重曹・酢・水でビンテージ加工? スパイスラックの作り方。初心者でもかんたんDIY
私にもできる♪ 塗料を使わないビンテージ加工
今回は『スパイスラック』
過ごしやすい気候で紅葉を楽しめる秋キャンプや、寒い中でアツアツの食材を味わう焚き火も楽しいもの。満点の星空を眺めて楽しめるのもこの時期ならでは。そんな時に大活躍するのが、持ち運びができるフタ付きのスパイスラック。散らかりがちな調味料たちをスッキリかっこよくキレイに整理整頓できる必須アイテムでもある。今回はDIYの達人だけが知っている簡単なビンベージ加工で、ワンランク上のおしゃれな雰囲気に仕上げてみよう。 加工に必要な材料は重曹、水、酢だけ。これはたくさんの塗料を使わなくても自宅にあるような材料で加工できる、知る人ぞ知る加工術。一晩乾かすと海外の古材のような雰囲気になっているのでお楽しみに!
使ったのはコレ
●杉板材(900×13×120mm)480円
●杉板材(900×13×240mm)890円
●重曹(1kg)398円
●真ちゅうブラシ(楊枝型3行)208円
●BRIWAX(370g クリヤー)2780円
●黒ヌリ蝶番(32mm)240円
●パッチン錠(S-074)418円
●酢(スーパーにて購入)
●スプレー容器、ウエス、極細ネジ、ハケ、ドリルドライバー、ハタガネ
【木材サイズ(見本)】
240×350×13mm 2本
90×350×13mm 2本
90×214×13mm 2本
25×350×13mm 2本
25×214×13mm 2本
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。 ※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
つくりかた
【1】木材のカットとエイジング加工 STEP1
木材を上記サイズにあらかじめカットしておく。重曹と水を7:3くらいに混ぜたものをたっぷり木材に塗りつけて、スポンジで広げる(重曹が少しドロッとする程度の濃さおすすめ)。その上に酢をスプレーし、5〜10分置いておく。
※汚れないようにビニールシート、養生シートを使用して。
【2】エイジング加工 STEP2
【1】の木材をワイヤーブラシでこするようにして、色が付いた垢のような塊が出るまでごしごしこすり取る。あとは水で洗い流して水分をタオルで拭き取り、1日くらいかけて陰干ししておく。この加工を使う木材の全て(表裏両方)にやっておく。
【3】BRIWAXで塗装
乾燥したらBRIWAXで塗装する。今回は古材の雰囲気をいかすために「クリヤー」を使用(色がはっきりして、ツヤ出し効果もあり)。
【4】組み立て
BRIWAXが乾燥したら、木材を組み立てていく。棚の位置はスパイスの容器の高さに合わせて調整し、ハタガネを使いながら決めていく。高さが決まったら棚板をネジで締め、フタ部分には蝶番と留め具をつける。最後にボックスの上部に取っ手を取り付け、持ち運べるようにしたら完成。
ワンポイントアドバイス!
フタ部分にも収納スペースを
フタ部分にも少し厚みを付けて、パスタを入れられる仕様にすると便利です。その他、袋に入った調味料や食材など、紛失しがちな食材を閉まっておくこともできますよ。
木材は色をよく見てから選んで
「赤身」と「白太」を見極めて
海外の古材っぽい青みがかった雰囲気のビンテージ加工にしたい場合、重曹とお酢でできる簡単でリーズナブルなこの加工がおすすめ。ただ木目には「赤身(あかみ)」と「白太(しらた)」があり、白っぽい「白太」は色が変化しにくいという特性も。なので、なるべく赤身が多い木材を選んで。
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