グリーンをおしゃれに飾る、プランタースタンド。初心者でもかんたんDIY
飾る場所を選ばないプランタースタンド
シンプルだからアレンジで差をつけたい『プランタースタンド』
部屋に癒しを与えてくれる観葉植物。たくさんのグリーンを飾る時は、横に並べておくだけでもいいけれど、高さを変えてディスプレイを楽しめば空間がいっそうおしゃれに見える。今回DIYするプランタースタンドはすっきりシンプルなデザインで、お気に入りの鉢の色や柄が見えるのも嬉しいポイント。材料は水に強く軽量の桧材で、並び替える時にも便利だ。簡単な構造で組み立てるから、受け板の高さのアレンジも簡単。脚自体の長さや塗料の色を替えたりして、手持ちの鉢に合わせてカスタマイズしてみよう。マットペイントは霧吹きを使っても大丈夫。未晒し蜜蝋ワックスは木製食器にも使われるものなので、小さな子どもが触っても安心。
使ったのはコレ
●桧材 1820×18×18mm 478円
●シナ合板 600×300×9mm 1,380円
●マットペイント0.2L フレンチグレー 998円
●未晒し蜜蝋ワックス 100ml Aタイプ 1,350円
●ゴリラ 木工用強力接着剤 118ml 778円
●ソーガイドF 鋸セット 8,480円
●筋毛引 1,380円
●手作りのみ 平15mm 2,480円
●ジグソー PST800PEL 14,200円
●算数コンパス鉛筆用 ライトブルー 478円
●かなづち、ミニかんな、スポンジ、ハケ、サンダー、クランプ、ウエス等
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・桧材 1820×18×18mm 1本
(A)180×18×18mm 2本
(B)300×18×18mm 4本
つくりかた
【1】接合部をつくる
桧材(A)に図1のように墨付けをする。ソーガイドを使って墨付けした部分に切り込みを入れる。のみ(15mm)を使って余分な部分を落とし、同じものを2つつくる。桧材(B)も図2の位置で墨付けをし、同様に余分な部分を落とし、4つ用意する。
【ポイント】
のみを入れる前に、墨付けをした幅の内側に細かく切れ込みを入れておくと、きれいに落とせる。
【2】脚の部分を組み立てる①
ミニかんなやサンダーを使って面取りをした桧材(A)を、十字に組み合わせる。接合部には木工用接着剤を塗り、接着剤が固まるまでおいておく。接合部分がきつかったら、あて木の上からかなづちで叩いてはめ込む。
【3】脚の部分を組み立てる②
固定した桧材(A)と桧材(B)の接合部を、【2】と同様に組み立てる。
【4】合板をカットし受け板をつくる
シナ合板にコンパスで160φの円を描き、ジグソーで線に沿ってシナ合板をカットする。サンダーなどで形を整え、ささくれがあれば一緒に削り落とす。
【5】塗装する
受け板の木口をマスキングテープで養生し、ハケを使って片面にマットペイント(フレンチグレー)を塗り、乾かす。脚の木口にも余分な所に塗料が付かないようにマスキングし、マットペイントを塗り、乾かす。塗料が乾いたら、脚の塗装していない部分にスポンジで蜜蝋ワックスを塗る。ウエスで乾拭きしたら受け板をのせる。
【6】プランタースタンドの完成
ワンポイントアドバイス!
鉢のサイズに合わせてつくってみよう
今回の作品をアレンジして、飾りたい観葉植物の鉢のサイズに合わせてつくってみましょう。十字に組む部分の高さを変えれば、深い鉢、浅い鉢にジャストサイズで対応できます。また、脚をひっくり返して使えば、並べた時のバランスによって、2つの高さを使い分けることできます。
より安定性を持たせたい時は、接合部をビスで固定してもOK
十字に組み立てる部分がゆるくて外れてしまう時や、受け板を固定したい場合は、ミニビスなど目立たないビスで固定して。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
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