中身が見えずスッキリ!コンパクトな卓上ダストボックスをDIY
細かいゴミが飛び散るのを防ぎ、捨てやすい卓上ダストボックスの作り方
デスク周りの清潔感をキープできる『卓上ダストボックス』
リモートワークもすっかり定着。仕事の効率アップのためには、自宅のワークスペースの快適性も重視したいもの。でも忙しくなるとデスクの上が散らかりやすく、ちょっとしたゴミを捨てる度に立ち上がるのもストレスに。デスクまわりに置けるコンパクトなゴミ箱があれば、そんな悩みも解消できる。今回DIYするのは、耐久性、耐湿性に優れたナチュラル素材のダストボックス。押すだけでゴミを捨てられる回転蓋付きで、中身が見えずスッキリ。場所を取らないから、キッチンダイニングやリビングでも活躍しそう。水回りでも安心。さらに底に滑り止めをつければ、安定度が増して使いやすくなる。
使ったのはコレ
●桧材1820×70×9mm 948円
●桧材910×40×15mm 448円
●南洋材丸棒約600×10φ 148円
●オールドウッドワックス 350ml ウォルナット 3,280円
●オールドウッドワックス 350ml ラスティックパイン 3,280円
●ストレートビット 10mm SRB-7 1,180円
●木割れ防止ビスミニ 20mm ブロンズ 928円
●木部がすべるすべーるスプレータイプ 468円
●竹用ドリル 10mm No.601 1,480円
●ドリルドライバー、トリマー、サンダー、差し金、ハタ金、木工用接着剤、クランプ、スポンジなど
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料(見本)】
・桧材1820×70×9mm
(A)122×70×9mm(短辺側板用・底板用) 9枚
(B)200×70×9mm(長辺側板用) 6枚
・桧材910×40×15mm
(C)180×40×15mm(回転蓋用) 3枚
・南洋材丸棒約600×10Ф
30×10Ф 2本
つくりかた
【1】回転蓋の溝をつくる
トリマーを使って、(B)2枚に溝をつくる(参照:図4)。トリマーを使う時は、右手でグリップをしっかりと握り、左手はトリマーの上部を押さえるようにする。刃の回転が安定したら、ゆっくりと前に進みながら溝を掘っていく。
【2】穴あけ・組み立て
(A)、(B)、(C)を各3枚ずつ、木工用ボンドを使って接着して、側板、底板、蓋の部材をつくる。(B)のビスを入れる位置に印を付け、下穴をあける。(参照:図5,6)
【3】蓋に穴をあける
竹用ドリル10mmを使い、蓋の側面中央に深さ約15mmの穴をあける。ドリルビットの先端から15mmの部分にマスキングテープを巻くと、深さの目印になる。
【4】面取り・塗装をする
各材料にサンダーをかけて面取りをしたら、オールドウッドワックスで塗装をする。一面を塗るごとにウエス等で余分なワックスを拭き上げる。
【5】本体を組み立てる
本体の各材料をミニビス20mmで組み立てる。薄い板をビス止めする時は、あらかじめ下穴に少しビスを打ち込んでから、木材を合わせてビスを打ち込むと作業がしやすい。また、箱状のものを組み立てる時は、ハタ金を使うとゆがみにくい。(参照:図7)
【参照】vol.151 ディスプレイラックをDIY
https://womo.jp/column/detail/42512/
【6】蓋に丸棒をつけ組み立てる
丸棒の先に木工用接着剤をつけ、蓋の側面にあけた穴に差し込む。ある程度手で差し込んだら、丸棒の上に端材を当て金づちで叩いて奥まで入れ込む。反対側に入れ込む時は、丸棒よりも高さのある端材を下に敷いて作業をすると、安定する。側板の溝にシリコンスプレーを吹きかけ、蓋を置く。
【7】回転する蓋付き卓上ダストボックスの完成
ワンポイントアドバイス!
回転蓋の軸は丸棒を活用
回転蓋の回転軸は、蓋側に丸棒を差し込めば、特別な金具を使わず簡単にできる。本体の溝には滑りをよくするシリコンスプレーを吹きかけておく。使っているうちに動きが悪くなってきた時には、スプレーかけなおすと再びなめらかな動きに。スプレーの吹き付けは、必ず屋外か換気のいい室内で行おう。
好みのサイズでつくりやすい木を接着し板にして使う
幅が細い木の板を何枚か貼り合わせて一枚の板をつくれば、販売されている木のサイズに左右されずに、好きな大きさの作品に仕上げやすい。貼り合わせる時は、木工用接着剤を使ってしっかり固定されるまで待つこと。大きな木材から材料を切り出すよりも無駄がなくなり、材料費の節約にもなる。
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