壁に傷をつけずに飾るウッドポスターハンガーの作り方。初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪挟むだけのポスターハンガー

ポスターや絵をおしゃれに飾る『ウッドポスターハンガー』

手軽に取り替えてインテリアチェンジを楽しめるポスター。一方で、壁に直接ピンで留めると痕が気になるし、かといってピクチャーレールを取り付けるのもなんだか大げさだし、と飾り方に悩むことも。そこで、今回は木製のポスターハンガーをDIY。ポスターを挟むのは磁力の強いマグネット。さらに挟む面がフラットだから、ポスターもきれいなまま。お気に入りの写真やイラストをプリントして飾るのもおすすめ。タペストリーなど厚手のものを挟むなら、大きめのマグネットを使って作れば安心。結んだひもの一辺を掛けられるように、二つの三角吊カンの真ん中にビスを取り付けるひと工夫をしておけば、飾った時にきれいに見える。

使ったのはコレ

●杉材無地上小節 2000×30×7mm　278円
●希土類マグネット(ネオジウム)5φ×1.5mm KN-2　458 円
　(ネオジウムマグネット NGM-002 5φ×3mmで代用可)
●竹用ドリル 5mm No.601　948円
●卓上ボール盤 SDP-300V　16,100円
●ゴリラ強力多用途接着剤クリア51ml No.1770　1,280円
●三角吊カン小　138円
●ソリッドカラー90g ライトブラウン　998円
●電動ドリルドライバー、ミニカンナ、サンダー、ウェットティッシュ、ポスター、トラスタッピングネジ3×8mm(吊カン固定用)

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

★ポスター（好きな写真や、イラストでもOK）
A３サイズ　1枚

【材料サイズ(見本)】
・杉材無地上小節 2000×30×7mm
310×30×7ｍｍ　4本 ※下記図面を参照

つくりかた

【1】マグネットを埋め込む穴をあける

サイズにカットした杉材に、竹用ドリル5mmでマグネットを埋め込む穴をあける。穴はマグネットの厚みと同じ深さであけるため、深さにばらつきが出ないよう卓上ボール盤を使う。今回は、マグネットの厚みに合わせて1.5mmの深さで穴をあける。穴あけ位置は図面を参照して。

【参照】vol.68　初心者でも簡単！ボックス収納ラックをDIY

https://womo.jp/column/detail/40055/

【2】表面を整えマグネットを取り付ける

穴あけが終わったら、ミニカンナやサンダーで杉材の面取りをし、表面をなめらかにしておく。次に穴あけしたところに「ゴリラ強力多用途接着剤クリヤ」を適量流し込み、マグネットを埋め込む。接着剤が固まるまで、2時間ほど置く。

【3】塗装をする

接着剤が乾いたら、ソリッドカラー(ライトブラウン)で全面を塗装する。塗装には水分があると塗料の伸びが良くなるので、ウェットティッシュを使うと手軽にムラが少なく塗れる。

【4】ひもを通す吊カンを取り付ける

塗料が乾いたら、三角吊カンを付けてひもを通したら完成。

ワンポイントアドバイス！

磁石の取り付けは慎重に

磁石を埋め込む穴をあける時は、位置がずれないように気をつけましょう。位置がずれると、磁石同士がくっつかなくなります。また、磁石を埋め込む時は、N極、S極の向きを確認して埋め込みます。間違えると、反発してくっつきません。

挟む紙の厚さで磁石のサイズを変更して

強力な磁力を発揮する「ネオジウム磁石」

木材に埋め込むマグネット「ネオジウム磁石」は、一般的なフェライト磁石の約10倍の磁力があり、小さいサイズの磁石でも十分な効果を発揮する。タペストリーなど厚手のものを挟むときは、大き目のサイズの磁石を埋め込んで。

DIY工房 WEBでお申し込み受け付け中！

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができるから、DIY女子の間でも話題のスペースに。そんなDIY工房では、楽しいDIYイベントを随時開催中。詳しくはホームページのDIY工房バナーをクリックして。

DIY工房 WEB申込み