秋の気配が漂ってくると、バッグに付けるチャームやキーホルダーも秋色の小物にチェンジしたくなる。そこで今回は、完全オリジナルのウッドキーチャームをつくってみよう。材料の木材は、家にある端材を使ってもOK。大きさや長さも好みで変えられるから、まさに世界にひとつだけのMYチャームが完成する。塗料は伸びが良く乾燥が早いソリッドカラーを使う。今年流行のモーブピンク(オールドピンク)をはじめ、深みを帯びた秋らしい色が揃っている。2色を混ぜ合わせたり重ね塗りして、好みを色づくりに挑戦しても楽しい。今回は平キーリングを使ったが、こちらもお好みで。ピアスやイヤリングパーツでアクセサリーにしても素敵。

使ったのはコレ

●ヒノキ棒 900×12×12mm　188円
●ヒノキ棒 900×10×10mm　135円
●桧材 1820×9×24mm　288円
●米ヒバ 丸棒 1820×20φ　815円
●ソリッドカラー 90g　各色　998円
●平キーリング25mm No.133 アンティークゴールド　180円
●トリガースナップ No.130 アンティークゴールド　358円
●細工鋸 片刃 100mm　1,200円
●彫刻刀セット T-4　598円
●F型下穴錐 2.5mm　798円
●バッテリーミニルーター MICRO　10,500円
●サンドペーパー NCA KP-150　75円
●サンドペーパー NCA KP-240　75円
●サンダー、当て板(端材)、ウェットティッシュ、ナイロンコード、ビーズスルー、ハサミ

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

つくりかた

【1】木材に穴をあける

木材の木口や木端に、2.5mmの錐で穴をあける。切り出す部分の長さまで、穴がまっすぐになるよう、錐が傾かないように注意して。

【2】木材をカットする

あけた穴が中心になるように、細工鋸を使って木材を好きなサイズ(長さ)にカットする。四角以外の形にカットする場合は、先に鉛筆で形の下書きを描いておきカットすると、後で加工がしやすい。

【3】面取りや表面の研磨をする

カットした木材は、サンドペーパー#150で形を整え、#240で表面をなめらかにする。サンドペーパーを作業台に置いて木材を動かせば、小さなパーツでも扱いやすい。面取りや角を丸く仕上げる場合は彫刻刀を使う。彫刻刀が使いづらい小さなものミニルーターを使って形を整えて。彫刻刀やミニルーターはケガをしないように慎重に扱って。

【4】塗装をする

仕上げ研磨をしたあと、ソリッドカラーで好きな色に塗る。ソリッドカラーはスポンジや布を使っても塗装できるが、水分を含んだウェットティッシュを使うと、伸びが良く、ムラも無く塗る事ができる。

【5】パーツをつなげる

塗料が乾いたら、ナイロンコードを二つ折りにして、木材が抜けないよう端に軽く結び目を作っておく。輪になる部分から木材に通していき、全て通したらキーリングに括る。最後に、おしりの部分をパーツの長さに合わせて玉結びで結び直す。

【６】ウッドキーチャームの完成

ワンポイントアドバイス！

好きな形で個性を表現しよう

木を切って削るところからスタートするので、ひとつひとつのパーツの形は違って当たり前です。手づくりならではの個性が出てくるので、愛着のあるアクセサリーが出来上がります。カットの仕方や削り方でいろいろな形が可能なので、ぜひチャレンジしてみてください。お子さんのいる方は一緒に作るのも楽しいです。ただし、刃物や電動工具の取り扱いにはくれぐれも気をつけて。

専用グッズやワイヤーで簡単糸通し

市販の糸通しや細いワイヤーを活用して

ナイロンコードを穴に通しにくい時は、市販のビーズスルーを使うと簡単に通すことができる。また、ビーズスルーの代わりに、細いワイヤーを二つに折ってコードの輪の部分に引っかければ、同じように通すことがができ便利。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。

「DIY工房」イベント開催中

そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIＹアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!

思わずつくってみたくなる❝DIYレシピ❞を絶賛紹介中!