夏の遠州おでかけ〜静岡県 掛川市・御前崎市・菊川市 夏のおすすめスポット〜
「この夏、どこに出かけようかな?」そんな方におすすめしたい、遠州エリア 掛川市・菊川市・御前崎市の魅力的なスポットをご紹介!自然やアクティビティを思いきり楽しんだり、ひんやりスイーツを味わったり…。遠州でしかできない夏の特別な思い出を残そう。
掛川市 夏のおすすめスポット「茶の庭」
幅広い世代にお茶の魅力を届けるため、お茶の伝統と革新を表現した商品やメニューを提供するショップ&カフェ。
窓の外に広がる景色には四季折々の自然を感じられ、ゆったりと過ごすことができる。
田んぼの跡地を再利用した茶畑にはテラス席も用意。
ショップでは、さまざまな種類のオリジナル茶葉や、お茶を使ったお菓子、茶器などを販売している。パッケージデザインもかわいらしく、ギフトにもぴったりな商品ばかり。
販売している茶葉はショップ内で試飲ができるので、自分の好みのものを見つけてみよう。
カフェでは、お茶を使ったドリンクやスイーツを中心に、ランチタイムにはパスタをはじめとしたフードメニューも提供している。
「茶の庭」の夏のおすすめメニューは、毎年大人気のひんやりスイーツ「雪氷 掛川抹茶」と「雪氷 ほうじ茶」。
「雪氷 掛川抹茶」は、コクと深みを感じる特製の掛川産抹茶シロップとふわふわの氷を何層にも重ね、上品な甘さと香りが口いっぱいに広がる。中には抹茶エスプーマとわらび餅が入っており、上にはあんこのエスプーマとカリカリとした食感の小豆をトッピング。
「雪氷 ほうじ茶」は、茶葉の香ばしさが引き立つ特製のほうじ茶シロップをたっぷり使用。中には白玉とみかんが入っており、上にはみかんと練乳ホイップクリームをトッピング。
どちらもお茶そのものの味わいや、トッピングとの組み合わせ、食感のアクセントを楽しめる「茶の庭」自慢の一品だ。
「茶の庭」では、定期的にお茶の飲み比べやティーペアリングなどのワークショップも行っている。お茶の魅力をさまざまな視点から再発見してみよう。
「茶の庭」詳細情報
住所/掛川市上内田389-1
営業時間/10:00〜18:00(カフェは〜17:00、L.O.16:30)
定休日/無休、臨時休あり
電話番号/0537-28-7077
駐車場/あり(27台)
掛川市 夏のおすすめスポット「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場」
新東名掛川I.C.より車で約30分、曲がりくねった山道の先にある「炭焼の杜 明ヶ島(すみやきのもり みょうがじま)キャンプ場」は、「STUDY TO BE QUIET~穏やかなる事を学ぶ~」がテーマ。
電波が届かない大自然の中に身を置くと、忙しない日常の中で気に留めることのなかった川のせせらぎや鳥の声が聞こえてくる。五感を研ぎ澄ませながら静かに楽しむ、オトナのキャンプ場だ。
あたり半径9km以内には街灯がなく、夜はまさに真っ暗闇。自然の本来の姿を体感できる貴重な経験だ。やさしい月明かりに照らされ、満天の星空を眺めながら、心身ともにリラックス。
宿泊サイトは、森に浮かぶ「ウッドデッキサイト」、開放感のあるデッキを持つ「ステージ付き区画サイト」、空調がありお子様連れでも安心の「ステージ付きコテージ」、ペットと一緒に楽しめる「ペット可キャンプエリア」、焚き火専用プライベートサイト「THE FIRE PLACE」、古民家グランピング「THE GRANDMA」、秘密基地のような「隠れ家ウッドデッキサイト ハックルベリー」の7種類。それぞれに特徴があり、何度も訪れたくなる。
1人で訪れゆっくりと本を読んだり、焚き火を楽しんだりと、過ごし方は人によってさまざま。
電子機器での音楽再生は禁止だが、楽器の生演奏は21時までOK。星空の下で歌ったりギターを弾いたりなんて、想像しただけでも心が弾む。
あえて1つひとつのステージの高さを変え、隣と目線が合わないようにするなど、作り手の心遣いも感じられる素敵なキャンプ場だ。
「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場」詳細情報
住所/掛川市炭焼33-2
電話番号/0537-25-2507
営業期間/3月ごろ〜11月(水道管の凍結状況などにより時期変動あり)
御前崎市 夏のおすすめスポット「マリンパーク御前崎」
「マリンパーク御前崎」は、御前崎港の東側にある海浜公園。爽やかな青い空と海に囲まれた公園内には、キッズ広場やオートキャンプ場なども併設され、大人も子どもも思い切り遊ぶことができる。
毎年7月中旬から8月末、海水浴場がオープンすると同時に、さまざまなマリンアクティビティも体験可能に。
スピード感や迫力を体感したいという人におすすめなのは、バナナボート体験。水上バイクに繋がれたバナナボートに乗り、縦横無尽に水上を駆け抜ける。振り落とされないようにしっかりとつかまりながら、スリル満点の体験を楽しもう。
2024年の夏から新しく導入される「カツオなぶらボート」は、御前崎市の画家 JIROさんがデザイン。御前崎市の名産品・カツオが勢いよくはねる様子(なぶら)を描いた、ちょっとユニークなバナナボートだ。
