〜ショップカード紹介編〜静岡PARCO×WOMO「ちいさなローカルクリエイティブ展」11/17(金)〜26(日)開催
2023年11月17日(金)〜26日(日)に開催する静岡PARCOとWOMO「ちいさなローカルクリエイティブ展」は、静岡県内の「ちいさなクリエイティブ」をテーマに開催される展示イベント。第1回目は「ショップカードとZINE」。期間中の土日祝は、展示されているショップカードやZINEの配布も!企画に参加してくれた県内の店舗や個人、団体などのショップカードを一挙ご紹介!
静岡PARCO×WOMO「ちいさなローカルクリエイティブ展」って?
「ちいさなローカルクリエイティブ展」は、WOMOが「静岡PARCO」とコラボして企画した、静岡県内の「ちいさなクリエイティブ」がテーマのポップアップイベント。
シリーズ開催予定の記念すべき第1回目となる今回のサブテーマは、「ショップカードとZINE」。
店舗情報としての機能だけでなく、イラストやロゴ、紙、印刷技法などのこだわりが詰まった「ショップカード」と、個々の深い思いや「好き」が詰まった「ZINE」は、どちらも私たちの手の中に収まるくらいの小さなサイズだが、大きなワクワクを届けてくれる。
期間中、土曜・日曜・祝日の週末限定でショップカードやZINEの配布ブースを設置。自分の気になった「ちいさなクリエイティブ」を持ち帰ろう!
※ポップアップイベントでの配布は数に限りがございます
静岡PARCO×WOMO「ちいさなローカルクリエイティブ展」概要
開催日/2023年11月17日(金)〜26日(日)
開催時間/10:00〜20:00
開催場所/静岡PARCO1階 入口横(紺屋町口)
展示予定のショップカードをご紹介
イベントにて展示予定のショップカードのデザイン・質感について、注目したいポイントを、店主やデザイナーに伺った。
ショップカード部門
Knot Letterpress Printing
【活版印刷所/浜松市】ショップカードは全部で18種類あります。デザインが同じでも、紙質や色の違い、活版印刷ならではの凹みを楽しんでもらえたら嬉しいです。
「Knot Letterpress Printing」Instagram
コーヒーショップ ミハル
【コーヒー店/浜松市】インパクトとシンプルさを大切に、ミハルの外観のような緑のカラーリングでオリジナルのロゴを配置しました。表面がツヤプリ加工になっているところもポイントです。角がなく丸みのあるデザイン仕上げ、店舗に来た人には感じていただけるミハルらしさになっています。
プスプス byZING
【パブリッシングスタジオ/浜松市】「プスプス byZING」は、リソグラフ(デジタル孔版印刷機)で蛍光色や金色などを含む8色から好きな色で印刷物を制作できるパブリッシング&ワークショップスペースです。ショップカードもリソグラフを使用し、特色で印刷している点に注目してほしいです。
R食堂 IWATA CURRY
【カレー店/磐田市】R食堂自慢のカレーを全面に、元気なカレー色のカードに仕上げました。手書き風なところも気に入っています。
R食堂のRは「ROCK」のR。サブタイトル「ROCK&SPICE」は、常に「ROCK」な気持ちで「SPICE」のようにピリッと刺激のある人生を歩みたいという気持ちを込めて。
BON COFFEE
【コーヒー店/浜松市】BON COFFEEは、カード裏のイラストのように、なんと自転車で牽(ひ)けるコーヒースタンド。ロゴやイラストを担当したのはサインペインター・イラストレーターのchidoripenさん。リソグラフ印刷で、1枚ごとに手刷りしたような味わいのある仕上がりで必見です。ぜひお店にも遊びに来てください!
