【Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜】食を通じて人と人とが繋がるコミュニティスペースが2021/2/1(月)にオープン
「アンリガレット(HENRY GALETTE)」 のオーナーの金井さんから「ちょっとおもしろい新しいお店をオープンしたから、よかったら顔を出して」との情報をいただく。金井さんは2020年11月にオープンした「青葉公園通り アンリガレット(HENRY GALETTE)」をこのコラム企画でもご紹介したばかり。「最後の晩餐」というインパクトがある店名に興味をそそられ、金井さんにお話をうかがいに訪れた。
2021/2/1(月)OPEN! グルメ・両替町「Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜」
「Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜」は、惣菜、おつまみ、ヘルシーランチなどを提供
死ぬ前の最後の晩餐(ばんさん)で食べたい食事は何だろうか?「最後の晩餐」のオーナー・金井さんにとっての“最後の晩餐“の食事は、おいしいワインとチーズなのだそう。ここはそんな金井さんが最後の晩餐で食べたいと思うワインとチーズ、惣菜などのおつまみをぷらっと訪れて立ち飲みで楽しめるお店。人と人とが集えるコミュニティの場になればというコンセプトでスタートした。ヘルシーランチやお弁当、バリスタコーヒー、ワンコインスタンドとして楽しめるお店になっている。
ランチの時間には、ボディートレーナー監修の「パワーランチ」「ストイックランチ」がいただける。高タンパク、低脂肪、低糖質でありながら野菜たっぷり。ローストビーフもしくは鴨のスモークが入っていて満足感がありつつも栄養バランスが整っていてヘルシー。古代米を使用しており、アスリートはもちろん、ダイエット中の女性にもぴったりな食事なのだそう。
「Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜」はさまざまなお店が集まって成り立つ食のコミュニティ広場
お店の外ではお弁当やコーヒーなどさまざまなグルメを販売しており、オープン以来、「何のお店だろう?」「最後の晩餐? すごい店名!」などと、道行く人の話題の的となっている。
「最後の晩餐にはおいしいパンとワイン、チーズを食べたい」。それは金井さんが10年以上も前に決めていたこと。2020年6月、某会社の社長さんと飲んでいた際、この“最後の晩餐“が話題にのぼる。「『じゃあ、その店、やればいいじゃん。おもしろいから、オレ、行くよ〜』と言われたんです。飲みに行っていたお店の女性スタッフにも意見を聞いてみたら、『量をたくさん食べられないから、少しずつ食べられるスタイルのお店があったらいいかも』との声。だったらそんなお店をやってみたらおもしろいかもと思ったんです」。
「おもしろいこともやってみたい!」とこちらのお店の構想も練り始めていたところ、ちょうど「青葉公園通り アンリガレット(HENRY GALETTE)」と同じ青葉公園通りを挟んだ斜め向かいの場所が空き店舗に。早速契約を決め、2021年1月にオープンに至った。
「青葉公園通り アンリガレット(HENRY GALETTE)」の記事はこちら
「Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜」はお酒とおつまみで1000円と気軽に飲める立ち飲みバー
「お酒とおつまみの惣菜2品で1000円なので、気軽に立ち飲みしてもらえたらと思っていたんですが、始めるうちに『コロナの影響でお弁当が売れない』というお店が来たり、高校生バリスタで知られる男の子がコーヒーを売りたいと言ってきたりと、いろんな業種の人が集まってきました。こんなご時世だから型にこだわり過ぎないお店があってもいいんじゃないかと思うんです」。
飲食店のお弁当、自然食品のお店、コーヒー店など、さまざまなお店が集まった。静岡市葵区呉服町にある「プレジール」のハラール認証を受けた飲む美容液という女性に嬉しい商品も販売している。
参加しているお店が日によって異なるので、その日その日で見せる表情が違うのもまたおもしろい。
「Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜」は食を通じて静岡を盛り上げていく場所に
「食を通じて世の中にハッピーを撒き散らすチャレンジをしたい」というのが金井さんのモットー。「コロナ禍の影響で気軽に飲食店に行けない時代になった。青葉公園通りに面したこのお店なら、目の前の公園でお弁当を食べてもいいし、コーヒーを飲んでもいい。お店同士も協力し合えたらと思ったんです。枠にとらわれず思いのままに楽しんでもらえたら。コロナが落ち着いたら、ここをもっと人が集えて出会える場にしていきたい」と金井さんは話す。
そんな話を聞いているうちに「金井さん、元気? 近くを通ったからのぞいてみたよ」と女性のお客さんが入ってくる。「せっかくだから飲もう」と金井さんと二人でビールをあけ始める。そんな雰囲気が気になったのか、店頭に出ていたお弁当が気になったのか一人の若い男性がお店をのぞき込んでいた。彼も「入りなよ〜」と招き入れられる。戸惑いながら中に入ってきた男性は「引っ越してきたばかりで、お弁当買えるかなと思って」。気が付けばあっという間に仲良くなっていた。立ち飲みなのでさっと飲んで、さっと帰っていく。こうして人と人が集う場になるのかと将来がみえた一コマだった。
ドライフルーツや駄菓子も販売しているので、子どもを連れてお菓子を買い、親はコーヒーを買って、青葉公園で過ごすのもいい。こんな時代だからこそ生まれた新しいスタイルのお店。近くを通ったらちょっと顔を出してみてはどうだろう。
【MENU】※価格はいずれも税別
●パワーランチ(ローストビーフ、海藻スープ付)……1200円
●ストイックランチ(鴨のスモーク、海藻スープ付)……1500円
●鷹匠 ななはの特製弁当……1200円
●ビール・ハイボール・レモンサワー・自然派ワイン・スパークリング……各500円
●お好きな惣菜2種……500円
「Aoba Stand『最後の晩餐』wine・惣菜」の詳細はwomo店舗ページをチェック
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