小さくても本格派! 木製トランクの作り方。初心者でもかんたんDIY
おしゃれなインテリアにもなる『木製トランク』
お出かけが楽しみになる本格的な『木製トランク』
昔の映画に出てきそうな、アンティークデザインのトランク。中身をしっかり守ってくれる木製ながら、持ち運びしやすい軽さも魅力。角に取り付けた三方面や布テープでデザイン性もアップして、お出かけコーディネートのアクセントになりそう。基本のつくり方は、箱とふたの部分を組み立てたら蝶番で繋ぐだけ。好みの塗料と金具の色の組み合わせでオリジナルバージョンにもでき、サイズ違いの制作にもチャレンジしやすい。本来のトランクとしても機能はもちろん、収納ケースとしても活用可。細々とした日用品のストックケースとしても活躍しそう。観葉植物や小物などと組み合わせてディスプレイすれば、おしゃれなインテリアも楽しめる。
使ったのはコレ
●桐集成材 910×240×15mm 1,480円
●桐集成材 600×210×15mm 848円
●桐集成材 450×120×15mm 398円
●ウルトラ多用途SUプレミアムソフト クリヤー 25ml 628円
●ボンド 木工用接着剤 速乾 50g 98円
●BRIWAX 370g ジャコビアン 2,850円
●ミルクペイント 450ml スノーホワイト 1,550円
●アイアンペイント アンティークゴールド 1,350円
●鉄カラー蝶番 ブラウン 38mm 190円
●S-074 パッチン錠 P-46 478円
●三方面 小 108円
●真中 皿木ネジ 2.1×10mm 218円
●トラスタッピングビス クロ 3×16mm 138 円
●ボンネットゴム K-16S 278円
●真中タイコ鋲 11mm 188円
●スタンダードハンドル ブラック 85mm 378円
●充電式インパクトドライバー、スポンジ、ハケ、サンダー、ウエス、プラスドライバー(1番)、木割れ防止ビス 25mm、金づち等
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・桐集成材 910×240×15mm 1枚
・桐集成材 600×210×15mm 1枚
・桐集成材 450×120×15mm 1枚
(A)350×240×15mm 2枚
(B)350×90×15mm 2枚
(C)210×90×15mm 2枚
(D)350×25×15mm 2枚
(E)210×25×15mm 2枚
・布ベルト 25mm×1.5m 2本
460×25mm 2本
330×25mm 2本
320×25mm 1本(ストッパー用)
つくりかた
【1】本体を組み立てる
材料(A)・(B)・(C)を図1を参照して組み立てて、箱の部分を作る。次に材料(A)・(D)・(E)を図2を参照して組み立てて、フタの部分を作る。組み立てには木工用接着剤を使い、固定には木割れ防止ビス25mmを使う。ビス穴はパテで埋め、サンダーでならしておく。
【2】塗装をする
箱部分、フタ部分のパーツの外側と内側をミルクペイント(スノーホワイト)で塗装する。塗装が乾いたら、その上からBRIWAX(ジャコビアン)を塗り、ビンテージ感を出す。金具の三方面、パッチン錠はアイアンペイント(アンティークゴールド)を、スポンジを軽く叩くようにして塗装をする。
【3】金具を取り付ける 1
金具の塗装が乾いたら、蝶番を図3の位置で取り付け、次にパッチン錠を図4の位置で取り付ける。
【4】金具を取り付ける 2
パッチン錠を取り付けた面にスタンダードハンドル180mmをトラスタッピングビス16mmで取り付ける。最後に各角に三方面を真鍮ねじ10mmを使って固定する。
【5】ベルトと底ゴムを取り付ける
多用途接着剤を使い、図5の位置に布ベルトを貼りつける。ベルトの端は20mm程度折り返して真中タイコ鋲でとめる。箱の内側にストッパーになるベルトをトラスタッピングビス16mmで固定する。こちらも同じくベルトの両端は20mmほど折る。ベルトの取り付けができたら、底になる面の4ヶ所にボンネットゴムをトラスタッピングビス16mmで取り付ける。
【6】木製トランクの完成
ワンポイントアドバイス!
お部屋のインテリアにも
お出かけ用のトランクとして使えるだけでなく、インテリアのディスプレイとして、小物雑貨やグリーンなどと一緒に飾ってもおしゃれに見せることができます。色違いや大きさ違いで揃えれば、用途に合わせて使い分けができます。
塗装をはがれにくくするひと手間
下塗り塗装できれいをキープ
金具は、ミッチャクロンスプレーなどの下塗り塗装をしてからアイアンペイント塗装をすると、塗料が剥がれにくくなる。表面がつるつるしていて、塗料がしみこまない素材に使えば、塗料がきれいに付く。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
「DIY工房」イベント開催中
そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIYアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!