DAN
【インド料理店・浜松市】インド料理のスパイスが混ざりあっていくような、混沌としたイメージのデザインになっています。
TIELS BREWING
【クラフトビール醸造所・カフェ/三島市】デザインは齋藤智仁(summit)さん。紙はモノクロをベースとしたデザインに合わせて、厚みや手触りの良さも確かめつつ、白の中でも特に「自然な白」「心地よい白」の紙をセレクト。
お財布やポケットに入れやすい馴染みのある名刺サイズをベースとし、高さを少し短くして、少し小ぶりで可愛らしい印象に。ロゴとの相性もバッチリ!版面は、ロゴマークが引き立つよう文字や地図のサイズ感を試行錯誤し、アクセントとして「ティールズ・ブリューイング」を縦組にレイアウトしました。
USHIO COFFEE
【コーヒー店/沼津市】ウシオコーヒーは沼津港の目の前で週末営業する小さなコーヒー屋さんです。沼津港に来られる方や地元の方、小さなお子さんでもコーヒー屋さんだと分かる可愛らしいロゴ、ショップカードをデザイナーの齋藤智仁(summit)さんに手がけていただきました。
ロゴであるマグカップの形に切り抜き、テーマカラーのオレンジを表面に入れることで、思わず手に取りたくなるような飾っても可愛いショップカードとしていただきました。
SLEEPYY
【アパレル店/沼津市】お店のステッカーをショップカード代わりにも使っています。顔のイラストの方は、ブランドのコンセプトである"Chill & Bad Dream"を視覚的に表現しながらも、キャッチーさは忘れずに仕上げたデザインになっています。犬と猫のイラストの方は、“ワンちゃん好きもネコちゃん好きも最高だよ"という想いを表現しました。
スープカレー よつば
【カレー店/三島市】表面は小幡彩貴さんデザインのよつばちゃん(勝手に呼んでいる)をプリント。裏面はどんなお店かイメージできれば来店しやすいかなと思って、お気に入りの店内写真を大きくプリントしました。スマホケースの裏面に入るサイズに仕上げています。
Baby Blue
【ハンドメイドアクセサリー店/三島市】こだわったところは、細くて繊細なラインを綺麗に出すために滲まない様に仕様を変更をしたり、キラキラした質感を出したかったので厚めの紙を選んだところ。「my baby blue」はLOVEをコンセプトに掲げてハンドメイドの作品を制作しています。人の数だけ愛の形があるということを肯定するブランドとしてすべての人が心の赴くままに、その人なりの愛を感じてほしいなと思ってものづくりをしています。
SO GOOD books & styles
【書店/静岡市】デザインはアートディレクターの八木千枝乃さん。ロゴとイラストは藤枝市出身で現在フリーで活動する人気イラストレーター「daisketch」さん。
表に描かれたイラストは、本屋で立ち読みする少年をイメージしたオリジナルキャラクター『SO GOOD BOY』。普段はスマホばかり触っているのに、この店にくると本の世界に没頭してしまう様子が表現されています。情報がどんどんパーソナライズ化されてしまうSNSからは流れてこない『知らなかった世界』に触れながら、かっこいい大人になってもらいたい」というメッセージを込めました。
カードには、粗い手触りがある上質紙を使っているのですが、大型書店のように万人を満足させる品揃えではなく、どこかザラついた個性的な書籍を並べている当店のイメージに近いと思います。
「SO GOOD books & styles」Instagram
泉サウナ
【プライベートサウナ/静岡市】イラストは、最初はサウナから蒸しダコを連想してをタコにしようかと思っていましたが、「泉」にはタコはいないので、サウナとお店のある「泉町(泉)」を繋げるため、カニにすることにしたんです。「泉」にはカニがいますからね。
リサイクルショップ スペイシー
【リサイクルショップ/静岡市】リサイクルショップなので、カードの素材には再生紙を。どこか懐かしいウルトラマリンブルー色のイラストは、リサイクルマークとトリックアートを掛け合わせた、ちょっと不思議な雰囲気。「from space to SPACE」には、「誰かの場所からどこかの場所に」循環していくという意味を込めました。ちょっと変わった面白いものを見つけに、ぜひ遊びに来てくださいね。
リサイクルショップ ピート
【リサイクルショップ/静岡市】僕は昔の金曜ロードショーのデザインが好きで。お店のロゴやイラストは、そのデザインをオマージュして作りました。
arium
【空間プロデュース・装花/静岡市】店名の「arium(アリウム)」は、ハーバリウムやアクアリウムなど、何かとくっついて意味をなす接尾辞。誰かと一緒に何かを作り出していきたいという思いを込めました。僕たちが行なっている空間装飾と装花をイメージしたデザインになっています。カードは花束と一緒にお渡しすることが多いので、お花の色に合わせて使い分けられるよう、黒と白の2種類を用意しています。
船とハナウタ
【イベント/静岡市】「船とハナウタ」は、清水港のすぐそば「日の出親水公園」にて開催される、循環型クラフトイベントです。
鮮やかな水色をベースに、全国から多くの作家さんや、大切に作られたモノたちが清水に集まり、さらに全国に向けて、清水の魅力や地元の素晴らしい作家さんを送り出す“港町”のようなイベントになるようにと、港町に行き来する「船」を。そして、楽しい時につい口ずさんでしまう「ハナウタ」+訪れた人の心に咲く「花(ハナ)」を描いてもらいました。
chubby×eight
【古着店/静岡市】昔の古い洋服のタグをイメージして、アンティークな雰囲気が出せれば良いと思い作りました!
