男子プロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」開幕戦レポート!/ 11/25(土)、26(日)の観戦チケットを抽選でプレゼント!
「ベルテックス静岡」は、静岡県静岡市をホームタウンとする男子プロバスケットボールチームだ。今回は、今シーズンB2リーグで熱い戦いを繰り広げる「ベルテックス静岡」の開幕戦をWOMO編集部がレポート!11/25(土)、26(日)に静岡市中央体育館で開催される神戸ストークス戦の観戦チケットを、抽選で各日10組20名様にプレゼント!
「ベルテックス静岡」とは?
「ベルテックス静岡」は、静岡県静岡市をホームタウンとする男子プロバスケットボールチームだ。
B3リーグからそのスタートを切り、今シーズンで創設5年目を迎える。昨シーズンは激闘の末なんと準優勝の成績を残し、B2リーグへ昇格が決定!勢いそのままに、力強い選手たちが今シーズンに挑む。
10/5(木)に開催された開幕戦の様子をレポート!
静岡市中央体育館にて行われた10/5(木)に行われた「ベルテックス静岡」の開幕戦。
会場からまもなく、多くの観客たちが集まり、期待と興奮が入り混じる独特の雰囲気が漂っていた。
この日の来場者は「ベルテックス静岡」史上最高記録!合計2027人の観客で会場はいっぱいに。
開幕戦の来場先着2000名には、クラブパートナー「R&O リハビリ病院グループ」よりB2 開幕記念Tシャツが配られ、会場全体がチームカラーのオレンジに染まった。
ファンから大人気の公式マスコット、ベルティもみんなをお出迎え。
会場の外では、静岡県内の個店が提供するグルメやビールなどのドリンクが購入でき、試合中も食べたり飲んだりしながら観戦ができるのも楽しいポイント。
また、売店ではチームや選手のグッズもたくさん並び、試合開始前からワクワクとした空気感に包まれていた。
「開幕戦は来れなかったけど、観に行ってみようかな?」という方は、少し早めに会場に足を運び、試合前の雰囲気やグルメなどもぜひ楽しんでみてほしい。
ついに試合開始…!
「ベルテックス静岡」B2リーグ最初の試合が、ついに始まろうとしている。
プロバスケットボールの試合は、1Q(クォーター)10分の試合を4回、合計40分かけて行われる。2Qと3Qの間には、ハーフタイムという休憩時間が設けられ、アリーナでの試合の際にはさまざまなパフォーマンスが行われたりするので、注目してみよう。
地鳴りのような凄まじい応援の中、ついにTIP OFF(※)!
※ゲーム開始時、審判が向かい合う2人の選手の間にボールを高くあげ、ジャンプしてタッチし、自分のチームボールにすることを「TIP OFF(ティップオフ)」と呼ぶ。ゲームの一番最初に盛り上がるポイントだ。
対戦相手は昨年もプレーオフに進出した「神戸ストークス」。
この日のスターティングメンバーは、
3 #岡田雄三
7 #トーマス・ブロープレー
9 #大友隆太郎
25 #ケニー・ローソン・ジュニア
41 #加納誠也
わずか開始2分、大友隆太郎選手の3ポイントシュートが決まった瞬間、「うお〜〜〜〜!!」とアリーナの全方向から歓喜の声が湧きあがった。
「ベルテックス静岡」にとって記念すべきB2リーグのファーストポイントだ。
両チーム堅い守りで拮抗した試合展開が続くが、1Q残り5分のところで9点差をつけられ離されてしまう。
しかし、ここから「ベルテックス静岡」の反撃が開始。
橋本尚明選手が相手のボールを奪ったのをきっかけに、「ベルテックス静岡」の選手が立て続けにシュートを決めていく。残り6秒でジョン・ハーラー選手がゴール下からのシュートでファウルをもらうと、確実に2本のフリースローを決め、同点に。ほぼ同時に1Q終了のブザーが鳴った。
1Q終了
静岡 17-17 神戸
2Qも拮抗した展開が続く。先の読めないシーソーゲームにドキドキ
開始早々、橋本尚明選手の2連続シュートに会場が沸く。さらに大塚勇人選手がボールを奪うと、ジョン・ハーラー選手が一気に攻めあげダンクシュート!
リードを奪い合う先の読めない展開に、観客もドキドキ。
残り5分、加納 誠也選手の3ポイントが決まると、会場のボルテージはMAX。
一時は離されたが、このゴールで1点差に。
2Q残り1分半、岡田雄三選手のリバウンド(※)からシュートが決まり、1点差でリード。
※リバウンド:シュートを打ったボールが外れ、リングやバックボードなどにあたって跳ね返ってきたボールを奪うこと
しかし、ここから相手の連続シュートを浴びてしまい、リードを許したまま折り返す。
2Q終了
静岡 37-42 神戸
ハーフタイムは、この日だけのパフォーマンスを楽しもう!
