ウッドキューブプランターの作り方。初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪手のひらサイズのプランター

多肉植物がかわいく映える! 『ウッドキューブプランター』

ナチュラルで温かみを感じる木の雑貨。柔らかくて加工がしやすい杉材は、DIY初心者にも扱いやすい素材。今回作るミニプランターは、キューブ型の杉材に穴をくり抜くだけ。個性を表現するのはペイント。3種類の塗料を重ね塗りした後に、粗めのサンドペーパーでヴィンテージ加工すれば、木ならではの素朴な風合いが際立ち、ぷっくりした葉っぱが人気の多肉植物とも相性抜群。たくさん作って玄関やポーチ並べれば、かわいいウェルカムプランツになりそう。最後に腐食防止のためにしっかりと防水加工をするので、鉢カバーとしてはもちろん、直植えをしても大丈夫。手順を覚えたら、植物に合わせた大きさでも作ってみよう。

使ったのはコレ

●杉乾燥材特等　1820×60×60ｍｍ　765円
●木工用ボアビット 40ｍｍ　928円
●竹用ドリル 8ｍｍ No601　1,280円
●防水一番 0.9L　1,380円
●空研ペーパー #60　110円
●ミルクペイント 200ml　スノーホワイト　898円
●ヌーロ 30ml スカイブルー　408円
●ソリッドカラー 90ｇライトブラウン　998円
●多肉植物 1号鉢　150円
●電動ドリルドライバー、クランプ、当て木、ハケ、スポンジ、ウェットティッシュ、止め型スコヤ、鉢底ネット

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

【材料サイズ(見本)】
杉乾燥材特等　60×60×60ｍｍ　1個

つくりかた

【1】墨付けをして穴あけ加工をする

サイズにカットした角材の中心に墨付けをする。止め型スコヤを使うと中心を取りやすい。木工用ボアビットで、3.5cmくらいの深さで座掘り(止め穴)をする。座掘りができたら、穴の中心に竹ドリルで貫通穴をあける

【ポイント】

木工用ボアビットを使う時は、角材が動かないようにクランプで台に止めた当て木などで材料を固定する。ドリルは上からまっすぐ押さえつけるようにすると、穴を開けやすい。

【2】塗装をする

加工が終わったら、木目が平行に出ている面に塗料を重ね塗りしていく。まず、ミルクペイントで塗装する。次に青いヌーロをハケに取り、余分な塗料をウエスなどで取り除いたら、ミルクペイントの上からかすれるような感じを出しながら塗装する。さらに、その上からソリッドカラーを塗る。ソリッドカラーはウェットティッシュを使うと塗りやすい。座掘りした穴には塗装をしないこと。

【3】ヤスリを使ってヴィンテージ加工をする

塗料が乾いたら、#60の空研ぎペーパーで角材の角や塗装面を使い古した感じが出るように削る。削った後に、好みでステンシルなどで文字や模様を付けるとかわいくなる。

【4】防水塗装をして完成

塗装、ヴィンテージ加工ができたら、最後に防水塗料「防水一番」を全体に塗る。特に、座掘りした穴の中は塗り残しのないようにまんべんなく。防水塗料が乾いたら、多肉植物を入れて完成！

ワンポイントアドバイス！

植物の根腐れを防ぐ細工を忘れずに

座掘りした穴に貫通穴を開けるのは、植物に水やりをしたときに底に水がたまらないようにして、根腐れを防ぐためです。穴の中は水が直接つくところなので、防水塗料はしっかり塗っておきましょう。今回の多肉植物は鉢ごと入れていますが、鉢から出して土を直接入れて植え替える場合は、底の穴から土が漏れないように鉢底ネットを入れてください。

ヴィンテージ加工が簡単にできる

手軽に使える「空研ペーパー #60」

仕上げのヴィンテージ加工は、塗装の下から木目が少し出てくるくらいまで削ると、古びた感じが出てかわいさが増す。空研ぎペーパーは、塗料の粉で目が詰まりにくく、木片の角も粗く削れる#60くらいの目の粗いものが使いやすい。

DIY工房 WEBでお申し込み受け付け中！

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができるから、DIY女子の間でも話題のスペースに。そんなDIY工房では、楽しいDIYイベントを随時開催中。詳しくはホームページのDIY工房バナーをクリック!

DIY工房 WEB申込み