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【014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)】自家製ソーセージのホットドッグのみを出す、神出鬼没なキッチンカーが2021/4/18(日)にオープン

【014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)】自家製ソーセージのホットドッグのみを出す、神出鬼没なキッチンカーが2021/4/18(日)にオープン

自家製ソーセージを使ったこだわりのホットドッグが食べれるキッチンカーのお店が登場したという情報をキャッチ。自家製ソーセージとは? メニューはホットドッグだけ? “神出鬼没”なため、なかなか取材が実施できなかったが、「バーバー&トランジット ギャラリー サード シェイブ(Barber&Transit Gallery Sard Shave)」で出店するという情報を聞きつけ、店主の大石悦崇(おおいしよしたか)さんにお話をうかがいに訪れた。

2021/4/18(日)OPEN! グルメ「014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)」

「014HOTDOGSTAND」はなんて読むの?

「014HOTDOGSTAND」の「014」は、店主である大石さんの名前にかけて「オオイシ」とも読めるし、また「おいしー」にもかけているそうだ。「ギャグ感覚でつけた店名。よくお客さんに聞かれますが、どちらでも好きなように呼んでもらえたらと思っています」と話す。

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大石さんは普段は飲食関係の別の仕事に就いているため、「014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)」のオープンは土曜・日曜が中心。今回、取材させてもらった静岡市葵区上土にある「バーバー&トランジット ギャラリー サード シェイブ(Barber&Transit Gallery Sard Shave)」や、静岡市清水区三保にある「nogi農園」を中心に、お昼頃から30〜40個程度を販売する予定なのだという。売り切れ次第終了してしまうため、InstagramのDMで予約しておくと安心だ。

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「014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)」は、2018年頃から中部地域のマルシェを中心に出店を始め、2021年5月になり、キッチンカーを購入。2021年4月18日に「バーバー&トランジット ギャラリー サード シェイブ(Barber&Transit Gallery Sard Shave)」でオープニング販売を開始した。

「014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)」のホットドッグのこだわりは?

こだわりは大石さんが手づくりしているソーセージ。「注文を受けてからソーセージを焼くので、少しお待たせしてしまいますが、熱々を提供しています」。
精肉店でその日つくる分だけでの挽(ひ)き立ての豚肉に、塩、こしょう、数種類の香辛料を配合し、羊腸に詰めてつくっている。香辛料の中にはメースパウダーを使用しており、この香りが味のかなめになっているそうだ。
「挽き立てのお肉はやはり鮮度が違うので、味よく仕上がっていると思います」と話す。

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パンは静岡市葵区西千代田町の「ブーランジェリー(Boulangerie)伊藤屋」のものを使用。オーダーを受けてから具材を入れてくれるコッペパンサンドが評判の小さなパン屋さんだ。「店主に頼み込んで、ホットドッグに合わせたオリジナルのものをつくってもらっています」。

ホットドックでは通常、コッペパンの上にソーセージを乗せ、その上からソースをかけるのだが、こちらではソーセージの下にオニオンとピクルスをマリネしたソースを挟んでいる。
「初めはソーセージの上にかけていたんですが、お客さんがこぼしたり食べにくそうにしているのを見て、ソーセージの下に変えたんです」。
口に運ぶと、旨味がつまったソーセージの肉汁があふれる。ソースはピクルスの食感もよく、酸味と甘味がソーセージと相性バッチリだ。「ブーランジェリー(Boulangerie)伊藤屋」のパンがまた食べやすい。

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時には「nogi農園」のトマトを使ったカレーソースや、こだわりのチーズ付きのもの、コーヒーゼリーなどのスイーツが登場することも。仕入れ状況や出店場所にもよるので、その時々の味を楽しんでほしい。

「014HOTDOGSTAND(オオイシホットドッグスタンド)」のNYスタイルのおしゃれな内装にも注目!

ホットドッグの発祥がアメリカであることと、大石さん自身がニューヨークスタイルが好きなことから、キッチンカーもニューヨークスタイルに。落ち着いた青緑色のキッチンカーを中古で手に入れ、塗装等の内装は大石さん自身で行った。車内のピンクに塗装された山型の壁は、もとは工業用素材のようで本来は別の用途に使われるものとのこと。細かいところにもセンスのよさがうかがえる。

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正面の受け渡しのカウンター部分も、木目調だったが、アルミのような色合いに塗装している。そのほか、ちょっとした雑貨使いもかわいいので、ぜひ訪れた際にチェックしてみてほしい。

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なぜホットドッグ店を始めたのかを聞いてみると、
「ハンバーガーも考えたんですが、ほかにやっているところもありますし、ホットドッグならもっと手軽に食べてもらえるのではと思ったんです。それならソーセージも手づくりしてみようかなと。パンを温めるものと、ソーセージを温めるものと、カセットコンロ2つでできる手軽さもいいなと思っています」。
今は本業を持ちながらの副業ではあるが、いずれはお店を持ちたいと考えているそうだ。
大石さんの挑戦はまだ始まったばかり。今後、どんな形で展開していくのか注目していきたい。

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オープニングから場所を使わせてもらっている「バーバー&トランジット ギャラリー サード シェイブ(Barber&Transit Gallery Sard Shave)」は、大石さんの高校の先輩の床屋。ギャラリーも併設されているので、展示会をやることも。おしゃれ男子におすすめしたい素敵なスタイリングを手がけてくれるお店だ。

【MENU】
●クラシックホットドッグ……600円
●チリドッグ……750円
●nogi農園のトマトを使ったカレー……750円
●チーズホットドッグ……750円程度
※クラシックホットドッグは常時販売するが、ほかメニューは販売場所等の関係で随時変更になる

紹介スポット

静岡市葵区

014HOTDOGSTAND

オープンは土曜・日曜が中心 自家製ソーセージのホットドッグのみを出す、神出鬼没なキッチンカー

更新日:2021/9/30
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