富士の麓のローカル線「岳南電車」途中下車の旅[2/2]
womo編集部鈴木です。全長9.2km、片道約20分の小さなローカル線「岳南電車」、通称・ガクテツ。全10駅の駅舎は昭和レトロな風情が漂い、どの駅からも富士山の姿を望めるのもポイント。2020年11月は「秋の岳南電車まつり月間」として毎日楽しめるイベントを開催。途中下車して沿線のお店を楽しみつつ、夜は工場夜景萌え♪
【岳南電車沿線おすすめスポット】
【富士の麓のローカル線「岳南電車」途中下車の旅[1/2]】の記事から続き、吉原商店街の「Kamileon Cafe 58(カミレオンカフェ58)」へ。
富士市「Kamileon Cafe 58(カミレオンカフェ58)」
“紙のまち” 富士で、世界にひとつの紙バンド手芸体験
岳南電車吉原本町駅から徒歩7分、昭和レトロな雰囲気に和む吉原商店街にある「Kamileon Cafe 58」。地元の製紙会社の紙を原料にしたカラー100種類以上の紙バンドを使った「紙バンド手芸」が楽しめるカフェです。
ズラリと並ぶ紙バンドは圧巻! カラフルでキレイ~。
バッグや小物のキットもあり、初めての方でもレシピを見ながら制作でき、自分だけのオリジナルグッズが完成! ボンドやハサミなどの道具も用意されているので気軽にチャレンジしてみて。
【紙バンド制作体験】600円(1ドリンク付き、材料費別途、スペース利用可能時間2時間) ※なるべく事前に予約を
ランチには、吉原のご当地グルメ「つけナポリタン」がおすすめ。紙バンドを使った雑貨も購入でき、カフェのみの利用もOK。
不器用な私の手作りには完成度に不安が残るので、出来上がったものを買っていこうかな……。いや、でも、手作りもがんばりたい!
次に向かうのは、ここから徒歩5分ほどの場所にある、レトロモダンな文房具屋さん。
富士市「Penne19(ペンネ19)」
レンガ造りの瀟洒な建物がレトロで素敵! 「ペンをこよなく愛する文房具屋」
岳南電車吉原本町駅から徒歩5分、1946年に「マルウチ文具店」として開店し、2014年に「Penne19」としてリニューアルオープン。「ペンをこよなく愛する文房具屋」のコンセプト通り、レトロな雰囲気の店内にオリジナルのガラスペンやインク、厳選した万年筆などがズラリ。
インクは、岳南電車の車体の色や、夕陽に照らされた富士山と雲海をイメージした色などのご当地カラーがそろい、パッケージデザインも美しい。
2階はセルフのカフェスペースになっていて、10年後の自分に手紙が届く「タイムカプセルポスト」という素敵なサービスが。お気に入りの筆記具を見つけてじっくり、未来の自分への手紙をしたためてみては? まずは美文字の練習から……。
「Penne19」から吉原本町駅へと戻り、再び岳南電車に乗り込みます。次に下車するのは、駅名もかわいい比奈駅。
富士市「HINA-CAFE/HINA-KAGU(比奈カフェ/比奈家具)」
永く使える上質な家具と、あたたかみのあるシックなカフェ
比奈駅から徒歩3分、工場エリアにポツンと佇む小さなカフェ。アンティークに合わせたというインテリアがしっくり落ち着く。岳南電車の踏切の音までもが不思議とBGMに聞こえ、街のざわめきが心地いい空間で、ソファに座ってゆっくり、スイーツや食事が楽しめます。
併設の家具店では、「カリモク60」を中心に、時代を越えて受け継がれる上質な家具をセレクト。憧れの家具に思いを馳せながら、カフェでしばし夢のひとときを。
「HINA-CAFE/HINA-KAGU」スポット情報はこちら
比奈駅のお隣り、岳南富士岡駅には車庫があり、いろいろな車両が勢ぞろいしています。
ここで折り返して、帰りは周辺の夜景を楽しみながら吉原駅へと戻りましょう。
「途中で折り返すなんて中途半端でイヤ!」という人は、遠慮せずに終点の岳南江尾駅まで行っちゃってください……笑
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