スマホで医師が診察してくれて、ピルが届くアプリ「スマルナ」を使ってみた
ピルは、生理痛、生理不順、PMS、避妊、子宮内膜症など、つらい女性の悩みを改善してくれる便利なお薬。 でも、医師の処方箋が必要なため、わざわざ時間をとって診察を受けに行かなければいけないし、定期的に飲み続けないと効果が得られない薬のため、毎月婦人科まで薬をもらいに行かなければならない。 それに、ピルを飲んでいることをオープンにするのはちょっと心が引けてしまうという人もいるのでは。 そんな問題点を解決してくれるのが「スマルナ」。 アプリからオンライン処方でピルが家に届くシステムだ。 生理痛で悩む女性に、実際に「スマルナ」のアプリを使ってみてもらった。
ピルの服用って、なかなかハードルが高い
静岡市内に住むSさん(27歳)は生理痛がひどく、生理期間は仕事も困難になる程とのこと。
友人に相談したところ、低用量ピルがいいよ、ということで医師に処方してもらい飲むことにしたのだが、手に入れるまでが非常に長い道のりだった。
まず、医師の診察を受けるのに時間がかかりすぎるのだ。半日近くかかってやっと1か月分のピルを手に入れられる。
しかし、ピルはずっと飲み続けなければ効果が出ないため、次月分をまた長い時間をかけてもらいに行かなければならない。
「仕事が忙しくてうっかり飲み忘れてしまうことがあるんです。それに、次月の処方箋をもらいに行けないことも。飲み忘れやもらい忘があると、再び次の月からリスタートしなければいけないのが辛くて、一時期は服用をお休みしてしまうこともありました」。
「スマルナ」の定期便を利用すればもらい忘れる心配がなく、毎月家に届くのでとっても楽だ。
スマルナを使ってみた
「スマルナ」は18歳以上の女性が対象のアプリ。
ピルの使用年齢層で最も多いのは20代だ。
使い方は至ってシンプル。
まずは「スマルナアプリ」をダウンロード。
さっそくアプリを開いて、本人確認ができたら問診票をチェック。
次に、医師を選択しよう。
医師は「スマルナ」と提携している日本全国の医師から選択が可能だ。
初めてだから女医さんが安心できていいな、とか、
自分が住んでいる地域の医師など、自由に選ぶことができる。
医師を選択できたら次は診察方法を選択しよう。医師とのチャットかZoomでの診察のどちらかを選択できる。
医師に診察してもらったあとは、ピルが届くのを待つだけ。通常なら最短1日で家まで届くから、とてもスピーディだ。
※診察方法は医師の指示に従ってください。
「使い方も簡単だし、診察や相談のチャットは24時間利用可能。無料で使える『スマルナ医療相談室』では、女性特有の症状などで悩んだとき、忙しくて夜中に相談してしまってもちゃんと返信してもらえるので、とても安心できました」
ピルにもいろんな種類がある
一般的に生理によって体調などに影響がでる日数は1年で84日間と言われている。これにPMS(月経前症候群)を含めると期間はさらに長くなる。
生理による体調不良には腹痛、腰痛、乳房が張る、眠くなる、イライラする、倦怠感、肌荒れ、便秘、下痢など人によってさまざまだが、これらの不快や不調を軽減しようとするのがピルだ。
ピルには低用量ピル、中用量ピル、アフターピルがある。
低用量ピルには高い避妊効果(なんと99.7%)をはじめ、服用し続けることで生理痛、PMS、肌荒れ、貧血、生理日のコントロールなどの悩み改善が期待できる。
中用量ピルとは、旅行の予定日や仕事の期間、あるいは大切な日に生理が被りそうな時、生理日を前後に調整できる。
アフターピルとは、望まない状況での妊娠の可能性が出た場合に服用することで、妊娠を回避することが期待できる。
目的に応じて、最適なピルを選びたいもの。それを簡単に叶えてくれるのが「スマルナアプリ」というわけだ。
「アプリで服用の目的を医師に相談すれば、適切なピルを処方してもらうことができるんです。病院ではどうしても待ち時間が長くなってしまったりするけれど、アプリでスムーズに、そしてスピーディに処方してもらえるのは本当に便利だと思います」。
ダウンロードはこちら
これまでは、時間がかかり心理的な負担もそれなりにあったピルの処方を、スムーズかつスピーディに自分の手元に届けてくれるアプリ「スマルナ」。
ピルの処方だけでなく、ちょっとした悩みも医療従事者が無料で答えてくれるのも嬉しい。
興味がある方はぜひダウンロードしてみて。