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【本とおくりもの ヒガクレ荘】新しい本屋のカタチを模索。棚貸しの本屋さんが2021/2/2(火)にオープン

七間町・人宿町エリアにまた一軒、素敵なお店がオープン。「こんな本屋さんがあったらいいな」という思いでオープンした「ヒガクレ荘」は、棚貸しの本屋という新しいスタイルでお店を営む。アンティークな雰囲気のお店で、まるで外国の本屋のよう。「本とおくりもの ヒガクレ荘」の管理人である村松さんにお話をうかがった。

2021/2/2(火)OPEN! 書店「本とおくりもの ヒガクレ荘」

「本とおくりもの ヒガクレ荘」は3500円〜で個人の書店が開けるお店

七間町通り沿いにあるビルの間を抜けるように進んでいくと「本とおくりもの ヒガクレ荘」がある。
この狭いビルの間を通る時のワクワク感、そしてレトロな入り口の雰囲気がとてもいい。
店内は古いアパートメントをイメージしたインテリアだそうだが、アンティークのランプやテーブル、棚、それにしっくり馴染むように造られた本箱。
そして、剥き出しのコンクリート床、ビルの躯体をそのまま見せた天井が空間をさらに印象的なものにしている。

静岡市、ヒガクレ荘、外観

ここは棚貸しの本屋さんで、31センチ角の正方形の箱にはそれぞれの出店者がセレクトした本が並ぶ。
本棚は一箱月額3500円〜。
大切にしていた小説、長年自宅で眠っていた若き頃に入手した古書、集めていた雑誌のバックナンバー。
本好きの人ならわかるかもしれないが、捨てるには忍びない、大手チェーン店の古本屋には売りたくないが自宅の本棚がいっぱいだから大切にしてくれる人に譲りたい、本屋さんになるのが夢だった。
そんなふうに思う人もいるのではないだろうか。
ここではそんな、本好きな誰かがセレクトした本が売られている。
自費出版やフリーペーパーの配布・販売も可能という。
※古物商の許可を取得している「本とおくりもの ヒガクレ荘」が個人から委託を受けて販売するという形式

その他にも「本とおくりもの ヒガクレ荘」がセレクトした新刊や、食品、文具、雑貨も販売している。
旅先でこんなお店に出合えたら、思わず嬉しくなるようなそんな雰囲気のお店。
静岡には今まであまりなかったタイプのお店ではないだろうか。

静岡市、ヒガクレ荘、店内

「本とおくりもの ヒガクレ荘」は「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」と双方向で利用できる

「本とおくりもの ヒガクレ荘」には姉妹店がある。
2018年に静岡市葵区七間町にオープンした「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」だ。
「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」は40年以上営業していた昔ながらの喫茶店を村松さんと友人とで引き継ぎ、2階と3階をゲストハウスに改装している。
1泊3300円〜と価格も手頃で、しかも喫茶店で朝食などの軽食をいただけるとあってファンも多い場所だ。
ヒトヤ堂を営んでいる中で感じたことが、ヒガクレ荘オープンのきっかけにもなったという。

静岡市、ヒガクレ荘、本

「喫茶店をゆっくり読書する場所として使ってくださる方も多いんです。
喫茶店と本は、とても相性がいい。
あと、ゲストハウスに泊まり来たお客様が、駅などでは買えない旅のお土産が買える場所が近くにあったらと思っていました。
そんな時、東京で棚貸し本屋さんを訪問。
おもしろいなあ、静岡にもこんな場があればと思ったんです。
旅先で出会った本は旅のお土産にもなるのではとも感じました。
普段と違った気分で訪れた本屋さんは、普段と違った視点で本と出合えます。
そんなさまざまなことが重なり、企画することにしました」。

「本とおくりもの ヒガクレ荘」で本を買って「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」で読む。
「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」に泊まって旅の想い出やお土産を「本とおくりもの ヒガクレ荘」で買う。
そんな双方向の行き来があったらおもしろいのではという想いもあり、スタートしたという。

静岡市、ヒガクレ荘、雑貨

「本とおくりもの ヒガクレ荘」が提案する新しい書店のカタチ

「本とおくりもの ヒガクレ荘」はまず2020年11月17日にプレオープン。
地元の書店にゲスト出店してもらうとともに、書店に案内チラシを置かせてもらったところ、個人の出店希望者が集まり、2021年2月2日に正式オープンとなった。

「棚にはそれぞれ異なる屋号がついていて、まるで集合住宅のよう。
ー般的な書店とは異なり、誰かのおうちの本棚を覗いているような楽しさや、棚の店主がどんな方なのか想像するワクワク感がある。
小さな棚の中には個性的な本が集まっています」と村松さんは話す。

静岡市、ヒガクレ荘、雑貨

近年、スマートフォンの普及に伴い、年々本は売れなくなり、書店も次々と閉店していっている。
「棚の店主さんみなさんと一緒に運営しているお店。
店舗の家賃をみんなでシェアしているようなイメージです。
利益の出にくい実店舗の本屋さんでも、長く続けられるような新しいカタチを模索できればと考えています」。

「本とおくりもの ヒガクレ荘」が提案する新しい書店のカタチ。
素敵な雰囲気のお店なので、ぜひ本好きはもちろん、贈りもの選びの際にもぜひ訪れてみてはいかがだろう。
あまり見かけない古書と雑貨とを組み合わせた贈りものというのも、珍しさからきっと相手に喜ばれるに違いない。

静岡市、ヒガクレ荘、入口

【MENU】
●貸し本棚……月額3500円〜 ※入会金1500円(3か月以上の利用で無料)

「本とおくりもの ヒガクレ荘」の詳細はwomo店舗ページへ

店舗ページへ

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紹介スポット

静岡市葵区

本とおくりもの ヒガクレ荘

棚ごとにオーナーが違う新しいカタチの本屋さん。かわいい雑貨や食品も販売

更新日:2021/3/5
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