オシャレで映える! 木製ディッシュラックの作り方。初心者でもかんたんDIY
私にもできる♪ 木製ディッシュラック
キッチンで映えるナチュラルアイテム『木製ディッシュラック』
雑然としがちなキッチン周りも、お気に入りのナチュラルアイテムがあれば気分が上がりそう。木製ディッシュラックは、お皿を飾ってディスプレイ収納として使えるのはもちろん、シリコンラッカースプレーで耐水仕様に仕上げるから、実用的な水切りとして日常で大活躍する。さらに、折り畳めばフラットになり、キャンプやグランピングの際に持ち運べる便利なサイズ。お皿を積み重ねておくよりも、断然おしゃれ。作業は一見難しそうだけど、サイズにカットした材料をねじで留めて、3つのパーツを用意、最後にそれらを組み合わせれば完成する。今回は木の風合いを生かした仕上がりだけど、好みの塗料でカラフルにしてもいいかも。
使ったのはコレ
●桧材 1820×12×24mm 398円
●桧材 1820×9×24mm 288円
●桧材 1820×12×12mm 220円
●シリコンラッカースプレー 420ml つや消し透明 768円
●ゴリラ 木工用強力接着剤 118ml 748円
●ステントラス小ねじ 4×30 168円
●ステンばね座金 M4 138円
●ステン袋ナット M4 138円
●竹用ドリル 4mm 948円
●竹用ドリル 11mm 1,500円
●鉄工ドリル 1.5mm(2本入) 528円
●電動ドリルドライバー、ミニビス16mm、耐水ペーパー#2000、プラスドライバー、サンダー
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・桧材 1820×24×12mm
A 370×24×12mm 2本
B 370×24×12mm 2本
C 180×24×12mm 2本
・桧材 1820×24×9mm(2本)
D 417×24×9mm 2本
E 441×24×9mm 5本
・桧材 1820×12×12mm(3本)
F 296×12×12mm 10本
G 171×12×12mm 10本
H 107×12×12mm 10本
つくりかた
【1】カットした材料に穴をあける
サイズにカットした材料A・Bに、図を参照して竹用ドリル4mmで穴をあける。Bの端から60mmの位置にあける穴は、断面図を参照して片面を竹用ドリル11mmで座掘りしてから4mmの貫通穴をあけて。その後、カンナで面取りをしておく。
【断面図】
【座掘り部分】
【2】3つのパーツをつくる
穴あけが終わったら、図を参照して、パーツ1、2、3を組み立てる。組み立ての際は、木材が接するところに木工用接着剤を付けておき、鉄工ドリル1.5mmで下穴をあけてからねじ締めをする。材料が細かいのでねじ締めは1ヶ所に1本でOK。
【3】塗装する
シリコンラッカースプレーで各パーツの全体をむらなく塗装する。塗装は2~3回ほど重ね塗りをし、1回の塗装に1時間ほど乾燥時間を置くこと。塗装は必ず換気の良いところで行って。
【4】3つのパーツを組み立てる
塗料が乾いたら、ボルト、袋ナット等で3つのパーツを組み立てる。この時、上の穴(パーツ1と2の接合)には、ボルト→木材→ワッシャー→ばね座金→袋ナットの順で、下の穴(パーツ2と3の接合)にはボルト→木材→ワッシャー→ばね座金→六角ナット→袋ナットの順で組み立てをする。
【5】木製ディッシュラックの完成
ワンポイントアドバイス!
耐水仕様&持ち運びも簡単だからアウトドアにも
折り畳みができるディッシュラックは、持ち運ぶ際にも便利です。また、接合にはステンレスのボルトを使い、木材はシリコンラッカースプレーで塗装してあるので、水気や汚れにも強い仕上がりです。日常使いはもちろん、キャンプやBBQなどアウトドアでも活躍します。
ナットの緩み対策にひと工夫
接合部に入れるばね座金
ナットの緩みが気になる場合は、ナット部分にばね座金を入れることで緩みにくくナットが落ちにくくなる。ただし、折り畳みの開閉を繰り返すことでどうしてもナットは緩んでしまうので、頻繁に開閉をする場合は定期的にねじの締りをチェックして。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
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