カフェのようなキッチンに! ブレッドケースの作り方。初心者でもかんたんDIY
私にもできる♪ブレッドケース
キッチンがおうちカフェに変身!『ブレッドケース』
お気に入りのパンがあると、朝食の時間がいつもより楽しみになるもの。でも、袋に入ったままだと、ちょっと味気ないかも。そこで、衛生面にも配慮できる扉付きのブレッドケースをDIY。カフェのように、おしゃれにディスプレイしながら保存してはいかが。高さのあるものを入れる時は、中の棚を取り外せばOK。背面は開閉できるから、カウンターキッチンでキッチン側から入れた物を、ダイニングで取り出す際も使いやすい。パンやお菓子だけでなく、調味料入れにもおすすめ。本来の使い方以外でも、玄関に置いてお出かけに必要な小物の定位置しにしたり、アクセサリーケースにしたりと、自由な発想で使ってみて。
使ったのはコレ
●メルクシパイン集成材 910×300×10mm 1,480円
●メルクシパイン集成材 600×300×10mm 980円
●桧材 1820×30×12mm 458円
●MDFボード 600×300×5.5mm 428円
●サンデーPET 透明 450×600×2mm 2,380円
●ポリケア 748円
●桧棒 900×7×7mm 80円
●桧棒 900×3×5mm 52円
●桧棒 900×5×10mm 80円
●黒ヌリ丁番 32mm 278円
●スタンダードハンドル ブラック 108mm 278円
●アロンアルファ プロ用No.3 715円
●セメダイン スーパーXG 20ml 498円
●ソーガイドF 鋸セット 7,480円
●テントアート 170ml 白 818円
●BRIWAX ラスティックパイン 2,850円
●電動ドライバー、鉄工ドリル1.5mm、スポンジ、ミニビス(25mm・13mm)、竹用ドリル15mm、サンダー、クランプ、木工用接着剤、ステンシルシート
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・メルクシパイン集成材 910×300×10mm
(A)230×230×10mm 2枚
(B)380×210×10mm 1枚
・メルクシパイン集成材 600×300×10mm
(C)380×150×10mm 1枚
378×150×10mm 1枚
・桧棒 900×7×7mm
(D)140×7×7mm
・桧材 1820×30×12mm
(E)317×30×12mm 2本
(F)225×320×12mm 2本
・桧棒 900×5×5mm
380×5×5 2本
・桧棒 900x10x5mm
380×10×5 2本
・桧棒 900×5×3mm
380×5×3mm 4本
・MDFボード 600×300×5.5mm
210×204×5.5mm 2枚
・サンデーPET 600×450×2mm
340×185×2mm 1枚
つくりかた
【1】側板を斜めにカットする
サイズにカットした側板用の材料(A)を、ソーガイドFを使って図1の位置で斜めにカットする。切りたいラインにガイドを合わせて、平行になるように木材を固定、ソーガイドをスライドさせながらカットする。それぞれの材料をカットしたら、サンダーで面取りをする。
【2】ワックスで塗装し、本体を組み立てる
面取りした木材、MDFボードをBRIWAXで塗装する。ワックスを塗ったら、少し時間をおいて余分なワックスをウエス等でふき取る。ワックスが乾いたら図2のように本体の枠を組み立てる。
【3】引き戸レールと棚の桟木を取り付ける
図3の位置で、引き戸のレールを取り付ける。レールの溝となる部分に幅6mmの棒をガイドとしてあてがい、ねじは使わず、木工用接着剤と瞬間接着剤を併用して桧棒を取り付ける。レールを取り付けたら、棚板の桟木(D)を、写真のように90mm幅の板をあてがって取り付ける。
【参照】vol.91 初心者でも簡単に手づくり!黒板のガーラントパネルをDIY
https://womo.jp/column/detail/40887/
【4】ステンシルをする
サンデーPETにテントアート(白)で、裏側からステンシルを施す。乾いたら、表面にポリケアをウエスなどを使って塗布し、静電気の発生を防ぐ。
【5】扉の組み立て
扉の枠を図4のように組み立て、スーパーX(接着剤)を使って扉にサンデーPETを取り付ける。マスキングテープで固定して、接着剤が固まるまでしばらく置く。
【6】金具の取り付け
扉に取手と丁番を取り付ける。MDFボードに図5の位置に竹用ドリル15mmで穴をあけ、レールに差し込む。表側から棚を入れたら扉を乗せ、本体側の丁番を取り付ける。
【7】ブレッドケースの完成!
ワンポイントアドバイス!
使い方のバリエーション
今回作ったブレッドケースは、キッチンでパンや調味料を入れる以外にも、リビングなどでアクセサリーや小物を入れたり、雑貨を飾ってもおしゃれ。また、カウンターキッチンなどで使う時は、裏側のMDFボードの扉をアクリル板にすれば、どちらからも中身が見えて使いやすいでしょう。
ステンシルを長持ちさせるには?
ステンシルは裏側からペイントして
樹脂材にステンシルなど塗料を塗ると、少し引っ掻いただけでも簡単にはがれてしまう。そこで、今回は傷がつきにくくなるように、裏側からスポンジでステンシルを施している。ステンシルシートを貼る時は見た目が裏になるように気を付けて。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
「DIY工房」イベント開催中
そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIYアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!