vol.01 ミニキッチンラックを作ろう/WOMO DIY LABO 初級編
「おうちにあったらいいな」と思うアイテムを自分で作ってみたい!そんなWOMOスタッフの声から「WOMO DIY LABO」が始動。経験もレベルもさまざまな3名が、『ジャンボエンチョー』DIYアドバイザーの教えでどんどんレベルアップしていく様子を全6回でお届け。初級編となる第1回目は「ミニキッチンラック」をDIY!
DIYにチャレンジするWOMOスタッフをご紹介
「おうちで使うインテリアや小物は、わたしだけのお気に入りを使いたい。それなら自分で作っちゃえ!」そんな“こだわりたい派”のWOMOスタッフ3名が『ジャンボエンチョー静岡店』のDIY工房に集結。
それぞれDIYレベルはさまざま。写真左から紹介。
DIYレベル★★★・子供2人のママ。夫のDIYを手伝ったことがある
DIYレベル★・工作するのは学生時代の授業ぶり
DIYレベル★★・趣味で小物のDIYをしているが、工具は未だ使い慣れない
今回DIYするのは「ミニキッチンラック」
今回WOMOスタッフがDIYするのは、お気に入りの小物を並べて“見せる収納”ができる便利な「ミニキッチンラック」。
所要時間はおよそ2時間で、複雑な工程が少ないため初心者向き。WOMOスタッフのDIY初陣にはぴったりのアイテムだ。
<完成サイズ>250mm✕24mm
アドバイスしてくれるのは…
ジャンボエンチョースタッフ 金子さん
DIYアドバイザー歴10年以上。プライベートでは、なんと趣味の釣り道具をDIY! 工具の扱いはプロ級。初心者がつまずきやすいポイントも、優しくアドバイスしてくれる。
制作の前に…道具と材料をそろえよう!
必要な道具と材料はこちら
●ひのき材 1820×9×24mm 1本348円
●ひのき材 600×9×24mm 1本118円
●メルクシパイン集成材 450×100×10mm 1枚 348円×3
●木工用ボンド速乾 118g 278円
●マットペイント(好みの色)1缶0.7L 1980円
●未晒し蜜ロウワックス 100ml 1350円
●しっかりつくクッションゴム 478円
●ビスミニ ブロンズ25mm 798円
●ビスミニ ブロンズ16mm 798円
●ドリルドライバー、ミニかんな、ペンキ用ハケ、中目サンダー(やすり)、ウエス(汚れたものを拭く布)、差し金(L字型直角定規)、えんぴつ、スポンジ等
※価格は税込表記
まずは木材コーナーで必要なひのき材とパイン材を探そう。
長さのある木材は、ジャンボエンチョーのカットサービス(有料)を使って必要な長さにカットしてもらうこともできる。
ドリルドライバーやミニかんな、中目サンダーなどの工具は、ジャンボエンチョーでレンタルOK。DIYを始めたいけど、工具がなくてハードルが高いと感じている人にはとてもうれしいサービスだ。
ペンキやスポンジなどの消耗品は、自分で用意しておこう。
材料と工具がそろったら、さっそくDIY開始!
図面(作り方や寸法、材料が書いてあるシート)を見て、すべて自分たちで作業を進めていく。
「わからないところがあったら声をかけてくださいね」と金子さん。
STEP1 脚を組み立てる
STEP1は両サイドの脚を組み立てる作業だ。
カットされた木材にビスを打つための印をつけていく。差し金をうまく使って効率よく目安線や印をつけるのが時短のコツ。
「線を入れるだけなのに、慣れないと意外と難しい…!」
「直角に線を引きたいときには、L字型の差し金がすごく便利なんだね!いろんな工具を使ってみたいな〜」
中目のサンダーで軽く面取り(角を削って滑らかに)し、25mmのミニビスで固定していく。
工具の使い方がわからない場合は、ジャンボエンチョーのDIYアドバイザーに聞いてみよう。
ビスを打つ際は、ドリルで下穴をあけたあと、木材がずれないように接合部に木工用ボンドを塗るのがポイント。
ドライバーの回転の反動で木材が動いてしまうので、慣れないうちはクランプ(締め具)を使って机に固定したり、誰かに押さえてもらうのがおすすめだ。
「力の入れ加減と角度が難しい!でもビスを打つごとに達成感があるね。1人でできるようになりたいな(笑)」
ビスをななめに打ってしまわないように、慎重に!
ドライバーに慣れないうちは、速い回転速度でビスを打ってしまうと失敗の原因に。トリガーをゆっくり握って、ビスがまっすぐ打てているか確認しながら慎重に進めるのがポイントです。
2セットできたら、「STEP1 脚を組み立てる」が完了!
