知育玩具やインテリアとしても。オリジナルの組み木パズルをDIY

好きなパズルをつくろう！組み木パズルの作り方

木の感触が優しいオリジナルの『組み木パズル』

木をカットしたり、曲線のある形を切り出す時に便利な糸鋸盤。今回はこの道具を使って、手に伝わる感触が優しい組み木パズルづくりに挑戦してみよう。パズルの図案は、見本を参考にしても、好きなモチーフで描いてもOK。糸鋸盤を初めて扱う人や扱いに慣れていない人は、できるだけシンプルな線で描ける図案がおすすめ。面取りでは、パーツのカーブした部分も丁寧にヤスリをかけておくと、仕上がりがきれいになる。また、今回使用した蜜蝋ワックスは、木製のスプーンなどにも使われる自然素材でできたワックス。子どものおもちゃにもぴったりな組み木パズルも、遊びながらうっかり口にしてしまっても安心。

使ったのはコレ

糸鋸盤（PROXXON コッピングソウテーブルEX ＃27088）

●版画材シナ 240×170mm×14mm　758円
●シナ合板 600×300×4mm　698円
●竹用ドリル 3mm No.601　1,980円
●ハッコーマイペン FD200-01　5,980円
●未晒し蜜ロウワックス 100ml Aタイプ　1,350円
●PROXXON 糸鋸刃中目 10本＃28095　998円
●PROXXON コッピングソウテーブルEX ＃27088（糸鋸盤） 19,800円
●木工用接着剤、空研ぎヤスリ、スポンジ、ウエスなど

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

【材料（見本）】
・版画材シナ 240×170mm×14mm
・シナ合板600×300×4mm
　240×170mm×4mm

つくりかた

【1】パズルの絵を下書きする

組み木パズルの下絵（印刷サイズ：B5）のダウンロードはこちら

版画材に鉛筆でパズルの絵を下書きする。好きなように絵を組み合わせて、自分なりのパズルを考えてみよう。ピースのカットには糸鋸盤を使うので、扱いに慣れていない人はシンプルな図案で挑戦してみて。

【2】糸鋸盤でピースをカットする

図案の中で余白がある部分(写真では黒く塗りつぶしてある部分)に、糸鋸刃を入れるための3mmの穴をあける。穴を空けたところから糸鋸盤に刃をセッティングし、ピースをカットしていく。

【3】面取りをする

カットしたピースと枠の面取りをする。空研ぎヤスリを使うと、曲線部の面取りがしやすい。

【4】ウッドバーニングで柄を描く

マイペンを使って、各ピースの柄をウッドバーニングで描く。

【5】塗装をする

スポンジを使って蜜蝋ワックスで塗装し、ウエスで拭き取る。側面の細かな部分はスポンジの角を使って、全体をしっかり塗装する。

【6】台座を接着する

枠と台座を木工用接着剤で貼り合わせる。

【7】組み木パズルの完成

ワンポイントアドバイス！

糸鋸盤は少しずつ動かして

糸鋸盤は刃と材料の上下運動が大きいので、木材をしっかり押さえながらゆっくりと奥に押し出すことを意識して。複雑な曲線が多い場合は、下絵の線に沿って少しずつカットし、線から大きくはみ出さないように気を付けて。

子どもが触れるおもちゃにも安心な『蜜蝋ワックス』

ミツバチの巣から採取した蝋の成分とエゴマ油でできている蜜蝋ワックス。安全な自然素材由来で撥水効果もあるので、木製の食器などにも使われている。子どもが触る木のおもちゃに使用しても安心。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIＹアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。