自分らしい働きかたを目指すママに嬉しいウェブサイト「らしく」がオープン!
2015年、ママの『働きたい』を応援するON-MOプロジェクトと静岡県中小企業団体中央会の取り組みにより、『自分らしい働きかた』を探したい、『子育てと仕事の自分らしい両立スタイル』を探したい、そう考えるママに役立つ情報をお届けするウェブサイト『らしく』がオープンしました。 今回は、この『らしく』の中で“働きたいママのはじめの一歩”として、ハローワークへの取材をもとにママの再就職のポイントを分かりやすくまとめた記事をご紹介します。
ママの“再就職” はじめの一歩 「働きたい!」思ったときが、動くとき
再就職を考えたママが不安を覚えるとしたら、しばらく社会から離れていたことや、家族が増え、自分を取り巻く環境が変わったことについてではないでしょうか。でも、大丈夫。時代も味方していますし、考え方の転換やちょっとしたコツで、ママの就活は大きく変わります。「外の世界」に出るポイントを一緒に追って、準備を進めていきましょう。
就活はママにとっても有利な時代
社会的ブランクを不安に思っているママの背中をポンと優しく押すように、「アベノミクスで女性活躍の機運も高まっています。加えて慢性的な人手不足という社会背景もあり、子育て中のママがもっと快適に働けるような取り組みを始める企業が出始めています」と話すのは、多様な働き方を実現するために「働く」ことの調査・研究を行い、主婦の働き方にも詳しいリクルートジョブズ・ジョブズリサーチセンター・センター長の宇佐川邦子さん。リクルートジョブズはあの『タウンワーク』を発行している会社、といえば、ピンと来るママもいるのでは?
子育てをしながら柔軟な働き方を望む場合、まずはパートタイムで仕事を探すママも多いのではないだろうか。求人倍率、とりわけパートタイムの求人は上昇が続いており、ママ世代を意識した求人も以前に比べて多くなっている。例えば、人手が足りない企業はママの働きやすさを考慮した、時短勤務の「プチ勤務」という募集もしている。求人メディア『タウンワーク』では、「週に1〜2日」「1日1〜3時間」の募集が年々増えており、「主婦・主夫歓迎」や「子育て応援」を謳う企業も増えているという。
【ママはここに注目】
・求人は好調、ママが働きやすい時代に
・子育て中に配慮したプチ勤務とは?
http://www.recruitjobs.co.jp/info/pr20141218_228.html
・求人誌でも週1〜2日、短時間勤務の求人が増加中
"ママ"になって得たスキルとは
子育てや家事を中心にした生活は、ママ自身もブランクととらえがち。でも、見方を変えれば「別のスキルが身に付いているのでは」と宇佐川さん。ある子ども服ブランドでは、新米パパママに育児アドバイスができるアドバイザーの社内資格を設置しているが、有資格者の7割は子育て経験者だという。すでに活躍しているママも多いのがコンビニなどの販売・サービス業界やファミリーレストランなどの飲食業界、コールセンターなど。あるファーストフード店でアルバイトを始めたママは、後から入った若いスタッフにアドバイスしている姿や働きぶりから、店長に学生アルバイトへの教育を任された。教え方も上手で、若いスタッフからは「お母さん」と慕われ、人気者に。次第に責任のある仕事を任され、今では副店長を務めている。家事を通して得た段取りや手際の良さは効率の良い働き方につながり、マニュアル通りにいかない育児で培われたコミュニケーション能力や忍耐強さは、仕事の人間関係においてもよい影響を及ぼすことがとても多い。
育児と仕事の両立やブランクが気になる場合は、こうした「『ママの力』を戦力にした仕事を探すのがおすすめです」と宇佐川さん。また、いきなりのフルタイムや正社員ではなく、心理的にも時間的にも負担の軽い「プチ勤務」で、まず働いてみることもおすすめ。実際に動き始めることで視野が広がり、自分の希望や譲れない条件が具体的になっていく。
【ママはここに注目】
・販売・サービス業界、飲食業界ではすでにママが活躍
・子育てでタイムマネジメント、コミュニケーション力はUPしている
・「ママの力」を戦力にして求職活動を
>> 続きは「らしく」サイトにて公開中!
「らしく」
子育てと仕事の自分らしい両立スタイルが見つかるサイト「らしく」
ママの『働きたい』を応援するON-MOプロジェクトと静岡県中小企業団体中央会が、中小企業庁の「平成26年度補正予算地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」の一環として主催・運営するウェブサイト『らしく』。
今回ご紹介した記事をはじめ、働きたいママを対象としたネットアンケートやグループインタビュー、ママのための託児つき就職応援セミナーや、企業とのコラボイベント、様々な働き方を実践しているママ達の取材記事などを、今後も『らしく』を通して発信していく。