に!
『梨泰院クラス』のパク・ソジュンと『椿の花咲く頃』のカン・ハヌル。今もっとも旬な実力派若手俳優二人が共演していた作品なんです!
▼『ミッドナイト・ランナー』予告編はこちら
コミカルでテンポよく、とても観やすい作品。警察学校の若者たちの、無鉄砲だけど真っ直ぐな正義感に胸アツです。疾走感・爽快感満点です。
性格が正反対の二人が繰り広げるバディものにハズレなし! こういうワチャワチャ感大好き~。
主役二人の肉体美お披露目サービスシーンがちょいちょい挟み込まれるので油断できません……。
ある事件現場を目撃した二人は、警察学校で習った捜査の3大要素「被害者・証拠・現場」に則って、自分たちだけで捜査を進めていくことになります。
パク・ソジュン演じるギジュンは、頭よりも感情で動く熱血タイプで、試験でこの3大要素を「情熱・執念・本気」と書いてしまうんです。でもこれこそ大切な3大要素ですよね~。
トッポギを手がかりに聞き込みをするシーンがあるんだけど、韓国ってトッポギ売ってる屋台みたいなのがあんなにたくさんあるんですね。
静岡でいうと、おでんみたいな? お店によって味もみんな違っていて。
本来の発音は「トッポッキ」っていうのも初めて知りました。
コミカルな反面、描かれている犯罪はとても酷いもので……重い……本当に許し難い。
韓国映画やドラマって、心の底から胸クソ悪くなるような事件や、深すぎる社会の闇が描かれることが多いけど、あくまでもちゃんとエンタメとして面白く見せてくるのがスゴイなぁって思います。
誰かを助けるために、夜通し全力で走る。
「情熱・執念・本気」これは人生の3大要素だと思います!
それから、『梨泰院クラス』のアノひとがチョイ役で出ているので、それが自分にとってはサプライズ的でテンション上がりました。
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