「古代エジプト展 天地創造の神話」静岡県立美術館 ミイラ・マスクに棺! 生と死のサイクルを解き明かす新たな趣向のエジプト展
ドイツ・ベルリンにある「ベルリン国立博物館群エジプト博物館」のコレクションから、「天地創造の神話」をテーマに、約130点の名品を展示。3章からなる展示構成で、各章で異なる空間を演出。展覧会公式キャラクター「アヌビス」によるオリジナルアニメーションもお楽しみに!
「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」 2021/7/10~9/5
古代エジプト人たちは、原初の海「ヌン」からすべてのものが生まれ、そして終末の日に再び原初の海に世界は飲み込まれると信じていました。
本展では、古代エジプト人が信じた「天地創造と終焉の物語」に焦点を当て、「ベルリン国立博物館群エジプト博物館」のコレクションから、選りすぐりの出土品や資料を紹介。日本初公開100点以上を含む約130点の作品を展示します。
古代エジプト神話に描かれていた、壮大な生と死のサイクル。
アニメーションも駆使しながら貴重な出土品とともに解き明かす、新たな趣向のエジプト展です。
■第1章 天地創造と神々の世界
古代エジプト社会においては、この世のすべては全知全能の神々の力によって創造されたと考えられていました。原初の海「ヌン」と呼ばれる暗闇が支配する混沌とした状態から、神々の意思により秩序ある世界が創造されたのです。
この章では、奉納品として神殿に捧げられた猫の姿の女神《バステト女神座像》など、神々の姿や、神々が創った森羅万象を見ていきます。
■第2章 ファラオと宇宙の秩序
宇宙の全体を支配する秩序・摂理(マアト)は、絶対であり、個々の人間が遵守すべき最も重要な規範・道徳としても考えられていました。古代エジプトの君主であり、人間社会のリーダーであるファラオは、社会の中でマアトを守り、実行する最高責任者でした。
この章では、ファラオや王妃の頭部をかたどった彫刻、スカラベなどを展示し、ファラオが担った役割や強いリーダーシップに迫ります。
■第3章 死後の審判
死者は、墓地の守護神でミイラ作りの神でもあるジャッカルの頭をしたアヌビスにより、「二つのマアト(正義)の広間」に導かれます。ここで死者の審判が行われ、死者の心臓は天秤ばかりにかけられ、マアトを象徴する羽根と釣り合うか計られます。
美しい装飾が施された棺やミイラ・マスクなどを展示し、古代エジプトの人々が信じていた死後の世界を紐解きます。
2.5次元俳優・荒牧慶彦さんが、音声ガイドや展覧会キャラクターの声を担当
古代エジプトにおいて冥界への案内人とされたアヌビス神。本展では、展覧会公式キャラクター「アヌビス」がエジプト神話の世界をご案内。
「アヌビス」の声と動きは、2.5次元俳優のトップランナーである荒牧慶彦さんが担当。荒牧さんが命を吹き込んだ「アヌビス」が大活躍するオリジナルアニメーション映像は必見!
さらに、荒牧さんは音声ガイドのナレーターもつとめます。
会場では、「アヌビス」グッズをはじめ、トートバッグ、マスク、ブックカバー、豆皿などオリジナルグッズも充実。図録ほか、エジプト関連の商品や書籍なども並びます。
作品はすべて © Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / Margarete Büsing / Jürgen Liepe / Andreas Paasch / Sandra Steiß
【国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話】
■会期/2021年7月10日(土)~9月5日(日)
※毎週月曜は休館(8月9日は開館)
■観覧料/一般1500円、高校生・大学生・70歳以上800円、中学生以下無料
■開館時間/10:00~17:30(展示室への入室は~17:00)
夜間開館:8月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)、9月4日(土)、5日(日)は、10:00~19:00(展示室への入室は~18:30)
■会場/静岡県立美術館(静岡市駿河区谷田 53-2)
■駐車場/約400台
■問合せ/054-263-5755
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※応募期間:2021年7月8日(木)~7月26日(月)
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