この日のハーフタイムを飾ったのは、静岡市駿河区東豊田地区の「東豊(とうほう)太鼓 創作太鼓チーム」のパフォーマンス。
お囃子と明るい掛け声のもと、コート中央に円を描くようにして太鼓を叩く。開幕戦にふさわしい、元気がみなぎるような息の揃った演奏に、会場からは温かい拍手が。
さらに、「ベルテックス静岡」公式チアリーディングチーム「VELUNA(ベルーナ)」による、しなやかで力強いダンスが披露された。
さらに後半戦開始直前、アリーナMCのDJケチャップさんが会場の応援を煽ると、呼応するような拍手や声援が会場を包む。
勝負が動いた3Q、息を呑むようなシーンの数々
3Q開始1分、岡田雄三選手の3ポイントが決まり、相手のミスが重なると試合の流れはこちらに。
同点に追い付いては離される、苦しい展開が続くが、ケニー・ローソン・ジュニア選手に続きトーマス・ブロープレー選手、大友隆太郎選手の連続3ポイントでついに逆転!
ここから一挙7点差をつけるが、じわじわと詰め寄られ、再度逆転を許してしまう。
流れをいかにこちらに引き寄せるかが大切な試合。
観客の声が選手の力となり、相手の選手を飲み込んでいく。
残り30秒、橋本尚明選手が中央へ切り込み、ファウルを誘う。
残り1.5秒、橋本尚明選手がテクニックを魅せ華麗にシュートを決め、65-64で逆転!
最高潮の盛り上がりで3Qを終了した。
3Q終了
静岡 65-64 神戸
3Q終了後のダンスコールタイムでは、「Y.M.C.A.」の音楽に合わせて、会場のみんなでダンス!一番目立った観客には、クラブパートナー企業の「京昌園」より、お食事券1万円分が贈られた。
勝負の4Q!最後までわからない試合の行方は…
勝負の4Q、序盤から連続得点を許してしまい不穏なムードの中、相手選手に大きなプレッシャーを与えたのは、観客のブーイング。
「えっ、ブーイングってやってもいいの…?」と思った人も多いだろう。
バスケットボールの試合におけるブーイングは、決して相手選手を非難するものではなく、応援しているチームへの加勢を意味する。
特に相手チームのフリースローの際に見られるが、それが重要な局面であればあるほど、とてつもなく大きな波となって相手選手を襲うのだ。
戦っているのは選手だけじゃなく、会場の観客やチームの関係者、すべてであることを実感できる、観戦の醍醐味でもある。
声に応えるように、岡田雄三選手が緩急をつけて切り込み、ドライブシュートを決める。
さらに、ケニー・ローソン・ジュニア選手がファウルを受けながらもシュートを決め、フリースローを獲得。
落ち着いて1本を決めると、時計は残り14.6秒、静岡 89-90 神戸と1点差に。
しかし…相手選手から勝負を決める1本を決められてしまう。
怒涛の攻めを見せるも、あと1本届かず、「ベルテックス静岡」は惜しくも初戦を勝利で飾ることは出来なかった。
選手1人ひとりの熱いプレーに胸を打たれた観客からは、大きな拍手が送られた。
1点の重みや、“流れ”の面白さだけでなく、目の前で戦う選手たちに大きな勇気をもらった試合だった。
「シュートが決まった瞬間は地鳴りのような歓喜の声が。今日の試合はわずか1点や2点のリードを取り合うドキドキの試合展開でしたが、“最後の1秒まで絶対にあきらめない”をまさに体現してくれた選手たちを、シーズン通して応援したくなりました。読者の皆さん…これは足を運ばなきゃわからない魅力がありますよ…。胸が熱くなるプレーをぜひ一度この目で!」
11/25(土)、26(日)ホームゲーム観戦チケットを抽選でプレゼント!
11/25(土)、26(日)に静岡市中央体育館で開催される神戸ストークス戦の2階自由席観戦チケットを抽選で各日10組20名様にプレゼント!
「バスケは観に行ったことがないなぁ」「ルールがわからないし、ちょっとハードルが高いかも…」というそこのあなた…!
一度試合に足を運べば、その迫力と熱気を間近に感じ、きっと楽しめるはず。
今シーズンもみんなで選手たちを応援しよう!
「ベルテックス静岡」公式LINEをお友達追加して応募しよう!下のバナーをクリック!
「ベルテックス静岡」ホームゲーム 試合情報
日時/11/25(土)、26(日)
時間/11/25(土)17:00 TIPOFF、26(日)15:00 TIPOFF
対戦相手/神戸ストークス
場所/静岡市中央体育館(静岡市葵区駿府町2-80)
今シーズンのホームゲームのスケジュールはこちら!
その人らしさやそこにある想い、空気感、手触りを大切に書いています。まちを歩いて、自分だけの“好き”を見つけることの楽しさを、文章を通して伝えられたら嬉しいです。