STEP2 脚の塗装
STEP2では、それぞれの完成イメージにあわせて好きな色の塗料を選び、先ほど組み立てた脚に塗装をしていく。
今回は、マットな仕上がりになる水溶性のつや消し塗料を使用。缶の中の塗料は分離しやすいため、そのまま塗ると塗りムラの原因に。ヘラなどでしっかりと混ぜて濃さを均一にしよう。
塗料は少しずつ、均等に塗ろう
1か所にたくさんの塗料を置いてしまうと、液だれしたり塗りムラの原因になります。少しずつ、ハケを使って均等に塗料を塗っていくことがコツです。乾かす時にはドライヤーを使うと時短になりますよ!
「内側の狭いところが難しいね!ハケの端をうまく使って…っと」
「最初は恐るおそる塗っていたけど、意外と大胆に塗ってもハケでしっかり広げればムラにならないみたい」
3人は、苦戦しながらも楽しんで作業を進めていき、「STEP2 脚の塗装」が完了!
STEP3 棚板の塗装
STEP3では棚板の塗装をしていくが、その前に、サンダーやミニかんなを使って表面と角の面取りをしよう。この作業をすることで手触りがなめらかになり、見た目もやさしい印象に仕上がる。
かんなは途中で止まらず一気にけずり切ろう
初心者には使い慣れない「かんな」ですが、コツを掴むとすぐにうまく使えるようになりますよ。角を落とす時には、ガタガタになるのを防ぐため、途中で止まらず一気にけずり切りましょう。思い切りが大切!
次に、蜜ロウワックスをスポンジですくい取り、棚板に均等に伸ばしたあとウエスで拭き取っていく。
蜜ロウが溶けて棚板に染み込み、木材が深みのある色に。この作業をすることで、見た目の変化だけではなく、蜜ロウの効果でさらっとした手触りに仕上がるのだ。
「ちょっとした変化が楽しいね。手触りが蜜ロウを塗る前と全然違う!さらさらで気持ちいい〜」
STEP4 組み立て
STEP4は、ついに最後の作業となる組み立て!
蜜ロウワックスが乾いたら、棚板にビス穴の印をつけよう。
STEP1・STEP2で制作した脚に棚板を乗せ、裏側からミニビスで固定していく。
このときビスはななめに打つので、初心者の場合は焦らず慎重にやってみよう。
最後に4か所にキズ防止のクッションゴムを取り付けて…
「……できた!!」
ついにミニキッチンラックが完成!
何気ない会話が飛び交う楽しい作業と未知の工具との激闘…(?)の末、ミニキッチンラックが無事完成!
それぞれの完成作品と感想をご紹介。
「板に線を引くなどの簡単な作業も、次々と工程をクリアしていくごとに達成感とやりがいがあって楽しかったです。きっと1人で来ても自分の世界に浸れますし、知り合いとなら会話しながら進められるので楽しさ倍増ですね!ナチュラルな印象にしたかったので、ペンキの色はブラウンにしました。お気に入りのコップを飾る棚として使おうと思います」
「最初はビスがななめに入ってしまったりして苦戦しましたが、徐々に慣れてきて楽しみながら進められました!かわいらしい印象にしたかったので、ペンキの色は淡いブルーに。調味料を置いたり、食器を置いたり…使い方はまだ決まっていないですが、初めての自分の作品ができてうれしい気持ちでいっぱいです」
「最初は各工程に慎重になりすぎてしまいましたが、DIYは慎重さと思い切りのバランスが大切なことがわかりました(笑)。アウトドアテイストにしたかったので、色はブラックブラウンに。サボテンなどの観葉植物を置きたいなと思っています。自分の作品は、やっぱり愛おしさが段違い…!大切に使います」
第2回は「モザイクタイルのコースター」を予定。お楽しみに。
今回作ったミニキッチンラックの詳しい作り方は、以下からチェック。
今回DIYを体験した店舗はこちら
今回DIY体験をしたのは、『ジャンボエンチョー 静岡店』。
静岡店以外にもやホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」では、さまざまな手工具や電動工具を自由に使うことができ、木材のカットサービスも対応。作り方のコツや工具の使い方を教えてくれるなど、DIYアドバイザーによるサポートもあって初心者にも安心だ。
ジャンボエンチョー静岡店 DIY工房
住所/静岡市駿河区大和2-3−25
営業時間/9:30〜19:00
TEL/0120-956-863
「DIY工房」イベント開催中
「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIY初心者・経験者問わず参加OK。DIYアドバイザーが講師だから、作り方のコツが聞けたり、わからない箇所の質問も自由にできる。1人で参加しても、作っている間に気づけばDIY仲間が増えているかも。
内容はDIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べるのもポイント。まずは気になるイベントに参加してみよう!
エンチョーではDIY女子倶楽部会員も募集中!/DIY女子倶楽部
DIY女子倶楽部会員なら、会員証提示で木材の直線20カットが無料!そのほかうれしい会員特典もいっぱい。詳しくは以下のページでチェックしてみよう。
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