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東伊豆町稲取の伝承文化「雛のつるし飾りまつり」開催中

雛のつるし飾り発祥の地・稲取で開催される春の風物詩「雛のつるし飾りまつり」。色も形もさまざまな、素朴で愛らしいつるし飾りが町を彩ります。メイン会場や協賛会場で華やかな飾りが見られるほか、スタンプラリー、お茶会、つるし飾りや地場産品の販売なども行われます。

東伊豆町稲取「雛のつるし飾りまつり」

稲取温泉に古くから伝わる雛のつるし飾りは、江戸時代、高価な雛壇飾りが買えなかった庶民が、娘の健やかな成長を願って手作りしたのが始まり。

雛のつるし飾りまつり、稲取

昭和後期に失われつつあった、稲取独自の美しい風習を残そうと、平成に入ってから地元の有志により雛の会が発足。
今では毎年1月20日~3月31日に「雛のつるし飾りまつり」が開催され、稲取の一大イベントに。

雛のつるし飾りまつり、稲取

表情豊かで愛らしく、素朴な温かみのあるつるし飾り。一針一針、子や孫の成長を願って手作りされた、やさしい心が伝わります。
ひとつひとつは小さいけれど、たくさん集まるととっても華やかに!

色も形もさまざまで、その種類ごとに意味や思いが込められています。

雛のつるし飾りまつり、稲取、うさぎ

【うさぎ】
赤い目のうさぎには呪力があるとされ、神様のお遣いともいわれています。


雛のつるし飾りまつり、稲取、巾着

【巾着】
お金が貯まるように、お金に困らないように。


雛のつるし飾りまつり、稲取、這い子

【這い子人形】
たくさんハイハイをして、丈夫に成長するように。


雛のつるし飾りまつり、稲取、桃

【桃】
女性の象徴。厄払い、多産と薬用効果、延命長寿を願います。


雛のつるし飾りまつり、稲取、だるま

【だるま】
七転び八起きで福を招く縁起物。


雛のつるし飾りまつり、稲取、ぞうり

【ぞうり】
足が丈夫になるように。


雛のつるし飾りまつり、稲取、金目鯛

【金目鯛】
おめでたい席には欠かせない稲取名物の縁起物。赤い色は魔除けの意味も。


※新型コロナウイルスの感染状況により、イベントを縮小または中止することがあります。最新情報については、公式サイトにてご確認ください。


《雛のつるし飾りまつり》
■開催期間/2021年1月20日(水)~3月31日(水)
■開催場所/メイン会場:文化公園 雛の館、むかい庵(2月20日~3月10日) その他東伊豆町稲取各所
■入館料/文化公園 雛の館500円、むかい庵500円
■開館時間/9:00~17:00(最終受付16:30)
■駐車場/有り
■問合せ/0557-95-2901(稲取温泉旅館協同組合)

雛のつるし飾りまつり 公式サイト

更新日:2021/1/29
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