丈夫な素材で安心のボルトラックの作り方。初心者でもかんたんDIY
ヴィンテージ感がかっこいい!『ボルトラック』
アイアンと木材の素材感がかっこいいボルトラック。置き場所や飾るものに合わせてアレンジがしやすいオープンラックを、ヴィンテージテイストでDIYしてみよう。棚板に使うのは、床材としても人気の木材アカシアの集成材。衝撃に対して強度があり傷が付きにくく、きれいな木目はインテリア性も高い。目立ちすぎない華奢な印象の支柱には、ボルト(長ねじ)を通しで使用。ここにナットを使って挟み込むように棚板を固定するので、高さを細やかに調整できるだけでなく、必要に応じて棚板を増やせて便利。接地面には丸みを帯びた袋ナットを取り付けているけれど、床に付く傷が心配な時には、さらに市販のゴムキャップを取り付けれは安心。
使ったのはコレ
●アカシア集成材 1820×250×15mm 2,280円
●クロスバー 600mm用(750mm) 428円
●BRIWAX 370g ジャコビアン 2,850円
●クリエイティブスプレー 300ml マットブラック 750円
●ミッチャクロンマルチスプレー 420ml 1,480円
●長ねじ 1000×M8 210円
●6角ナット(中) M8 188円
●ワッシャー 8×26 118円
●ステン袋ナット M8 168円
●ちょうナット M8 118円
●固定フレーム ハイスブレード 498円
●竹用ドリル 9mm 1,280円
●充電式インパクトドライバー、トラスタッピングネジ 3×16、ミニかんな、スポンジ、ウエス、パームたわし、下穴錐2.5mm等
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・アカシア集成材 1820×250×15mm 1枚
600×250×15mm 3枚
・長ねじ 1000×M8 4本
710×M8 4本
・6角ナット 20個
・ワッシャー8×26 24枚
・ちょうナット 4個
・ステン袋ナット 4個
つくりかた
【1】長ねじをカットする
固定フレーム ハイスブレードを長ねじに押しつけるようにしながら、サイズにカットする。長ねじはカットしやすいようにバイスなどを使って固定して。作業をする時は必ず耐切創手袋をはめて行うように。カットした長ねじは、切断面を鉄工ヤスリで削って整えておく。
【2】長ねじ、ナットなど部材を塗装する
カットした長ねじ、ワッシャー、6角ナット、ちょうナットにミッチャクロンを吹き付け、乾かす。ミッチャクロンが乾いたら、クリエイティブスプレー(マットブラック)を吹き付けて塗装し、乾かす。塗装は換気のいい場所や屋外で行うこと。
【3】棚板を加工して塗装する
棚板をサイズにカットしたら、ミニかんなで面取りをして、図1の位置に竹用ドリルで9mmの穴をあける。BRIWAX(ジャコビアン)で塗装をし、15~30分ほど置き乾かしたら、パームたわしで磨きつやを出す。
【4】ラックを組み立てる
塗装が完全に乾いたら、図2を参照して、順に6角ナット、ワッシャー、棚板を長ねじに通し組み立てる。一番上の天板にはちょうナットを取り付けて締める。棚板は、それぞれ上下からナットとワッシャーで挟み込むようにして固定して。
【5】クロスバー、袋ナットを取り付ける
棚板を組み立てたら、背面にクロスバーを取り付ける。取り付けは上下の棚板に収まる位置で調整し、下穴をあけた後、3×16のトラスタッピングねじを使う。最後に長ねじの下の部分に袋ナットを取り付ける。
【6】ボルトラックの完成
ワンポイントアドバイス!
ナットの緩みに注意して
全体がぐらつく場合は、ナットが緩んでいる部分が無いか確かめましょう。棚板をしっかり挟むことで、ぐらつきが軽減されます。
棚の高さはフリーで調整
支柱に使う便利な長ネジ
棚板は、ナットを回すことで好きな位置に固定できる。飾るものに合わせて高さを変えてみて。また、設置面に隙間ができてがたつきがある場合は、下の袋ナットを回せばアジャスターのように調整ができる。フローリングの上に置いく場合、傷が心配なら市販のゴムキャップを取り付けて。
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