※展示のみ
喫茶の坩堝
【喫茶店/藤枝市】ショップカードは、いわゆる“大入り袋”がモチーフです。縁起物のデザインとして個人的に好きなもので、言ってしまえば店への“願掛け”です。
喫茶店は特別な日に予約して行くところではなく、日ごろの生活の中で思い出したときに気軽にふらっと寄れる場所。だから洗練させた何かよりは大衆的で土着的な何かが良いなぁと思って、大入り袋を採用しました。ポイントは、アピールし過ぎないツヤ無しの質感。
色違いのスタンプカードは、カードの出し入れで痛みにくくするように角を丸くしています。お財布に収まりやすくするため、クレジットカードサイズに。
呑める魚屋 魚徳
【鮮魚・惣菜店・角打ち/静岡市】注目してほしいポイントは、やっぱりこのデザイン。浮世絵師 歌川広重も描いた、当店の裏山にあたる薩埵峠からの富士山と駿河湾を望む景色を、絵描きの"HISA"氏がポップかつ自分のタッチで描いてくれました。
"HISA"氏いわく「和のデザインを保ちつつ良い意味で魚屋っぽくなくしました」とのこと。カードもそれに合わせた質感にしてあります。メチャメチャカッコいい仕上がりで気に入っております。
Lab.Paper Dripper
【コーヒー店/静岡市】以前は藤枝市で「paper dripper」という店名のカフェを営業していましたが、コーヒーの焙煎研究所のような空間にしたいと思い、現在の静岡市の店舗へ移転すると同時に、“研究所”という意味の“Lab."をつけた「Lab.paper dripper」へ変更したんです。カード右下には前の店舗名も。より気軽にこれる空間や雰囲気にしたかったので、手書き風の字体にしてやわらかな印象に。ぜひ気軽にコーヒーを飲みに遊びにきてくださいね。
PILOTIS
【デザイン事務所・雑貨店/静岡市】ザラッとした手触りの紙に、鮮やかな水色のインクを80%くらいの分量で乗せることで少しかすれたような質感に仕上がりました。ところどころ見られる版ズレが印刷の面白さを引き出してくれているんじゃないかと思います。
もいもい屋
【雑貨店/静岡市】毎回商品が入れ替わる雑貨屋なので、おもちゃ箱みたいなワクワクするカードにしたいなと思い、「PILOTIS」さんと一緒に作りました。
オリジナルのキャラクター、「も」のカタチの「もいもいマン」が歩いているデザインにしました。原画は、折り紙による切絵です。少しだけクセのある横長タイプの四角。紙は、画用紙っぽいボソボソした素材でクラフト感を。
Zelenshchik
【ビリヤニ専門店 /静岡市】ついインド人と目が合ってしまうユニークなデザインがポイントです。メッセージカードとしても使えるんですよ。コードを読み取ればすぐHPに飛べるというシンプルなデザインながらも、どこかエキゾチックな雰囲気が魅力だと思います!
