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【カレーと喫茶 あまりろ】女性店主が営む "家庭とお店の間の味" を目指したお店が2021/4/1(木)に鷹匠にオープン

【カレーと喫茶 あまりろ】女性店主が営む "家庭とお店の間の味" を目指したお店が2021/4/1(木)に鷹匠にオープン

静岡市葵区鷹匠の「末廣寿司 本店」の隣に、ちょっと懐かしい雰囲気のお店ができた。「あまりろ」は、もともと日吉町駅から北街道に向かう途中にある「たいやき茶屋 葵堂」の中にあったお店。店主の小亀さんが独立移転オープンした。そんな店主の小亀さちさんにお話をうかがった。

2021/4/1(木)OPEN! グルメ・鷹匠「カレーと喫茶 あまりろ」

「カレーと喫茶 あまりろ」のカレーは、シイタケペーストが隠し味

古き良き趣を残しつつ、必要なところにのみ改修をほどこした素敵な喫茶店が鷹匠にオープンした。
店主の小亀さんが一人で切り盛りしており、メニューは決して多くはないが、どれもこだわって手づくりした優しい味がひろがる。
今回、以前のお店で提供していたカレーを中心に、喫茶メニューが新たに加わった。

「あまりろ」のカレーは「家庭とお店との中間を目指した味」にしているという。

豚肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモといったオーソドックスな具材に、ニンニク、ショウガ、クミンなどのスパイスをブレンド。ココアパウダーを加えることでコクが出るそうだ。

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甘口なのでお子さんや辛いものが苦手な人でも大丈夫。
辛い方が好みの人は、別添えのホットスパイスを加えるといい。
煮くずれが心配なジャガイモは別で調理し、提供前にあとから加えているそうだ。

「あまりろ」のカレーの味の決め手になっているのは、バターで炒めたシイタケペースト。
「いろいろなキノコを試してみましたが、シイタケが一番コクが出ておいしくなるんです。このシイタケペースト、このままでもおいしくて、パンにのせて食べてもおいしいんですよ」。
そんな話を聞くと、シイタケペーストをのせたパンも食べてみたくなる。メニューに出しては?と伝えると、「確かに! 今はお店をスタートしたばかりで余裕がないんですが、ちょっと検討してみようかな」。
シイタケペーストのパンがいつかメニューに仲間入りするかもしれない。

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ちなみに、ドライカレーはスパイスがきいている。
ルーのみの持ち帰りも可能で、一人暮らしの人や近所のお母さんがお鍋持参で来店するそう。
家庭でお店の味をいただくのもよさそうだ。

「カレーと喫茶 あまりろ」は喫茶メニューも一つひとつ丁寧に考案している

店名の「あまりろ」は、スペイン語で “黄色” の意味がある。
店主の小亀さんは黄色が好きだそうで、言われてみればカーテンをはじめ店内にはところどころに黄色がある。
「前の店舗はもう少し黄色の印象が強かったのですが、新店舗は内装に合わせたので黄色は少なめになっちゃいました。『あまりろ』の音の響きがかわいらしく、そしてひらがなにしたので誰にでも読んでもらいやすいかなと思って」と話す。

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黄色のものはカレー以外に、自家製レモンシロップを使ったメニューもある。
レモンジュースのほか、ソーダ、ウォッカと炭酸で割ったレモンサワー、食後酒にもなるレモンチェッロも提供している。
「静岡産の無農薬レモンを使ってつくっています。なくなり次第終了なので、この後は梅シロップをつくろうかと。季節のフルーツでつくっていきたいと思っています」。

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甘酒は米こうじから手づくり。
温かい飲みものの印象が強い甘酒だが、「飲む点滴」とも称されるほど栄養満点。
夏はアイスがおすすめで、ミルク割りやソーダ割りにしてもおいしいそうだ。

杏仁のような香り高いトンカ豆を使用した自家製チーズケーキもコクがあっておいしい。
フレンチプレスで淹れるコーヒーと合わせたい。
「どれも自分が一番好きな組み合わせ。ココアもミルクジェラートも生クリーム入りなんです。濃厚でコクがあるものが好きですね」と笑う。

