ドライフラワーを入れてつくる、ボタニカルウェルカムボード。初心者でもかんたんDIY
私にもできる♪ ボタニカルウェルカムボード
来客を個性的に出迎えたいなら、アクリルボードを使った、立体的なウェルカムボードづくりに挑戦してみよう。基本はふた付きの箱をつくる要領で。完成したら、中に造花やドライフラワーなどを入れて、季節感を演出して。敷き詰めるように入れるときれいに仕上がる。さらに、玄関のインテリアに合わせてミルクペイントの色を変えるなど、自分流のアレンジも楽しめる。また、中に造花を入れずに、そのままアクセサリーや時計、サングラスなどを入れるケースとしても使っても。玄関、寝室、リビングなど、家中どこに置いても絵になるし、小物がすっきりと片付く。アクリルボードのメッセージやイラストは、好みや使う目的で変えてみて。
使ったのはコレ
●アクリル 001 SS2 透明 180×320×2mm 798円
●エゾ松材 1820×12×40mm 528円
●MDFボード 600×300×5.5mm 428円
●桧材 910×9×9mm 85円
●ポリケア 840円
●アクリル専用カッター 428円
●ミルクペイント 200ml トリトンブルー 928円
●テントアート 170ml 白 818円
●ウルトラ多用途SU 25ml クリヤー 455円
●アロンアルファ プロ用速攻多用途 20g 855円
●ケース丁番 中 AC-032 ブロンズ 528円
●パッチン錠 AC-098 ブロンズ 208円
●トリマービット 段付差地面 26mm 1,050円
●電動ドリルドライバー、木工用接着剤、ベルトクランプ、ホビー筆、アクリルカッター、穴埋めパテ
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・エゾ松材1820×12×40mm
A 236×12×40mm 2枚
B 296×12×40mm 2本
・桧材910×9×9mm
C 296×40×12mm 2枚
D 193×9×9mm 2本
・エゾ松材1820×12×40mm
E 320(短辺231)×12×40mm 2枚
F 296(短辺146)×12×40mm 1枚
・MDFボード600×300×5.5mm
296×212×5.5mm 2枚
・アクリル板 180×320×2mm
つくりかた
【1】本体の枠を組み立てる
サイズにカットしたエゾ松材A・Bを組み合わせ、枠を組み立てたら、枠の内側にC・Dを図のように取り付ける。C・Dを取り付ける時は、接着剤と瞬間接着剤を併用して固定する。枠のねじ穴は、パテ埋めしておくと仕上がりがきれいになる。
【参照】vol.91 初心者でも簡単に手づくり!黒板のガーラントフォトパネルをDIY
https://womo.jp/column/detail/40887/
【2】扉の枠を組み立てる
エゾ松材E・Fの両端を45°の角度にカットする。スライド丸鋸を使うと正確にカットすることができる。材料の購入時に店頭にお願いしてもOK。接着面に木工用接着剤を付けたら、ベルトクランプで固定する。1時間ほどおいて接着剤が乾燥したら、フレームの表面の内側と外側にトリマーで面取りする。
※店舗によっては斜めカットができない場合がありますのでご了承下さい。
【ポイント】
外側は後でパーツを取り付けるため、面取りは浅くしておく。断面写真を参考にして。
【3】塗装をし本体を組み立てる
組み立てた枠、扉、背板(MDFボード)をミルクペイントで塗装をする。塗料が乾いたら、工程の1と同様に木工用接着剤と瞬間接着剤を併用して、背板を枠に取り付ける。
【4】アクリルを加工してレタリングをする
アクリルカッターを使ってアクリルをサイズにカットし、テントアートを使ってアクリルにレタリングを施す。レタリングにはホビー筆を使うと細かいところまで描くことができるのでおすすめ。
【5】アクリルと金具を取り付ける
レタリングが乾いたら、多用途接着剤を使って扉にアクリル板を取り付ける。接着できたら、丁番、パッチン錠を取り付ける。
【6】ボタニカルウェルカムボードの完成
ワンポイントアドバイス!
小物でかわいくドレスアップを
箱の中にお好みの造花やドライフラワーなどを入れて飾りましょう。造花などは敷き詰めるように入れると中身が固定されますが、グルーガンなどを使って接着すれば、少なめの造花で隙間ができても、全体にディスプレイすることができます。
装飾加工の面取りが簡単!
縁をおしゃれに整えるトリマービット
木材の縁を加工できるトリマービット。いろいろな形やサイズがあるので、好きな形のものを探してみて。使う時にはグリップをしっかりと握っておくこと。回転中のビット(刃先)は非常に危険なので、取り扱いには細心の注意を。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
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