軽くて丈夫なキャンピングハンガーラックの作り方。初心者でもかんたんDIY
アウトドアを楽しく便利に!『キャンピングハンガーラック』
アウトドアで調理をする時も、スマートにできたらカッコイイ。そのためにはキッチンと同じように、調理道具を取り出しやすくしておくこと。吊した状態で見せる収納ができるキャンピングハンガーラックなら、必要なアイテムや細々したものをさっと見渡すことができて、手に取りやすい。ステンレス製の材料は水に濡れてもさびにくく、屋外でも気兼ねなく使える。またステンパイプは強度があるので、重たいスキレットをかけても大丈夫。洗った食器を乾かしておく時にも便利だ。ただし、ハンガーラックの下での火の使用は厳禁。たき火やグリルからは離れた場所に設置すること。リングタイプのマーキーギアは、パイプに通してから組み立てて。
使ったのはコレ
●オールステンパイプ 1820×13mm SUS304 798円
●オールステンパイプ 910×13mm 498円
●ポリ丸 キャップ 13mm(2個入り) 148円
●ステンキャップボルト 4×30 198円
●オートセンターポンチ 中 1,300円
●マーキーギア MG-16 548円
●パイプカッターPC-32 1,280円
●Sフック マットブラック 198円
●RPC 六角軸HVドリル 4.2mm 1,100円
●クリエイティブスプレー 300ml マットブラック 750円
●ミッチャクロンマルチスプレー 420ml 1,480円
●ステップドリル、充電式インパクトドライバー、六角レンチ、杉板(作業中の固定用)、木工用ドリル15mm、卓上ボール盤
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・オールステンパイプ1820×13mm 2本
(A)830×13mm 4本
・オールステンパイプ910×13mm 1本
(B)910×13mm 1本
・ポリ丸キャップ13(2個入り) 5パック(10個)
・ステンキャップボルト4×30 6個
・杉板(作業中の固定用)700x90x13mm 2枚
つくりかた
【1】ステンパイプをカットする
パイプカッターを使ってステンパイプをカットする。パイプカッターは、ハンドルを少しづつ回しながら、食い込ませるようにカットしていく。
【参照】vol.113 軒先がオシャレに! 黒板サインボードの作り方
https://womo.jp/column/detail/41752/
【2】パイプの穴あけ
カットしたステンパイプ(A)に図の位置で墨付けをし、オートセンターポンチで穴あけの印を付ける。次に卓上ボール盤を使い4.2mmの穴をあける。2本の(A)をステンキャップボルトで固定し、図2の位置で穴をあける。(A)の穴あけができたら、図3の位置で(B)にも穴をあける。
【ポイント】
今回の穴あけには卓上ボール盤を使用したが、充電式インパクトドライバーなどを使ってもOK。その際には穴が垂直にあくように気を付けて。※パイプなどの丸い物に穴をあける時、そのままドリルをあてると滑って位置がずれてしまいます。オートセンターポンチを使って穴あけ位置に印をつけると滑りにくく、位置も正確に出すことができます。
【3】穴あけ
図4のように穴をあけた杉板に、ステンキャップボルトで固定したままの(A)の2本を開くようにセットして固定する。2本の(A)が交差した上部に(B)をのせ、外側のパイプの穴をキャップボルトでつなぐ。(A)の内側のパイプの穴から(B)を貫通するように4.2mmのドリルを通し穴をあける。(A)と(B)をステンキャップボルトで固定したら、同じ手順で反対側も加工する。
【4】塗装
穴あけができたら、杉板とステンキャップボルトを外し、パイプの両端に丸キャップを取り付ける。すべてのパイプにミッチャクロンマルチスプレーを吹き付け乾かす。ミッチャクロンが乾いたら、クリエイティブスプレー(マットブラック)で塗装する。
【5】組み立て
塗装が乾いたら、ステンキャップボルトを使い組み立て、マーキーギアやS字フックを取り付ける。
【6】キャンピングハンガーラックの完成
ワンポイントアドバイス!
さびにくい素材でアウトドアでも安心
パイプやボルトは、さびにくいステンレス製を使っているので、屋外で使って水に濡れて安心です。軽量で、ボルトを外せばコンパクトになるので持ち運びにも便利。キャンプやバーベキューなどアウトドアレジャー持ち出して、調理やたき火で使うアイテムをスマートに収納しましょう。
穴をきれいに仕上げる!
ドリルを使ってバリを取る
穴をあけたときにふちに出るバリ(ギザギザ)はステップドリルや面取りドリルを使うときれいに取ることができる。ただ、やり過ぎると穴が大きくなってしまうので注意して。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
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そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIYアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!