「カレーと喫茶 あまりろ」は、映画『かもめ食堂』にあこがれて始めたお店

小亀さんは東京出身。
映画『かもめ食堂』を観て以来、いつか自分もこんなお店を持ちたいと思うようになり、いろいろ飲食店をリサーチしていたところ、静岡市内のとある飲食店に出合う。
お店の雰囲気と趣旨に惹かれ、「この店で働きたい!」と静岡へ移住してきたが、しばらくしてお店が閉店することになってしまう。
「実は、お店のカレーの味の決め手になっていうシイタケを使うというアイデアは、このお店で教えてもらったんです。素敵なお店だったのですが、閉店してしまって本当に残念でした……」。

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どうしようかなと思っていたところに、知り合いから『葵堂』さんのアルバイトを紹介され、働くことに。
「3か月くらいは『葵堂』さんでアルバイトしていたのですが、店主の方から『将来、飲食店やりたいのなら、うちで何かやってみたら? カレーなんてどう?』と勧められたんです」。
カレーについていろいろ調べ、実際に研究してみると奥深くておもしろい。
やがて『葵堂』の業務も手伝いながら、カレーの提供を始めた。

お客さんからの評判もよく、順調にお店を営んでいたところ、「知り合いの陶芸をやっている人から『オクシズに家を借りるからそこでお店をやっては』という話が出たんです。いい機会だから夢を実現しようと思って、独立を決意しました」。
『葵堂』を辞め、独立の準備をスタート。
ところが、その場所が調整区域になっていて飲食店を出すことができないことがわかる。
そこから急ぎ、場所を探し直すことになったそうだ。

「いろいろ探す中で出合ったのが『葵堂』さんから徒歩4分程度とすぐ近くのこの場所。雰囲気に惹かれました。そして大家さんが本当にいい方で。長く放置されていたのでお店は荒れていたのですが、大家さんがご友人も呼んでくださり、一緒に片付けを手伝ってくださったんですよ」。
2年ほど放置されていたが、以前は洋食店だったり喫茶店だったりした場所だという。

「カレーと喫茶 あまりろ」は、一人でゆったり過ごしたくなるような居心地

映画『かもめ食堂』がきっかけで飲食店を始めた小亀さん。独立に伴い、カレー以外の選択肢もあったのではないだろうか。
「2年間カレーをつくり続けていましたが、飽きることがなかったんです。カレーは大人も子どもも老若男女問わず、好まれるものでしょう。移転に伴い、お店の雰囲気に合わせ、喫茶店としても使ってもらえたらなと思い、コーヒーやケーキなどのメニューを増やしました」。

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ちなみにメニュー表のイラストは小亀さん自身の手描きによるもの。
「少しだけイラストを描くことを仕事にしていたこともありますが、好きなことは仕事にしない方がいいと思って。今はやっていません」。
ほんわりとしてかわいいイラストは見ていて和む。

「洗いものなどヘルプに入ってもらうこともありますが、基本的には一人で営業しています。今はまだあまり余裕がないのですが、余裕ができたらカレー以外に丼や定食、焼菓子のメニューを増やせればと思っています」。
小亀さんがつくるカレーや喫茶メニューは、つくり手の温かさを感じる味。
「家庭とお店との中間を目指した味を目指している」と話すように、それはカレーだけでなく、喫茶メニューにも感じることだ。
家庭のような温かさがありながらも、安定したプロの手仕事も感じる。
友人、家族で訪れるのもいいが、womoライター個人としては本を読みながら一人の時間を楽しみに訪れたいと思った。

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【MENU】※アルコール以外はテイクアウト可能
《フード》
●自家製カレー……850円(大盛り+100円、少なめ-50円)
●ドライカレー……850円(大盛り+100円、少なめ-50円)
●カレールー(持ち帰り)……1人前600円、1.5人前850円

《スイーツ》
●チーズケーキ……500円(ハーフ300円)
●ミルクジェラート……400円(ハーフ250円)

《ドリンク》
●コーヒー[hotフレンチプレス/iceハンドドリップ]……400円
●カフェオレ[hot/ice]……450円
●ココア[hot/ice]……450円
●チャイ[hot/ice]……500円
●自家製レモンジュース(ソーダ割りもOK)……500円
●米こうじの甘酒[hot/ice](ミルク割りもOK)……500円

《アルコール》
●自家製リモンチェッロ(ストレート/ロック/ソーダ)……600円
●オリジナルレモンサワー……600円

「カレーと喫茶 あまりろ」の詳細はwomo店舗ページをチェック

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静岡市葵区

カレーと喫茶 あまりろ

女性店主が営む "家庭とお店の間の味" を目指した喫茶店

更新日:2021/5/6
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