LODGE
【アウトドア用品・古着店/静岡市】アメリカのカリフォルニア州にあるヨセミテのハーフドーム(花崗岩)が描かれたロゴを大胆に配置しました。正方形のロゴに対して余白が出ないように、カードも正方形に。より目立つように大きめに作りました。
インド食堂だるばる
【南インド料理店/静岡市】ロゴをデザインしてくれたのは、静岡県島田市在住のアーティスト 村木太郎さん。カード全体のデザインは、静岡市のイラストレーター umiさんが担当してくれました。インパクトのあるロゴ部分はツヤプリ加工。カードを傾けると「だるばる」の文字が背景にもうっすらと現れるんです。
夜明け前
【メキシコ料理店/静岡市】僕の同級生がデザインしてくれたロゴを大きく使ったショップカード。「夜明け前」という店名は僕の奥さんが考えたんです。夜明け前、徐々に明るくなっていく様子から、“良くなる一方"となるよう思いを込めています。
花かん
【生花店・装花/静岡市】2022年の鷹匠へ移転に伴って、ショップカードを一新しました。旧店舗と新店舗の写真をコラージュしたデザインになっています。旧店舗から「KAKAN」を知ってくれている人も、新店舗になって初めて知ってくれた人も、足を運ぶきっかけになれば嬉しいです。
アトリエショップL&F
【ギャラリー/静岡市】どこか懐かしくなる気持ちとわくわくする気持ちを表すために、紙とプリント方法をこだわりました。紙は富士わら紙という、富士山の麓で育った稲を使った紙を使っています。ロゴマークである虫かごの緑のふた部分だけぷっくりと立体的に印刷してもらいました。
キマグレヤ コーヒー
【コーヒー店/静岡市】2023年10月末に別雷(いかずち)横丁にオープン。勢いのある手書きのタッチと稲妻のマークが印象的。
萩錦酒造
【酒蔵/静岡市】萩錦酒造は家族で日本酒を製造する小さな酒蔵です。カードのイラストはアーティストの榎本浩子さんの作品。描かれているハギニシキのロゴ入りコップは昔から地元の大衆酒場などで親しまれていたコップです。
お酒も実際に飲んでみて伝わるもの。このショップカードも活版印刷でつくられているので実際に手にして感じてもらえたら嬉しいです。
静岡醸造/人宿酒店
【クラフトビール醸造・販売・タップルーム/静岡市】静岡醸造と人宿酒店で裏表デザインになっている。中央のビールと猫のイラストも可愛らしい。
HiBARI BOOKS&COFFEE/ひばりブックス
【書店・ギャラリー/静岡市】デザインは函南のBACCO(バッコ)というデザイン会社さんにお願いしています。BACCOさんは動物のイラストを多く手掛けていて、店名である“ひばり"を描いていただきました。青色のようにも緑色のようにも見える色味も、素敵な仕上がりになっています。
「HiBARI BOOKS&COFFEE/ひばりブックス」Instagram
weekend
【菓子・パン・惣菜店/静岡市】お店のコンセプトでもある、“食卓を豊かに”をイメージし、食卓を囲んでいるようなイラストになっています。イラスト自体はシンプルなので、お店のロゴの部分は少し立体感とツヤ感を持たせてお店のロゴが目立つように、デザイナーさんに工夫をしてもらいました。
Cave LITRON
【ナチュラルワイン・コーヒー店/静岡市】印象的なイラストを描いたのはアーティストの「HAHAHANO.LABO」さん。「Cave LITRON」では店主の選んだ表情豊かなワインのようにさまざまなアート作品や文学作品に触れることもできる。ワインと過ごす自分だけの豊かな時間がきっと見つかるはず。
BLUEST
【Tシャツプリント工場/静岡市】Tシャツのプリント工場らしく、布に印刷したスタッフの名刺兼ショップカード。店名の「BLUEST(ブルースト)」のは「最も青い場所」を意味しています。静岡には青空、富士山、駿河湾などたくさんの青がありますよね。そんなテーマカラーをさりげなくプリントしています。
高架下パークOMACHI
【イベントスペース/静岡市】「高架下パークOMACHI」はみんなのイベントスペース、憩いの場です。スタッフの名刺兼ショップカードは、元気なカラーをベースに、高架下の象徴的な柱を描いています。
yadokari からだにやさしそうなごはんとおやつ
【菜食料理店/静岡市】カードは友人のデザイナーに作ってもらいました。お店の開店当初、その友人が紙の端材で作ったショップカードをプレゼントしてくれたんです。それがとっても嬉しくて。開店から1年経った頃、ちゃんと私から依頼をして作ってもらいたくて、このカードの制作をお願いしました。色は、より目立つように鮮やかなピンク色にしてもらいました。
「yadokari からだにやさしそうなごはんとおやつ」Instagram
yadokari からだにやさしそうなごはんとおやつ(ポストカードver.)