のんびりと海を楽しみたい人におすすめなのは、スタンドアップパドル(SUP)体験。ボードの上に立ち、パドルで波をかき分けながら水上を進んでいく。周囲を防波堤に囲まれた海水浴場で、専門のスタッフと一緒に体験するので安心だ。一見難しそうに見えるけど、年齢や性別を問わず初心者でも気軽に挑戦できるのが魅力。
「マリンパーク御前崎」詳細情報
住所/御前崎市港6104-9
営業時間/常時開放
駐車場/あり(約460台)
備考/海水浴場・アクティビティは7月中旬から8月末限定、土・日曜、祝日、お盆期間限定
マリンアクティビティの詳細・「御前崎渚の交番スマイル」ホームページ
御前崎市 夏のおすすめスポット「三平寿司」
夏にぴったりのおすすめメニューがあると聞いて訪れたのは、気負わず通える雰囲気で地元の人たちからも愛される「三平寿司(さんぺいずし)」。
御前崎市でとれる新鮮な魚を使ったお寿司や、ボリュームたっぷりの定食を味わうことができ、ランチタイムには近隣の会社員などで賑わう。
さっそく注文したのは、夏季限定メニューの「ガワ素麺定食」。ぶつ切りにしたカツオの刺身や、刻んだキュウリ、玉ねぎ、ネギ、大葉、梅干しなどの数種類の薬味を混ぜた冷たい味噌汁に、そうめんを絡めて食べる。
夏バテしがちなこの時期にはうれしい、さっぱりとした一品。
「ガワ」は御前崎市の郷土料理で、漁師がカツオ漁に出た際に船の上で作ったのが始まりとされている。刺身や薬味、味噌を氷と混ぜるときに「ガワガワ」と音がすることから「ガワ」と言われるようになったのだそう。ごはんにかけて食べるのが一般的で、そうめんに絡めるのは「三平寿司」ならでは。
また、セットの「鉄火丼」のファンも多い。新鮮なマグロの刺身に、甘じょっぱさが食欲をそそる特製のつめだれをかけた「三平寿司」自慢のメニューで、単品でもよく注文されるそうだ。
カウンターをはさんだ店主との会話を楽しみながら、気軽に郷土料理を楽しめて、お腹も大満足。座敷や20名ほどの大人数が入れる宴会場もあるので、お祝いの席などでも利用したい。
「三平寿司」詳細情報
住所/御前崎市御前崎91-15
営業時間/11:30 〜13:30(L.O.13:00)、17:00〜22:30(L.O.22:00)
定休日/月曜(不定休あり)
電話番号/0548-63-3019
駐車場/あり(3台)
菊川市 夏のおすすめスポット「さくら屋」
JR菊川駅から徒歩約7分のところにある「さくら屋」は、1928年創業の老舗菓子店。どら焼きなどの昔ながらの和菓子から、フルーツをたっぷり使ったプリンなどの洋菓子まで豊富に取りそろえる。
菊川市の夏のご当地名物「くずシャリシャリ」は、国産の葛(くず)粉が使われており、凍った状態ではシャリシャリとした食感、半解凍ではゼリーのようにぷるんとした食感になり、“溶けないアイス”としても知られている。
味は苺ミルク、みかん、フルーツ、桃、抹茶、小豆の6種類。一番人気は苺ミルク。
菊川産や掛川産のいちごや、三ヶ日みかんのピューレ、静岡産の抹茶など、素材にもこだわる。
小豆は仕込みにとても手間がかかることから、1日に製造できるのは250本ほど。「さくら屋」店頭でしか販売されていないため、訪れた際はぜひ購入したい。
冷凍便での地方発送も可能だが、味はおまかせの5本パックのみの販売となるため、自分の好きな味を選びたい人はぜひお店まで足を運ぼう。
「さくら屋」詳細情報
住所/菊川市半済3127
営業時間/8:45〜19:00(日曜は〜18:00)
定休日/不定休
電話番号/0537-35-2307
駐車場/あり(5台)
菊川市 夏のおすすめスポット「ジェラテリア・コルリオーネ」
菊川I.C.から車で約5分、猫のイラスト看板が目印の「ジェラテリア・コルリオーネ」では、旬の素材をたっぷり使ったフレッシュなジェラートが味わえる。
お店を営む吉田さんご夫婦は、もともと大のジェラート好き。このお店をオープンするため、定年退職後に2人で全国のジェラート店を巡って研究を重ねたという。
店頭には、素材選びや製法にとことんこだわったジェラートが常時20種類ほど、最大40種類がずらりと並ぶ。思わずショーケースの前で「どれにしようかな…」と迷ってしまう。
一番人気の「アーモンドプラリネ」は、焦がしカラメルで包んだアーモンドが香ばしく、ミルクジェラートとの相性もバツグン。お子様にも人気の「バターキャラメル」や、オトナの味わいでワインにも合うと評判の「ゴルゴンゾーラ」も外せない。
カップで注文すると、うれしいワンスプーンのおまけ付き。ぜひ気になる味を試してみよう。
どのジェラートも驚くほど濃厚な味わいで、素材そのものの香りや深みが口いっぱいに広がる。空気をたっぷり含んだジェラートは、とてもなめらかな口当たり。一口ごとに吉田さんご夫婦のジェラート愛とこだわりが感じられる。
「ジェラテリア・コルリオーネ」詳細情報
住所/菊川市加茂6078
営業時間/11:00~18:00、土・日曜、祝日は~19:00
定休日/水曜、第2・第4木曜(祝日の場合は翌日)
電話番号/0537-29-7123
駐車場/あり(3台)