『ふじえだ東海道まちあるき』ジモトの魅力を再発見!【藤枝宿編】
藤枝市には、東海道岡部宿や藤枝宿をはじめ、歴史や独自の文化が根付くスポットがいっぱい。 今回は、藤枝宿、蓮華寺池公園、瀬戸、瀬戸谷エリアをピックアップして紹介!
藤枝宿
徳川家康が鷹狩りのために度々訪れた「田中城下屋敷」や、久遠の松のある「大慶寺」など、藤枝市を代表する歴史的なスポットがいっぱい。
田中城下屋敷
本丸を中心に4重の同心円を描く、全国的にも珍しい城郭が特徴。日本遺産構成文化財のひとつで、今も美しい庭を散策することができる。
大慶寺・久遠の松
藤枝宿のほぼ真ん中に位置し、藤枝宿の目印として多くの旅人を導いてきた松。静岡県指定天然記念物で、日本遺産構成文化財のひとつでもある。
紅家
慶長年間創業。徳川家康への献上柿にならって考案された「長寿柿」は、田中城に菓子を納めていたと伝えられている。格式高い御用菓子司。
飽波神社
仁徳天皇6(318)年創建と伝えられる、志太平野最古の社。地元では「あくなみさん」と呼ばれ、開運厄除のほか、サッカー上達祈願でも親しまれている。
大正亭
明治36年創業の老舗精肉店。裏手にある食事処では、すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキ、とんかつなど、新鮮で良質なお肉を使った料理が味わえる。
瀬戸
藤枝宿と島田宿の中間にある立場(休憩のための茶屋などが置かれた場所)。戦国時代から伝わるという「染飯」が名物で、多くの旅人が足を休めた。旧東海道沿いには立派な松も残る。
千貫堤・瀬戸染飯伝承館
伝承館では、瀬戸の染飯についての歴史や資料のほか、大井川の氾濫からこのエリアを守るために築かれた堤防「千貫堤」についても学べる。
※染飯とは、蒸したもち米をクチナシの実で黄色く染めてすりつぶし、小判形などに薄くのばして干したもの
東海道中膝栗毛や、葛飾北斎の浮世絵にも描かれている染飯
現代版にアレンジしたおにぎりは、藤枝駅近くのお弁当屋さん「喜久屋」で販売中!
蓮華寺池公園
藤枝市のシンボル的存在となっている憩いの場「蓮華寺池公園」。四季折々の風景を楽しんだり、博物館やカフェでゆっくり過ごすのもいい。
藤枝市郷土博物館・文学館
蓮華寺池公園内にあり、藤枝の歴史・文化を展示する博物館。歴史的資料を通じて郷土史や藤枝宿の庶民の暮らしを学ぶことができる
茶房 華蔵
築80年以上の石蔵を改装したレトロな雰囲気のカフェ。注文後に豆を挽く自家焙煎コーヒーは味も香りも格別。ジャズが流れる店内で優雅なひとときが過ごせる。
瀬戸谷エリア
JR藤枝駅より車で約1時間の場所にある山間部。温泉やキャンプ場など、雄大な自然を満喫しながら一日中楽しめるスポットが充実。
おれっぷ大久保
一年中楽しめる芝のグラススキー場やキャンプ場、手ぶらでOKのバーベキュー場などがあり、大自然のなかで一日たっぷり遊び尽くせる。
藤枝市陶芸センター
気軽に陶芸を体験できる施設。粘土の成形から色を選択するところまでを行い、1ヶ月半後に完成(配送も可)。茶碗やお皿など好きなものを作って、思い出を形にしよう。
ジモトの東海道をめぐる旅へでかけよう!
藤枝市と静岡市の旧東海道に関連した文化財や史跡をはじめ、宿場の街並みや美しい景色のほか、グルメや体験などの情報を広く発信。「東海道まちあるき」のサイトを活用して、のんびり東海道界隈のまちあるきを楽しもう。