【菜食料理店/静岡市】お店に来てくれた小学生のお客さんが、yadokariのごはんのイラストを描いてくれたんです。とっても素敵だったので、ものとして形にしたくて、ポストカードにしました。
「yadokari からだにやさしそうなごはんとおやつ」Instagram
STORY
【古着店/静岡市】今年10周年を迎えたセレクトショップ。アパレル展開だけにとどまらずカルチャーの発信地としても独自のスタイルを持つ人気店。
ローカルショップながら、県外のファンも多く静岡の中心で日々新たな物語を作り出している。このカードのロゴだけでなく、歴代ロゴのバリエーションはウィットにとんだものも多いのがポイント。10年分のこだわりを感じられるデザインを楽しんで。
UMEGASHIMA DRIVE-IN & SAUNA VILLA
【ドライブイン・宿泊施設/静岡市】2023年11月1日に静岡市葵区の山間部 梅ケ島にグランドオープンしたばかりのドライブイン宿泊&サウナ施設。洗練されたデザインのロゴの背景には、梅ケ島七滝のひとつ「三段の滝」の写真が。
「UMEGASHIMA DRIVE-IN & SAUNA VILLA」Instagram
Kalanchoe
【古着店/静岡市】古着のお店を開きたいと妄想していた学生の頃。勢いのままスケッチしたデニムのイラストを、そのままカードに使っているんです。お店にもぜひ遊びに来てくださいね!
MARKET
【ヘアサロン/静岡市】「MARKET」のフィロソフィーは“NEW STANDARD”。この街ではじめて手にするショップカードを目指し、紙では表現しきれない無機質な質感と表情に仕上げました。
2018年のオープン時よりシンボルロゴをかたどったデザインから一変させ、洗練されたブランドイメージを印象づける1枚になったと思います。
人宿町食堂
【家庭料理店/静岡市】「人宿町食堂」は、静岡市葵区人宿町にある“家庭的で毎日おいしく食べられる定食”をテーマにした食堂です。ロゴでもある手書きの店名や笑顔のイラストが、お店のあたたかくてホッとする雰囲気とリンクしているといいなと思っています。
ぱん屋 ハードケー
【パン店/静岡市】静岡にはハード系のパンの専門店があまりないので、ハード系のパンを身近に感じてくれている人や、パンの系統を理解している人も少なかったりします。だから、より多くの人に「ハードケー」に足を運んでもらって、ハード系のパンの魅力を知ってもらいたくて。でもそのためには、デザインの力が必要だと思ったんです。
よりお店のことをキャッチーに覚えてもらうために、“ハード系”とかけて「ハードケー」という店名に。さらにそこから連想して“ハードゲイ"風のイラストをあしらいました。
ふわり山ふわり
【かき氷専門店/移動販売】かき氷を食べながらくつろいでいる様子のイラストは、Wataru Kimuraさんによるもの。黄昏(たそがれ)というテーマをもとに描いてもらいました。最高にcoolでとっても気に入っています!
雨のち林檎
【りんご飴専門店/移動販売】りんごのような、真っ赤な色が特徴的なショップカードです。テーマは、「どこかシュールでキモ可愛い」。中央には、りんご飴を持った女の子のイラストを。思わず手にとってしまうような、自分がもらったら嬉しいショップカードを心がけて作っています。
コケボッチ
【こけし作家】「コケボッチ」という、東北の伝統こけしの木地にカラフルな色を乗せ、手編みのとんがり帽をかぶったポップなオリジナルこけしを少しでも多くの人に知ってもらうために、とにかくパッと目を引くインパクトのあるショップカードにしたいなと思い、「PILOTIS」さんと一緒に作りました。
ショップカード自体をかわいがってもらえるように、こけしっぽさ・人形っぽさを出すべく、ダイカット(型抜き)にして、デザイン自体はなるべくシンプルに、色も赤や緑といった分かりやすいものを使いました。カードの追加発注をする毎に、帽子とポンチョの色を変えています。コレは、3代目です。
chubby×eight wedding
【ウエディングプロデュース】花嫁と新郎の幸せな気持ちの明るい色の中に、気の引き締まるような、ハレの日の朝の緊張感を表したような青を入れてみました!
※展示のみ