個性が光る、話題のウッドレジンキーホルダーをDIY

異素材の組み合わせが楽しい！ウッドレジンキーホルダーのつくり方

夏にぴったりの素材でつくる『ウッドレジンキーホルダー』

木とレジンという異素材の組み合わせで個性を表現できるウッドレジンの小物。身近にある端材を活用して手軽につくれ、アレンジもしやすいので、オリジナル作品をつくりたい人は、ぜひチャレンジしてみよう。今回はアカシアの集成材を使っているが、木材は好きな木目や色合いで選んでOK。できればレジンが染みこみにくい目の詰まっている木材がおすすめだ。レジンは好きな色に着色して使う。グラデーションにしたい場合は、あらかじめ濃さの違うレジンを用意してから流し込みをして。好みでラメやラインストーン、小花などを入れてアレンジしてもステキ。最後にていねいに磨いて、クリスタルのような透明感のある作品に仕上げよう。

使ったのはコレ

●広葉樹集成材アカシア
●UVレジン液星の雫ハードタイプ 30g
●コーティングレジン星の雫マット10g
●UV-LED ハンディライト 3
●調色パレット Sサイズ
●調色スティック
●オールドウッドワックス 350ml ウォルナット
●アクリル板透明厚2mm
●アクリルカッター
●レジン着色剤、差し金、多用途接着剤、耐水ヤスリ、ルーター、MDF、精密用のこぎりなど

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。

【材料（見本）】
・アクリル板透明厚2mm
65×20×2mm 2枚
15×20×2mm 2枚

つくりかた

【1】型枠をつくる

作りたいサイズに合わせて、木のパーツと型枠用のアクリル板をカットする。
木のパーツは、好きな木材や端材をカットする。
アクリル板は、カットしたい部分に印を付け、アクリルカッターで溝を掘る。溝が深くなったら、机の角などを利用して折り割る。
カットした各パーツをMDFに接着し型枠をつくる。

【ポイント】

アクリル板をきれいにカットするコツは、「溝を均一に入れること」。
特に板の端は溝が浅くなりやすいため、均一な深さになるよう繰り返し丁寧に溝を掘るのがポイント。

【2】レジンを流し込む

型枠に木のパーツをセットし、レジンを流し込む。色のグラデーションをつくる時は、クリアレジンに着色剤を混ぜて、薄い色と濃い色を用意しておく。最初に薄い色のレジンを流し込んだら、濃い色のレジンを少量ずつ混ぜ、徐々に濃くなるよう調整していく。好みでラメなどを混ぜてアレンジしてもOK。

【3】レジンを硬化させる

木のパーツとレジンの高さが揃う位まで、型枠の中にレジンを流す。気泡が入っていたらピックで潰しておき、専用のUVライトを3分以上当て硬化させる。MDFに面している下側のレジンにはライトが届きにくいので、全面がしっかり硬化するように、多方向からまんべんなく照射する。

【4】研磨をする

レジンが硬化したら、型枠を外す。レジン部分を中心にルーター等で粗削りをする。形が整ってきたら、耐水ヤスリの#240番～#1500番を順に使い、、レジンを水で濡らしながら表面につやが出るまで研磨する。この水研ぎによって、レジンが削れた粉の目詰まりや飛散、摩擦熱を防ぐことができる。

【5】塗装、コーティングをする

木の部分に、オールドウッドワックスをスポンジで塗りこみ、ウエスで余分な塗料を拭き上げる。レジン用のコーティング剤を全体に塗り、UVライトで硬化させたら、キーホルダーのパーツを取り付ける。

【ウッドレジンキーホルダーの完成】

ワンポイントアドバイス！

木とレジンの組み合わせが人気の「ウッドレジン」

ナチュラルな木と透明感のあるレジンの組み合わせでつくるウッドレジンの小物。キーホルダーの他にも、ネックレスなどのアクセサリーや、コースターなどもつくることができる。木材やレジンの色によって印象が変わるから、いろいろなバリエーションでつくってみよう。

透明感のある仕上がりにするには

型枠を外した後に余分なレジンを研磨して形を整え、耐水ヤスリで水研ぎをするとつやができる。
より透明感のある仕上がりにしたい時は、コンパウンドやコーティング剤を使ってみて。

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