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【コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)】アパレルスタッフの私物とリメイク品などを販売するショップが2020/12/12(土)に静岡市駿河区高松にオープン

【コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)】アパレルスタッフの私物とリメイク品などを販売するショップが2020/12/12(土)に静岡市駿河区高松にオープン

かつて「D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA」があった店舗の2Fに、「タイタコーポレイション」が運営するリユースショップがオープン。アパレルショップスタッフの私物を集め、アウトレット商品も展開するショップ。営業日は金曜と土曜のみ。店長の望月愛莉さんにお話をうかがった。

2020/12/12(土)OPEN! ショップ・高松「コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)」

タイタコーポレイションが営むリユースショップ「コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)」

「D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA」があった建物(現在は「THE NORTH FACE/HELLY HANSEN 静岡」)の右手に、金曜・土曜のみ開けられる入り口がある。これが「コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)」の入り口だ。「タイタコーポレイション」が営むお店がいくつかあるので、womoライターもよく訪れていたが、お店の存在に気づいたのはお店がオープンしてから数か月後。お店を知ってからも、中の様子が見えないこともありこの階段を上がる勇気がなく、「いっそのこと取材してみよう!」と思い、アポイントを入れてみた。

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実際に訪れてみると、「もっと早く勇気を出して訪れてみればよかった!」と思うほど素敵な場所。おしゃれなもの、お洋服が好きな人は、ぜひ足を運んでみてほしい。ファッションの参考になるもの、おもしろいアイテムに出会えるお店だ。

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店名の「collect piece work」は、“集める、つなぎ合わせる” という意味が込められている。「URBAN RESEARCH 静岡パルコ店」や「nano・universe 静岡パルコ店」などのアパレルや、「223cafe」や「MOUNTAIN BAKE」などの飲食店を営む「タイタコーポレイション」が新しく立ち上げた事業。

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70年代のファッションが好きという店長の望月さんが彩る店内。ヒッピースタイルな雰囲気


「タイタコーポレイション」のアパレルショップで働くスタッフのユーズド品や、アパレル店舗で出た不良品、スタッフがつくるリメイク品などを集めて販売している。店舗で出た不良品といっても、言われてもわからない程度の傷だったり、補修したりしているので、十分きれいに着られる洋服だ。

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メンズシャツを組み合わせてリメイクしたアイテム。ユニセックスで着られそう

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タイタコーポレイションのリメイクプロジェクト(rimake innovation project)はこちら


レディースものが中心だが、一部、メンズものも。さまざまなアイテムが集まっているので、10代から50代、60代以上の方までと幅広い層に楽しんでもらえるラインアップ。母娘で訪れてもよさそうだ。
「ファッションを通して、モノと人、人と人をつなぐ出会いの場所になれたら」と店長の望月さんは考えているそうだ。

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「今はシーズン入れ替え中なので商品が少なめ。今後は取り扱いアイテムをもっと増やしていく予定です」と話す店長の望月さん


「私自身が洋服が本当に大好きなのですが、洋服にはさまざまな想いがたくさん詰まっていると思うんです。洋服を買うまでのストーリー、買ったばかりの服を着て出かけるときのワクワク感など、ファッションは本当に楽しいもの。そんな洋服をそのまま捨ててしまうのではなく、また別の必要としてくれる誰かにつなげられたら。そんな想いから始まったお店なんです。 “想いのかけらを集めてつなげる”、それが “collect piece work” に込めた想いです」。

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ユーズド品には「ラスベガスで買った」「日本未入荷品」「20年前に渋谷で購入」など、出品したスタッフからの直筆コメントがタグに書かれている。タグから洋服のストーリーを感じられ、まさに “出会い” を感じる


「コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)」は社内公募から生まれたお店

店長の望月さんは、普段は「URBAN RESEARCH 静岡パルコ店」に勤務するスタッフ。
服が大好きで、古着屋を訪れたり、自分で服をリメイクしたりするのが好きなのだそう。「タイタコーポレイション」内で、リユース事業を立ち上げることになり、以前からやりたいと考えていた「アパレルスタッフの私物・リユース品」で企画を出したところ、採用されたという。

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試着室の雰囲気もまたおしゃれ。シャンデリアは静岡市の街中にあった飲食店で使用されていたものだそう


2020年初夏頃より少しずつ準備を始め、2020年12月12日オープンすることになった。
インテリアは「タイタコーポレイション」のほかの店舗で使用していたもの。そう言われてみれば、見覚えがある照明や家具もある。この場所自体は、カメラマンのスタジオになっていた場所で、無機質な印象。オープン後も店長の望月さん自身で壁を部分的に塗装するなど手を加えていっている。

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店長の望月さん自身がペイントした壁の色も印象的


「コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)」ではファッショントークを楽しもう

「ここではいろんな話をしたりしながら、ゆったり見てもらえたら」と店長の望月さんは話す。話していると、2時間くらいゆっくりしていってしまう人もいるのだとか。
「アットホームな雰囲気のお店を目指していて、今はコロナ禍なのでなかなかできないですが、いずれは下の『223cafe』のドリンクを飲みながら過ごしてもらえる場所にできたらと考えています」とのこと。

天気がよければ窓からは富士山や日本平の山々が望めるのどかな場所。

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天気がよければ窓から富士山が望める


「ファッションの楽しさ、洋服を選んで着ることの楽しさ、モノを大切にしていくという想いを、ここからたくさんの人に広げていけたらと思っています」と話す望月さん。
着こなしのアドバイスもしてもらえるので、ぜひ望月さんとのファッショントークを楽しみながら過ごしてみては。

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ビンテージのビーズやスカート・ニットなどの素材から生み出されたアクセサリー。若手のアクセサリー作家・TiMさんの作品

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TiMさん Instagram


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韓国で買い付けたというアイテムも販売

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ビンテージやアウトレットになったシルクなどのバンダナも手頃なお値段で販売


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キャリー品(=シーズンを過ぎても引き続き店舗で販売されるアイテムのこと)など、店舗でブランドから買い取ったものの売れ残ってしまったものなども置いている。

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手描きのアート作品はなんと1000円台のお値段。こんなふうに壁などに飾ってもおしゃれ

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「コレクト・ピース・ワーク(collect piece work)」の詳細はwomo店舗ページをチェック

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紹介スポット

静岡市駿河区

collect piece work

アパレルスタッフの私物やアウトレット品、リメイク品などを販売するお店

更新日:2021/6/10
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